【手取り年収500万円台】子ども1人、3人家族。典型的ケチ家計からの脱却する方法は
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日頃の家計管理のちょっとした疑問や質問などはありませんか?
当ブログに寄せられた「家計に関する」ご質問にお答えします^^
**今回のご相談内容**
お世話になります。
家族の楽しみなどを、増やしてみました。
●家族構成●
夫(41)、妻(29)、子供(3)
①収入
夫給料 年435万
夫臨時ボーナス 年18万
住宅ローン還付金 年15万※
売電収入 年15万※
(※二年前に住宅を20年ローンで購入。10年間は、売電収入と還付金が貰えます。)
児童手当 年12万
妻株主配当 年15万
合計 年510万
②特別費
町内会費 1万
固定資産税 12万
自動車税 3.45万
出張、会社関連費 6万
インフルエンザ予防接種+花粉症薬 3万
ボーナス小遣い(夫) 5.2万
帰省 8万
自動車税 5万
NHK 22920
個人年金 142401
生命保険(夫) 113,984
JAF 6,000
妻保険、スマホ1年分 60,000 ※
(※私名義の口座から引き落とされるため、一年分の予算を年始に移動させてます)
旅行 100,000
自動車保険 50,000
学資保険 160,000
合計 年1,041,805 円
②銀行支出
住宅ローン 9.3万/月
水道・光熱費 1.5万/月
通信費(夫スマホ+コミュファ) 1万/月
現金支出
食費 3万/月※
(※お米は実家から貰っています)
日用品(ガソリン含む) 2万/月
小遣い(夫) 3万/月
小遣い(妻) 1万/月
娯楽費 2万/月
合計 年2,736,000円
④積立
住宅修繕、家具家電、車検、
車購入費、火災保険、高額医療用
合計 年700,000円
支出合計 年4,477,805円
お忙しいところ、申し訳ありませんが、
再度家計診断宜しくお願いします(>_<)
**********
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「家計診断」についてですね。
**********
質問者様の家計状況について、
いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
質問者様の前回の家計診断の結果はこちら↓
小さな生活でお楽しみが欠けている家計はやっぱりちょっともったいない
1.年間の貯金額は
質問者様の年間の貯金額は、
収入 510万円
支出 約448万円
なので、
貯金額63万円
加えて、
個人年金 142401
学資保険 160,000
がありますので、年間93万円は貯金ができています。
加えて
④積立
住宅修繕、家具家電、車検、
車購入費、火災保険、高額医療用
合計 年700,000円
があります。
こちらの支出を毎年しっかり使っているということならこれは貯金とはみなしませんが、
全く使わず貯金しているだけの場合は、年間で163万円を貯金に回しているということになります。
年間の手取り年収の2~3割近くが貯金という、かなり貯金重視の家計と言えます。
2.ただし、前回よりはケチじゃない(笑)
今回の再診断の内容でも、はっきりいって典型的な「ケチ」家計にはほとんど変わりがないくらいなのですが。笑
でも、前回に比べると
食費 3万/月※
日用品(ガソリン含む) 2万/月
小遣い(夫) 3万/月
小遣い(妻) 1万/月
娯楽費 2万/月
旅行 100,000
と、娯楽に使う費用が増えている・・・!!
