子供4人、食費は10万円以上かかります。どうしたら余裕が持てますか。
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関するご質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
初めまして 突然のメールすみません。
家計を見直しはじめて、3か月になります。
食費にかなり、お金がかかり、積立金(車検代)などから出して使ってしまいます。
なので、積み立て金も結局、0の状態でもちろん、貯金も0です。
家族は夫、私、子供中3、中1、小3、4歳です。
夫から毎月12万頂いてプラス私のパート代9万で、支払いが習い事、保険、学校関係、携帯、で一応積立金も入れて16万毎月決まったお金です。
それから、雑費、食費などで全然残りません。 食費が10万越え当たり前です。。 どうしたら、余裕持ってくらせますか。。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「子供4人、食費10万円以上で、生活に余裕が持てない」ことについてですね。
6人家族で月の収入は21万円、そこから、習い事、保険、学校関係、携帯、積立金、雑費、食費を負担されており、生活に余裕がないということですね。
このような場合、どのように家計を見直したらよいのか、一緒に考えてみましょう。
このような時は、まずは、内訳をもう少し詳しく考えてみましょう。
習い事、保険、学校関係、携帯、積立金で16万円ということですが、食費、雑費を除いた、それぞれの内訳をざっとでかまいませんので、確認してみましょう。
習い事 3万円
保険 1万円
学校関係 1万円
携帯 1万円
積立金 3万円
合計 9万円
のような形で書き出しましょう。ここまでで16万円かかっているということですから、実際にはさらに7万円ほど支出があるということになります。
食費、雑費で10万円以上かかるということですから、ゆとりをもって生活するのであれば、こちらの必ずかかる16万円を少しスリムにすることを検討してみてはいかがでしょうか。
おそらく、習い事、保険、携帯電話のいずれかが収入に対して高すぎるのではないかと推測されます。
お子さんの年齢から考えると、上の2人のお子さんの塾の費用などを捻出したい頃ですが、生活が苦しいのであれば、通信教育など、より安価なものに変更するなどの対策を取るよりやむを得ない場合もあります。
お子さんの教育費などはかけてあげたいものではありますが、食費の捻出もできない状況になってしまうのは本末転倒です。
私だったら、まず収入21万円から食費12万円ほどをひく、残り9万円のうち、雑費と積立金で4万円を引く、残った5万円で習い事、保険、携帯電話を支払うといった順序で家計を計画すると思います。5万円のなかで捻出できない習い事、保険、携帯電話は身の丈に合わないと判断し、身の丈に合った内容に変更するなどの対策を考えます。
食べ盛りのお子さんが4人もいらっしゃるのですから、食費が10万円以上もかかると気に病むよりは、まずお子さんの健康のために食費を確保するといった考えに変更するというのも一つの方法かと存じます。
お子さんの人数、年齢から考えると、習い事や塾の費用はこれからますます増える一方でしょう。
上のお子さん2人が大学を卒業するこれから約10年はもっとも教育費が増える時期です。また懸念されている食費も今後10年は増加すると見込まれます。
現状でこれ以上支出が増えた場合に対応できないのであれば、保険、携帯電話、車検などはご主人に負担していただくなど、負担する割合を減らすことができないかご主人と相談してみてはいかがでしょうか。
または、ご主人の収入がしっかりあるならば、家計に回してもらう金額を増やす、または貯蓄はご主人にしていただくという方法もあります。
今後、支出が減っていくことが見込まれる家計であれば、今の収入の中でやりくりをうまくする方法を考えていくということも検討できますが、質問者様の場合は、今後ますます支出が増えると考えられる家計状況ですので、ご主人の収入や、児童手当なども含め、全体的な家計の見直しをおすすめいたします。
できれば家計の見直しは今後早い時期に行った方がよいでしょう。
上のお子さんが高校生になる頃にはさらに厳しくなりますし、大学生になるまで放っておくと、家計の見直しが後手に回り、手遅れになってしまう可能性もございます。
また、高校、大学と学費が増える時期に、学費はどちらが負担するのか、お子さんが高校生になるとお小遣いなども今より欲しがるようになりますから、その場合はどちらが負担するのかなど、今のうちから検討しておいた方が良いと思われる事項が様々ございます。
その時期を迎えるまでに家計の見直しを進めることができればよいのですが、ご主人からの収入の増額が見込めない、支出を減らすこともできないということであれば、最終的には収入を増やすことも視野に入れる必要が出てきます。
現在パートでお仕事をされているということですが、扶養を外れて働くなどの方法も考えられます。
繰り返しになりますが、おそらく家計の見直しをするのであれば、教育費が最大になる前の今が最後のチャンスという時期にあたるかと思われます。ぜひ、最後のチャンスをしっかりと生かして、早期に家計を見直すことを検討されてみてください。
今と同じ生活を続けると、数年後に今よりさらに家計状況は苦しくなると見込まれますので、今後の家計について今一度しっかり考える機会としていただければ幸いです。
■参考:6人家族の家計については以下の記事でまとめています。
■無料で家計管理アドバイザーに相談できます。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
初めまして 突然のメールすみません。
家計を見直しはじめて、3か月になります。
食費にかなり、お金がかかり、積立金(車検代)などから出して使ってしまいます。
なので、積み立て金も結局、0の状態でもちろん、貯金も0です。
家族は夫、私、子供中3、中1、小3、4歳です。
夫から毎月12万頂いてプラス私のパート代9万で、支払いが習い事、保険、学校関係、携帯、で一応積立金も入れて16万毎月決まったお金です。
それから、雑費、食費などで全然残りません。 食費が10万越え当たり前です。。 どうしたら、余裕持ってくらせますか。。
「子供4人、食費10万円以上で、生活に余裕が持てない」ことについてですね。
子供4人、食費10万円以上で余裕をもって生活するには?
