2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

5人家族の家計簿公開!4人目の子ども希望は無謀?

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関するご質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
家族構成 夫35、妻33、長男5歳、次男4歳、三男2歳

収入(年間)
夫(3月から転職)、ボーナスあり、退職金なし、270万ぐらい
妻ボーナスあり、退職金あり、300万
手当42万
売電10万
合計622万

銀行支出(年間)と(1ヶ月)
住宅ローン88万1916(73493)
ネット7万2000(6000)
ガソリン14万4000(12000)
新聞20772(1731)
互助会19200(1600)
2人分携帯(機種代込み)19万2000(16000)
電気6万(5000)
ガス6万6000(5500)
水道3万(2500)
保育園(3人分)18万4320(15360)
夫保険55万1820(45985)
(内訳1ヶ月分、8710返金ある保険、2345掛捨、10000個人年金、24936子供の為に15年積立)
妻保険21万7800円(18150)
(内訳1ヶ月分、8150返金ある保険、10000個人年金)
コープ共済3万7680(3140)
積立NISA24万(20000)
ジュニアNISA42万(35000)
合計313万7508円

現金支出
食費(外食込)66万(45000+外10000)
日用品24万(2万)
夫小遣(昼食代含)48万(3万小遣+昼食1万)
妻小遣(子供との自由のお金)6万(5000)
合計144万

特別費予定※先取りして1ヶ月ずつ積立
固定資産税14万4000設定(12000)
保育園代20万4000設定(17000)
車2台(乗用+軽)+原付バイク税金6万設定(5000)
車検(2台、2年に1回)16万8000設定(7000)
車バイクの保険10万8000設定(9000)
合計60万(50000)

投資信託もしています
162万(日本株式31万、投資のソムリエ50万、つみたて8バランス31万、あおぞら50万)
現在、総資産約530万+今まで貯めた児童手当分

昨年は、収入879万4650で支出が569万9850円で一応計算上では309万4800円貯金出来ました。

ですが、例えば児童手当は収入に入れていますが支出としてジュニアNISAを含めていない等しっかりとは出来ていませんが、特別費等はちゃんと含めています。

今までは主人の給与の年収が400万代だったのですが3月からの転職で毎月の給与が大体20万だとは思うのですがはっきりとは分からずボーナスも今までよりも半分ぐらいと言われています。それに、なんと退職金がありません…。

プラス、今まではバイク通勤だったのに転職先が家から1時間程掛かるという事で軽の車も購入する羽目になっています…。軽の車は義理の母と退職金で一括で支払う予定です。

太陽光のローンも去年237万4300完済しました。(去年この支出も含めていません)

車のローンもありません。

節約大好き、貯金大好きですが、子供の教育費、老後の生活が不安です。

不安なくせに子供が可愛過ぎてもぅ1人諦めきれず妊活中です。仕事は辞めるつもりはなく正社員で頑張ります!

児童手当は全て貯金し、互助会や夫の15年積立のお金は全て教育費に回します。

この↑家計簿でも見直して見直して保険や携帯も格安に変えましたが…まだ何処か頑張る所はあるでしょうか。

☆夫の年収減るわ、車増えるわ、子供増やすわって今の家計簿では無謀でしょうか。
☆夫の退職金がないのですが個人年金以外で何か貯めなくてはいけないでしょうか
☆投資のソムリエが-66632も下がりまくりでどうしたら良いか分かりません。このままほっておくのか今のうちに解約するのか…

長くなって申し訳ありません。

どうか、あき先生の考えを私にも教えて下さーい!

よろしくお願いしますm(_ _)m

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

年間収支の確認

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具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入622万円
支出517万円
収支は年間約105万円の黒字の予定ということですね。

夫保険55万1820(45985)
(内訳1ヶ月分、8710返金ある保険、2345掛捨、10000個人年金、24936子供の為に15年積立)
妻保険21万7800円(18150)
(内訳1ヶ月分、8150返金ある保険、10000個人年金)
積立NISA24万(20000)
ジュニアNISA42万(35000)


こちらがあるので、さらに140万円ほどは別途貯蓄があるようです。

家計の確認

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続いて、質問者様の家計の状況を確認してみましょう。

月の家計

まず質問者様の月の家計について見てみましょう。

住宅ローン88万1916(73493)
ネット7万2000(6000)
ガソリン14万4000(12000)
新聞20772(1731)
互助会19200(1600)
2人分携帯(機種代込み)19万2000(16000)
電気6万(5000)
ガス6万6000(5500)
水道3万(2500)
保育園(3人分)18万4320(15360)
夫保険55万1820(45985)
(内訳1ヶ月分、8710返金ある保険、2345掛捨、10000個人年金、24936子供の為に15年積立)
妻保険21万7800円(18150)
(内訳1ヶ月分、8150返金ある保険、10000個人年金)
コープ共済3万7680(3140)
積立NISA24万(20000)
ジュニアNISA42万(35000)
合計313万7508円

現金支出
食費(外食込)66万(45000+外10000)
日用品24万(2万)
夫小遣(昼食代含)48万(3万小遣+昼食1万)
妻小遣(子供との自由のお金)6万(5000)
合計144万

質問者様の家計では、毎月の支出が約38万円となっています。

ご夫婦合わせての月収は正確には分からないのですが、ボーナスを含めて年間570万円ということですから、仮に月47.5万円とすると、毎月約10万円ほどの黒字のようです。投資などを含めればさらに黒字となります。