いや、それでもはっきり言って充分ケチな範囲なんですけど(笑)、でも質問者様はきっとお金を使うことが怖いのだと思うのです。
そして、少しでも貯金しなくてはいけないという気持ちが強いとても真面目な方なのだと思うのです。
なので、そんな質問者様からしたら、ものすごーく頑張ってこの娯楽を用意したのではないかと思います。
今まで質素に生活してきたので、むしろこんなに使うなんて贅沢すぎる!もったいない!というくらいだと思います。
ですから、そういう意味では、質問者様なりに潤いが出てきているのかな?と感じました。
質問者様は、ケチケチした生活のせいで家族がギスギスしている、今を大切にできていないという感想をお持ちでしたので、そういう意味では将来の貯金のためだけでなく、今の生活のために前進しているということができます。
3.積立は適度に使いましょう
ただ、やっぱりまだまだケチなので、
④積立
住宅修繕、家具家電、車検、
車購入費、火災保険、高額医療用
合計 年700,000円
こちらの費用のうち、家具家電の費用くらいは、毎年のように使うなど、もう少し家族に還元してあげても大丈夫だと思います。
ご主人の年齢から考えると、60歳定年としてもあと約20年、最低でも年間100万円の純貯金はあるわけですから、何事もなければ少なくとも定年までに2000万円、多ければ3000万円ほど貯金ができるでしょう。
また、奥様はまだまだお若いので、お子さんが大きくなれば、奥様が多少働きに出ることも出来ると思いますし、学費などが増えたとしてもそれほど窮屈にはならないかもしれません。
ですから、このうち家具家電の積み立てくらいはケチケチしないで使っても充分安心できると思います。
4.まとめ
質問者様なりの譲歩、前進は見られましたが、やっぱり全体的にケチであることには変わりありません。
当ブログの家計診断でも時々見られる「貯金はできるけど、相当ケチな家計」の方は、お金を使うことにものすごく抵抗感が強い印象があります。
ですから、「娯楽を増やしました!」といっても、娯楽費月2万円にしただけとか、ほんとすっごく小さいんです。笑
娯楽費は浪費になりがちなので、特別費がしっかりあるなら月2万円でもいいのですが、ケチな家計の方は、特別費もほっとんどありません。
これじゃあママ友ランチもなし、外食もなし、お出かけもほとんどなし。欲しい服もなく、欲しいものもなく、旅行でも大したところにも行かず、本も買わず、勉強もせず、偉大な人に会うこともなく、一生大した経験も知識も教養もないまま、小さい世界しか知らないままの生涯になってしまうだろうなあ~と思うことがあります。
物欲がないっていうのは、「今あるものに満足すること」と考えると、「足るを知る」と言って、老子の言葉に通じるものがあります。
だけど、それって「今あるものだけに喜んでそれ以上を望むことが罪である」という意味ではないと思います。
そんなこと言って、誰も今以上を目指さなくなったら、経済は発展しませんし、全員がそれこそ「井の中の蛙大海を知らず」の一生で終わってしまいます。オリンピックなんて開催されませんよね。笑
まず、生きていることに感謝。生きているだけで満足。この時点で足るを知っています。
その上で、自分がしたいことをデザインしていく。
その時に、ああもっとこれが欲しいのにできなかった・・という念を残してばかりだと「足るを知る」から離れてしまいますが、充分に足りている、でもこれができたらもっといいな、やってみてその結果手に入らなくても、全然念が残らないという場合は、それもまた「足るを知る」生き方だと私は思います。
オリンピック選手が金メダルを取るために、それこそ命がけで苦しい練習に取り組む姿を見て、「身の程知らずな。足るを知らないな」なんて誰も思わないと思うのです。
その結果、金メダルでなくても、よく頑張った!その頑張りが素晴らしい!と思うと思うのです。
「足るを知る」=「今以上を望んではいけない」ということではないと私は思うということですね。
質問者様に1つ言葉を贈るとしたら、アフルレッドアドラー(嫌われる勇気の心理学者)の言葉。
「人間は自分の人生を描く画家である」
自分の人生の生き方は、自分で決める。
ケチケチして、小さく生きるも人生。
最低限の備えはしても、自分が一生のうちにできる経験や教養などの勉強のためにお金を使うというのも人生。
私自身は、まだまだ経験不足なので、一生を通じて経験したことのないことがたくさんある世界を自分のできる範囲で1つでも多く見たいな~と思っています。
でも、どの道を選ぶかは自分次第。
私は本人がその道を選んだことが幸せなら、ケチでもケチでなくても冒険してもしなくてもどっちでもいいと思っています。
まだお子さんが小さいので、大きくなるとまた家計状況が変わることもあるかと思いますし、
質問者様が選んだ結果がこのお金の使い方で十分満足、ということなら、私はそれ以上言うことはないので充分に頑張っている結果だと思います~^^
※当ブログの家計診断は、「簡易家計診断」です。パッと見た範囲、細かな詳細については調査しない方法での診断となります。詳細な家計診断をご希望の方は、プロの方の有料家計診断をご利用いただくことをオススメいたします。
お役に立ちましたか?
またいつでもご利用くださいませ^^☆彡
あき
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このように、ブログ内のメールフォームなどからいただいたご質問に
ブログでお答えいたします。
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いつでもお待ちしています!
※お金のプロとして責任もって回答するということはできません。
あくまでも、私 だったらどう考えるか、という視点でお答えさせていただいております^^
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