質問者様は、お子さん4人の6人家族でいらっしゃると推測されます。6人家族で月の収入は21万円、そこから、習い事、保険、学校関係、携帯、積立金、雑費、食費を負担されており、生活に余裕がないということですね。
このような場合、どのように家計を見直したらよいのか、一緒に考えてみましょう。
1 支出の内訳を考える
質問者様の場合、まず月に必要なお金が16万円、それに加え、食費と雑費を捻出すると、生活費が足りないということですね。このような時は、まずは、内訳をもう少し詳しく考えてみましょう。
習い事、保険、学校関係、携帯、積立金で16万円ということですが、食費、雑費を除いた、それぞれの内訳をざっとでかまいませんので、確認してみましょう。
習い事 3万円
保険 1万円
学校関係 1万円
携帯 1万円
積立金 3万円
合計 9万円
のような形で書き出しましょう。ここまでで16万円かかっているということですから、実際にはさらに7万円ほど支出があるということになります。
食費、雑費で10万円以上かかるということですから、ゆとりをもって生活するのであれば、こちらの必ずかかる16万円を少しスリムにすることを検討してみてはいかがでしょうか。
おそらく、習い事、保険、携帯電話のいずれかが収入に対して高すぎるのではないかと推測されます。
お子さんの年齢から考えると、上の2人のお子さんの塾の費用などを捻出したい頃ですが、生活が苦しいのであれば、通信教育など、より安価なものに変更するなどの対策を取るよりやむを得ない場合もあります。
お子さんの教育費などはかけてあげたいものではありますが、食費の捻出もできない状況になってしまうのは本末転倒です。
私だったら、まず収入21万円から食費12万円ほどをひく、残り9万円のうち、雑費と積立金で4万円を引く、残った5万円で習い事、保険、携帯電話を支払うといった順序で家計を計画すると思います。5万円のなかで捻出できない習い事、保険、携帯電話は身の丈に合わないと判断し、身の丈に合った内容に変更するなどの対策を考えます。
食べ盛りのお子さんが4人もいらっしゃるのですから、食費が10万円以上もかかると気に病むよりは、まずお子さんの健康のために食費を確保するといった考えに変更するというのも一つの方法かと存じます。
2 負担する割合を減らす
ご主人からの収入は12万円ということですが、ご主人の月の手取り収入はいくらなのでしょうか。お子さんの人数、年齢から考えると、習い事や塾の費用はこれからますます増える一方でしょう。
上のお子さん2人が大学を卒業するこれから約10年はもっとも教育費が増える時期です。また懸念されている食費も今後10年は増加すると見込まれます。
現状でこれ以上支出が増えた場合に対応できないのであれば、保険、携帯電話、車検などはご主人に負担していただくなど、負担する割合を減らすことができないかご主人と相談してみてはいかがでしょうか。
または、ご主人の収入がしっかりあるならば、家計に回してもらう金額を増やす、または貯蓄はご主人にしていただくという方法もあります。
今後、支出が減っていくことが見込まれる家計であれば、今の収入の中でやりくりをうまくする方法を考えていくということも検討できますが、質問者様の場合は、今後ますます支出が増えると考えられる家計状況ですので、ご主人の収入や、児童手当なども含め、全体的な家計の見直しをおすすめいたします。
できれば家計の見直しは今後早い時期に行った方がよいでしょう。
上のお子さんが高校生になる頃にはさらに厳しくなりますし、大学生になるまで放っておくと、家計の見直しが後手に回り、手遅れになってしまう可能性もございます。
また、高校、大学と学費が増える時期に、学費はどちらが負担するのか、お子さんが高校生になるとお小遣いなども今より欲しがるようになりますから、その場合はどちらが負担するのかなど、今のうちから検討しておいた方が良いと思われる事項が様々ございます。
3 収入を増やすことを検討する
いずれにしても、今の時点で生活が厳しいのであれば、大きく支出を減らさない限り、今と同じ収入では数年後にはやりくりだけではどうにもならない時期がやってくると見込まれます。その時期を迎えるまでに家計の見直しを進めることができればよいのですが、ご主人からの収入の増額が見込めない、支出を減らすこともできないということであれば、最終的には収入を増やすことも視野に入れる必要が出てきます。
現在パートでお仕事をされているということですが、扶養を外れて働くなどの方法も考えられます。
繰り返しになりますが、おそらく家計の見直しをするのであれば、教育費が最大になる前の今が最後のチャンスという時期にあたるかと思われます。ぜひ、最後のチャンスをしっかりと生かして、早期に家計を見直すことを検討されてみてください。
まとめ
お子さんの年齢を考慮すると、これから数年間が、家計を大きく見直す最後のチャンスとなります。それ以降の見直しももちろん可能ですが、学費など減らせない支出によって、大きな見直しの効果が得られにくい、数年間は我慢が必要な時期になる可能性もございます。今と同じ生活を続けると、数年後に今よりさらに家計状況は苦しくなると見込まれますので、今後の家計について今一度しっかり考える機会としていただければ幸いです。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。■参考:6人家族の家計については以下の記事でまとめています。
■無料で家計管理アドバイザーに相談できます。
コメント
コメント一覧 (2)
息子が私立に行きたいと言い出したの本当に見直すのは今しかないと実感します。
また、何か困ったら相談にのらせてください。