クレジットカード生活をやめたい。使いすぎない方法は?
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関するご質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
クレジットカードの支払いで毎月給料が入っても、生活がキツくまた、カードを使ってさらに支払いするのにお金が足りず、分割払いにしてしまい、次の月もクレジットカードの引き落としが過ぎるまでヒヤヒヤ、また、生活するのがとてもきついです。
現金派になり、少しでも手元にお金があり、貯金できるようになりたいですが、なかなか出来ない状況です。
両親に今まで頼っていたのですが、これでは行けない。でも、相談するところがわからないところ、あきさんの投稿を見つけご相談させて頂きました。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「クレジットカード生活をやめたい」ことについてですね。
クレジットカードの使い過ぎにより、毎月給料が入るとクレジットカードの支払いでお金がなくなってしまい、さらにクレジットカードを使わなければ生活できないという悪循環になってしまうことがあります。
今回は、このような状況に陥ってしまった時、どのように改善していけばよいのかを一緒に考えてみましょう。
クレジットカード生活をやめるには、端的に言えば「クレジットカードの利用額を収入以上にしない習慣をつける」ことが大切です。
「クレジットカードを使うことが悪い」のではなく、「収入以上にクレジットカードを利用している」ことが悪いのです。
正しく利用すればクレジットカードは大変便利なものですから、誤った利用を正常な範囲に戻していくということが大切です。
そのためには、以下のような方法で具体的な対策を考えましょう。
まずは2,3ヵ月でもかまいません。この間は、ボーナスなど大きな収入があったとしても、大きな買い物はせず、支払いにあて、今ある支払いを少しでも終える努力をしてみましょう。
できれば繰り上げて返済をするぐらいの方が望ましいでしょう。今ある大きな支払いが終われば、月々の支払額がぐっと少なくなるはずです。
いったん支払いが少なくなってから、次は収入の範囲内で生活できるようにしっかり計画を立てましょう。
クレジットカード生活をやめ、現金主義にするというのも、現実的に可能なら行っていただいて構わないと思いますが、不可能であるならば、まずは数カ月でも構いませんので、家計簿をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。
難しい家計簿をつける必要はありません。無料の家計簿アプリでも構いませんし、ごく簡単な家計簿でも構いません。
繰り返しになりますが、収入の範囲内で適切に利用する分には、クレジットカードは大変便利なものですから、収入以上の支払いにならないよう家計簿をつけながらしっかり管理していくと、「今月はいくらまでなら使っても良い」などが分かるようになるはずです。
もし、数カ月家計簿をつけても「いくらまで使っても良いかが分からない」という場合は、家計簿のつけ方が間違っているのです。もう一度家計簿のつけ方についておさらいするとよいでしょう。
上記の2点をまずは意識し、それが軌道に乗ってくると少しずつ家計は改善されると考えられます。
困ったときはご両親を頼られているということですが、いつまでもご両親を頼るわけにはいきません。
大人として自立した生活をするには、いずれは家計の見直しなどにも着手する必要があります。
これまでと同じような生活を続けていてはなかなか改善は進みませんから、まずは「本気で改善したい」という強い意志が必要です。
楽な方に流されてしまうと、ますます家計は悪化しますから、このような意思と覚悟がはっきりと芽生えた時が、家計を立て直す良いチャンスになります。
「本気」になることができれば、きっと良い方向に向かうことができると思いますので、ぜひ強い意志を持って家計の改善に取り組まれてくださいね。
■参考:クレジットカードの使いすぎを防止する方法は、以下にまとめてあります。
■無料で家計管理アドバイザーに相談できます。
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今回のご相談内容
クレジットカードの支払いで毎月給料が入っても、生活がキツくまた、カードを使ってさらに支払いするのにお金が足りず、分割払いにしてしまい、次の月もクレジットカードの引き落としが過ぎるまでヒヤヒヤ、また、生活するのがとてもきついです。
