ワーママのお小遣いはいくらが妥当?
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- 夫と妻と子どもの小遣い
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。
私は、都内在住フルタイム共働き、小1息子と夫との3人家族です。
今まで自己流で家計簿をつけていましたが、マイホーム購入、子供の小学校入学を機に家計が膨らみ少し焦っていた所に、あきさんの家計簿に出会い(ネットで見つけました)参考にさせていただいています。
質問ですが、フルタイムワーママの小遣いの考え方です。
今は仕事のランチ代、飲み物等のみ小遣いとしていますが、自分にどれくらい使ってるか見える化するため、服美容院等も小遣いに入れるべきか、又、ランチも今は月の半分は弁当持参ですが、もっと弁当にして節約するべきか、悩んでいます。
しかし、ランチは健康に良さそうな定食屋等を選んだりしていて、気力がないので弁当の時はおかず2品くらいなので外で食べる方が健康的?とか思ったりしています。
あきさんの過去ブログで働く妻の小遣いを見ましたが、もう少し、フルタイムワーママの小遣いはどれくらいが適正か、考え方など教えていただければと思います。(もうちょっと使っていいのか節約するべきか悩んでいます)
※ちなみに、コロナ禍になって飲み会、同僚とランチなどはほとんどありません。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「ワーママのお小遣い」についてですね。
また、「何を小遣いとし、何を家計とするのか」など、小遣いの内訳に迷うこともあるでしょう。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「ワーママのお小遣い」について紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
さて、まずは「ワーママのお小遣いはいくらが妥当か」について考えてみましょう。
結論からお伝えすると、お小遣いは「手取り月収の1割前後」を目安にすると分かりやすいのではないでしょうか。
手取り月収が20万円なら月2万円、30万円なら月3万円といった具合です。
基本的に、この考えでお小遣いがうまくいっているのであれば、今後も「手取り月収の1割前後」を目安にお小遣いを決めていくと簡単ではないかと私は考えます。
「夫婦のお小遣い」については、基本的には上記のような考えで問題ないと私は考えるのですが、以下のような場合は小遣いの額を見直しましょう。
その場合は、夫の給料から小遣いをもらう、またはやりくりは夫の給料のみとし、妻の収入から小遣いを多めに確保するなどの対策も考えられます。
そのような別会計を持つと、知らない間に家計全体の支出が増加してしまう場合もありますので、その場合は、その分を小遣いとして上乗せした方がうまくいく場合もあります。
「手取り月収の一割前後」という考えは、「稼いでいる額の1割前後の小遣いは当然だ」ということではなく、あくまで、他の支出の状況や、貯蓄の状況などとのバランスを考えたうえで決定することを推奨するということになります。
もちろん、家計が赤字なのに、小遣いを増やすということはおすすめできませんので、小遣いを増額しても良いのは、貯蓄とのバランスがしっかりとれている場合のみとなります。
例えば、服や美容室を小遣いに入れることで、毎月いくらの小遣いが必要か分からないなどの別の問題を引き起こすこともあるので、家計簿の衣服費、美容室費として、家族で予算をいくらとした方が分かりやすいという人もいます。
反対に、家計簿に「小遣い」としてすべてつけることで、ご自分に必要な小遣いの額が分かるようになったという人もいます。
ご自分がいくら使っているかを判断したいということでしたら、いったんすべてを小遣いとして割り振る方法を3ヵ月ほど継続し、「合わない」と思えば、家族の予算として「衣服費」「美容院費」などを予算化しても良いのではないでしょうか(わが家の場合は、子どもの美容院費などは、特別費を利用して予算化しています)。
ランチについても、生活に困っていないのであれば、無理をしてお弁当にする必要もないかと思います。
少しでも貯蓄をしたいということであれば、お弁当を持参することができた日は、ランチ代1000円を使ったつもりにして貯金箱に入れるなどの工夫をしてもよいかもしれません。
いずれにしても、フルタイム勤務をされているとのことですから、まず第一は「無理のない範囲で簡単に分かりやすくできることをする」という程度の家計管理にとどめておくと、忙しくても充分に継続できる家計管理になると思いますよ。
「ワーママのお小遣い」については、基本的には「月収の1割前後」を目安とし、その他事情がある人は、増減をして対応するとよいでしょう。
良くない小遣いの使い方としては、「何を小遣いとするかがあいまい」になってしまうことですので、小遣いの範囲が定まっていない人は、「どこまでを小遣いとするか」を再度確認するとよいのではないでしょうか。
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今回のご相談内容
はじめまして。
私は、都内在住フルタイム共働き、小1息子と夫との3人家族です。
今まで自己流で家計簿をつけていましたが、マイホーム購入、子供の小学校入学を機に家計が膨らみ少し焦っていた所に、あきさんの家計簿に出会い(ネットで見つけました)参考にさせていただいています。
質問ですが、フルタイムワーママの小遣いの考え方です。
今は仕事のランチ代、飲み物等のみ小遣いとしていますが、自分にどれくらい使ってるか見える化するため、服美容院等も小遣いに入れるべきか、又、ランチも今は月の半分は弁当持参ですが、もっと弁当にして節約するべきか、悩んでいます。
しかし、ランチは健康に良さそうな定食屋等を選んだりしていて、気力がないので弁当の時はおかず2品くらいなので外で食べる方が健康的?とか思ったりしています。
あきさんの過去ブログで働く妻の小遣いを見ましたが、もう少し、フルタイムワーママの小遣いはどれくらいが適正か、考え方など教えていただければと思います。(もうちょっと使っていいのか節約するべきか悩んでいます)
※ちなみに、コロナ禍になって飲み会、同僚とランチなどはほとんどありません。
「ワーママのお小遣い」についてですね。
ワーママのお小遣い
仕事をしているワーママだと、「お小遣いはいくらが妥当なのか」と迷ってしまうこともありますよね。また、「何を小遣いとし、何を家計とするのか」など、小遣いの内訳に迷うこともあるでしょう。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「ワーママのお小遣い」について紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
ワーママのお小遣いはいくらが妥当?