特別費

質問者様の家計うち、特別費にあたる支出は以下の通りです。

固定資産税14万4000設定(12000)
保育園代20万4000設定(17000)
車2台(乗用+軽)+原付バイク税金6万設定(5000)
車検(2台、2年に1回)16万8000設定(7000)
車バイクの保険10万8000設定(9000)
合計60万(50000)

月5万円ほどの特別費を毎月積み立てて対応されているようです。

家計の見直し


ご相談者様の家計へアドバイスさせていただきたい点は以下の通りです。

全体的な家計状況

質問者様の家計は、全体的によく考えられている家計です。 年間収入が減少したということで、前年よりも貯蓄は減っているかもしれませんが、それでもまだ生活が圧迫されているというほどではありません。

現状では大きな問題のある家計とは感じられませんが、以下の点について気をつけながら今後の家計を見直していかれると良いのではないでしょうか。

1.水道光熱費が少ない

電気6万(5000)
ガス6万6000(5500)
水道3万(2500)


質問者様の家計では、水道光熱費についても非常に少なくできています。

5人家族でこれだけの水道光熱費にすることは難しいことですので、日頃からよく気を配っていらっしゃることが分かります。

ただ、これからお子さんが大きくなりお風呂も一緒に入れなくなり、洋服のサイズも大人5人分になり、それぞれが自分の部屋を持つようになると、同じ水道光熱費を維持することは難しくなると思いますので、今後は増加していくというイメージを持っておいた方が良いでしょう。

2.娯楽についての支出がない

貯蓄という意味では素晴らしいのですが、気になるのが娯楽についての支出がほとんどないことです。
ご夫婦の小遣いと外食はあるようですが、その他の娯楽に関する支出が見当たりません。

旅行、衣類、美容などに関する支出などがないため、そのような支出をどのように捻出しているのか気になります。小遣いの中でまかなっているのかもしれませんが、お子さんの分の支出も見当たりません。

そのような支出が全くないということはないと思いますので、何費として計上しているのか確認してみてください。

3.お子さんの年齢に応じた家計管理を

お子さんは3人いらっしゃいますが、まだ皆さん小さいことから学費などが必要のない時期ということもあり、お子さんに関する支出も最低限にすることができています。

現状ゆとりのある家計状況ですが、油断しすぎることなくしっかり貯蓄をされている点は大変立派です。

しかし、これからお子さんが大きくなるにつれて、学費だけでなく習い事や塾などの支出が増えてくると現状の収入でもやや足りなくなる可能性もあります。加えて、保険や投資などの捻出が今と同じようにはいかなくなる可能性がありますので注意しましょう。

もう一人お子さんをお考えということですが、今後もお仕事をされつつということでしたら不可能というまでではないと思います。しかし、やはり全体的に今よりさらに支出は増えるというイメージは持っておきましょう。

4.これから数年間が一番の貯め期

一番上のお子さんが小学校に入学するようになると、周りのお子さんも習い事や塾を検討している人が増えるため、お子さんに関する支出が少しずつ増えてくるようになります。

男の子3人と考えると、今はそれほどでもない食費も、今後10年の間に2倍~3倍近くまで増加してもおかしくありません。運動部などに加入すると、さらに食費が増加する可能性もあります。

上記の通り水道光熱費もこれまでと同じにはできないと思いますし、お子さんそれぞれにスマートフォンなどを持つようになると通信費も上がってきます。

これから数年すると支出がうなぎのぼりに上昇していく家計状況ですから、質問者様の家計はこれから2,3年が一番の貯め期となります。現状では油断は見られませんが、特にこの2,3年は特に貯蓄がしやすい時期であるイメージを持っておくとよいでしょう。

5.退職金の準備

退職金がないということで、これ以上に貯蓄をした方が良いのかということですが、保険などについてはこれ以上増やすことで将来の家計が圧迫されないか今一度確認した上で検討してください。

一番の貯め期は上記の通りこれから2,3年です。上のお子さんが小学校高学年になる頃までは貯蓄は比較的しやすい時期が続くと思いますが、中学生になる頃からはさらに支出が増えていきます。
特に上のお子さんと下のお子さんが同時に大学生、下のお子さんは高校生となる時期がもっとも学費が増える時期になりますので、その頃に3人とも私立、給付金などの援助がない場合は、今より年間300万円ほど支出が増えてもおかしくありません。

今と同じ家族構成でしたらこれから数年の貯め期が終わったのちの貯め期は20年後になりますので、退職金の準備を検討するのであれば、貯め方は考えておいた方が良いでしょう。

6.投資について

当方の家計診断では、投資についての具体的なアドバイスをおこなうことはできません。一般論でお答えしますと、どのような時に手放すべきかさらに購入すべきかなどについては、基本的な投資のセオリーなどを勉強されると参考になるのではないでしょうか。どのように対応すべきか迷った時は、投資についての勉強をする時期と考えてみてはいかがでしょうか。

7.まとめ

質問者様の家計は、日頃からしっかりお金の管理をされている家計であることがよく分かります。

これだけしっかり家計を管理することができているのですから、現状では今の支出をさらに減らすということを考えるよりも、長期的な計画も立てながら家計を管理していくことを考えるとさらに安心できると思います。

お子さんの計画についても、これからの家計の計画を立てながら安心できるような計画を立てていくことができれば前向きに検討できるのではないでしょうか。

ぜひこれからも楽しんで家計を管理されて行ってくださいね。

関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。


■参考:その他のみなさんの家計簿については以下にまとめてあります。



■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。  
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