現金派になり、少しでも手元にお金があり、貯金できるようになりたいですが、なかなか出来ない状況です。
両親に今まで頼っていたのですが、これでは行けない。でも、相談するところがわからないところ、あきさんの投稿を見つけご相談させて頂きました。
「クレジットカード生活をやめたい」ことについてですね。
クレジットカード生活をやめたい
クレジットカードは便利な反面、目に見えて現金が減っていかないため、つい「使いすぎ」を引き起こしてしまうことがあります。クレジットカードの使い過ぎにより、毎月給料が入るとクレジットカードの支払いでお金がなくなってしまい、さらにクレジットカードを使わなければ生活できないという悪循環になってしまうことがあります。
今回は、このような状況に陥ってしまった時、どのように改善していけばよいのかを一緒に考えてみましょう。
クレジットカード生活をやめる方法
クレジットカード生活をやめるには、端的に言えば「クレジットカードの利用額を収入以上にしない習慣をつける」ことが大切です。
「クレジットカードを使うことが悪い」のではなく、「収入以上にクレジットカードを利用している」ことが悪いのです。
正しく利用すればクレジットカードは大変便利なものですから、誤った利用を正常な範囲に戻していくということが大切です。
そのためには、以下のような方法で具体的な対策を考えましょう。
今ある大きな支払いが終わるまでは大きな買い物は控える
例えば、家具や家電など値の張る買い物をリボ払いなどでしてしまい、その支払いがあるために生活が苦しいという場合は、今ある支払いを払い終えるまでは、次の買い物をぐっと我慢するということが大切です。まずは2,3ヵ月でもかまいません。この間は、ボーナスなど大きな収入があったとしても、大きな買い物はせず、支払いにあて、今ある支払いを少しでも終える努力をしてみましょう。
できれば繰り上げて返済をするぐらいの方が望ましいでしょう。今ある大きな支払いが終われば、月々の支払額がぐっと少なくなるはずです。
いったん支払いが少なくなってから、次は収入の範囲内で生活できるようにしっかり計画を立てましょう。
家計簿をつける
クレジットカードは、収入の範囲内で適切に利用すれば大変便利なものです。クレジットカード生活をやめ、現金主義にするというのも、現実的に可能なら行っていただいて構わないと思いますが、不可能であるならば、まずは数カ月でも構いませんので、家計簿をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。
難しい家計簿をつける必要はありません。無料の家計簿アプリでも構いませんし、ごく簡単な家計簿でも構いません。
繰り返しになりますが、収入の範囲内で適切に利用する分には、クレジットカードは大変便利なものですから、収入以上の支払いにならないよう家計簿をつけながらしっかり管理していくと、「今月はいくらまでなら使っても良い」などが分かるようになるはずです。
もし、数カ月家計簿をつけても「いくらまで使っても良いかが分からない」という場合は、家計簿のつけ方が間違っているのです。もう一度家計簿のつけ方についておさらいするとよいでしょう。
家計の見直しをしよう
上記の2点をまずは意識し、それが軌道に乗ってくると少しずつ家計は改善されると考えられます。
困ったときはご両親を頼られているということですが、いつまでもご両親を頼るわけにはいきません。
大人として自立した生活をするには、いずれは家計の見直しなどにも着手する必要があります。
これまでと同じような生活を続けていてはなかなか改善は進みませんから、まずは「本気で改善したい」という強い意志が必要です。
楽な方に流されてしまうと、ますます家計は悪化しますから、このような意思と覚悟がはっきりと芽生えた時が、家計を立て直す良いチャンスになります。
「本気」になることができれば、きっと良い方向に向かうことができると思いますので、ぜひ強い意志を持って家計の改善に取り組まれてくださいね。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。■参考:クレジットカードの使いすぎを防止する方法は、以下にまとめてあります。
■無料で家計管理アドバイザーに相談できます。
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