さて、まずは「ワーママのお小遣いはいくらが妥当か」について考えてみましょう。
結論からお伝えすると、お小遣いは「手取り月収の1割前後」を目安にすると分かりやすいのではないでしょうか。
手取り月収が20万円なら月2万円、30万円なら月3万円といった具合です。
基本的に、この考えでお小遣いがうまくいっているのであれば、今後も「手取り月収の1割前後」を目安にお小遣いを決めていくと簡単ではないかと私は考えます。
こんな時はお小遣いの額の見直しを
「夫婦のお小遣い」については、基本的には上記のような考えで問題ないと私は考えるのですが、以下のような場合は小遣いの額を見直しましょう。
1 月収の1割前後では明らかに足りない
例えば、パートなどで手取り月収が8万円前後の場合、月収の1割前後の小遣いでは足りない場合もあるのではないでしょうか。その場合は、夫の給料から小遣いをもらう、またはやりくりは夫の給料のみとし、妻の収入から小遣いを多めに確保するなどの対策も考えられます。
2 小遣い以上の費用を使っている
小遣いとしては「手取り収入の1割前後で足りている」としても、実は美容室、衣服費、化粧品などは別に家計から出しているといったやりくりになっている人も多く見られます。そのような別会計を持つと、知らない間に家計全体の支出が増加してしまう場合もありますので、その場合は、その分を小遣いとして上乗せした方がうまくいく場合もあります。
3 家計状況が悪化している
反対に、「小遣いを手取り収入の1割前後にすると、家計が赤字になってしまう」など、問題のある家計である場合は、小遣いはもっと減らした方が良いでしょう。「手取り月収の一割前後」という考えは、「稼いでいる額の1割前後の小遣いは当然だ」ということではなく、あくまで、他の支出の状況や、貯蓄の状況などとのバランスを考えたうえで決定することを推奨するということになります。
4 小遣いが少なすぎる
一方、小遣いが少なすぎることで、生活に潤いが感じられないのであれば、小遣いの増額も検討しても良いでしょう。もちろん、家計が赤字なのに、小遣いを増やすということはおすすめできませんので、小遣いを増額しても良いのは、貯蓄とのバランスがしっかりとれている場合のみとなります。
5 質問者様の場合は
今回の質問者様の場合は、今は仕事のランチ代、飲み物等のみを小遣いとしており、服や美容室等も小遣いに入れるべきか悩んでいるということですが、家計簿をつけていないのであれば、すべてを含めて小遣いとすることをおすすめしますが、家計簿をつけているのであれば、どちらでも構わないと思います。例えば、服や美容室を小遣いに入れることで、毎月いくらの小遣いが必要か分からないなどの別の問題を引き起こすこともあるので、家計簿の衣服費、美容室費として、家族で予算をいくらとした方が分かりやすいという人もいます。
反対に、家計簿に「小遣い」としてすべてつけることで、ご自分に必要な小遣いの額が分かるようになったという人もいます。
ご自分がいくら使っているかを判断したいということでしたら、いったんすべてを小遣いとして割り振る方法を3ヵ月ほど継続し、「合わない」と思えば、家族の予算として「衣服費」「美容院費」などを予算化しても良いのではないでしょうか(わが家の場合は、子どもの美容院費などは、特別費を利用して予算化しています)。
ランチについても、生活に困っていないのであれば、無理をしてお弁当にする必要もないかと思います。
少しでも貯蓄をしたいということであれば、お弁当を持参することができた日は、ランチ代1000円を使ったつもりにして貯金箱に入れるなどの工夫をしてもよいかもしれません。
いずれにしても、フルタイム勤務をされているとのことですから、まず第一は「無理のない範囲で簡単に分かりやすくできることをする」という程度の家計管理にとどめておくと、忙しくても充分に継続できる家計管理になると思いますよ。
ワーママのお小遣い(まとめ)
「ワーママのお小遣い」については、基本的には「月収の1割前後」を目安とし、その他事情がある人は、増減をして対応するとよいでしょう。
良くない小遣いの使い方としては、「何を小遣いとするかがあいまい」になってしまうことですので、小遣いの範囲が定まっていない人は、「どこまでを小遣いとするか」を再度確認するとよいのではないでしょうか。
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コメント
コメント一覧 (2)
いつもフルタイム勤務の為、楽したいけど貯金もしないと、と節約と貯金の狭間で悩んでました。
今後もあきさんのやり方で家計簿つけていきたいと思います!
節約と貯金のはざまで悩むことってありますよね。
おそらく、長期的な見通しがある程度たつようになると変わると思いますので、ぜひ長い目でご計画を立ててみてくださいね。