2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

バツイチ40代独身女性。老後の資金計画はどうしたらよいですか。

日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

私は去年離婚しました。非常勤で働いてます。

今まで感じてなかったお金の大事さをつくづく感じるようになりました。

今は47歳今後の老後資金をどのように貯めていけば良いのか教えて頂きたいです。

アドバイスの程よろしくお願いします。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「バツイチ、独身女性の老後の資金計画」についてですね。

バツイチ、独身女性の老後の資金



バツイチ、独身、40代。これから老後に向けてどのように資金計画を立てればよいのかと迷うこともありますよね。

・貯金はいくら準備すればいい?
・生活費はいくらかかるの?
・その他気をつけなくてはいけないことは?

様々な不安があると思いますが、今回は、このような「バツイチ独身女性の老後の資金計画の立て方」についてまとめて紹介しますので、参考になさってみてください。

バツイチ、独身女性の老後の資金の準備の仕方


「バツイチ独身女性の老後の資金計画の立て方」としては、以下のような点が挙げられます。

1.年金の分割請求をする




離婚が成立してから2年以内であれば、婚姻期間中の厚生年金記録(標準報酬月額・標準賞与額)を当事者間で分割することができる「合意分割制度」を利用して年金の分割を請求できます。

請求が認められれば、老後に支給される年金の上乗せすることができます。

ただし、離婚成立から2年以内でなければ請求できませんので、昨年離婚が成立したのであれば早めに請求しておいた方が良いでしょう。

参考:日本年金機構

2.老後に必要な資金を計画する




老後に必要な資金というのは人それぞれ違うものです。

持家の場合と賃貸の場合、老人ホームへの入居を希望する場合としない場合、同居する家族の有無、所有する資産の価額など様々な条件で必要な老後の資金は変わってきます。

ですから、一概にいくらあればよいということは言えませんが、一般的な条件での試算は簡単にできます。

例えば、総務省統計局による「家計調査 職業別1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)」によれば、勤労者以外の世帯うち60歳~をみると、1ヵ月の実収入の平均は124710円です。

平均どおりの収入であれば60歳からは1ヵ月の収入は約12万円であると想定できます。

なお、こちらの平均は性別別ではありませんので、婚姻期間中非正規社員であった時期が長かった場合などはさらに収入が少なくなることが想定されます。

ちなみに、同統計調査の黒字額は1ヵ月-27090円となっていますので、平均的に60歳以上の非勤労世帯では年間32万5千円の赤字が生じていることになります。

60歳から平均寿命である約85歳までの25年を老後と考えると、32万5千円×25年で812万7千円の老後資金が平均的に必要であると試算することができます。

平均寿命は女性の方が長いので、老後を仮に35年と考えると32万5千円×35年で1137万5千円が必要であると試算できます。

その他、医療費など想定外の支出がかかると推測し、ゆとりをもって老後資金を準備するならそれ以上の資金があった方がより安心と言えます。

さらに、今回の統計調査では84.3%が持家となっているため、住居費がほとんどかかっていない場合の赤字額となります。

賃貸や老人ホームを検討するなら別途住居費のための資金が必要になると言えます。

参考:総務省

3.貯められる金額と貯めたい金額の差を考える




老後に必要な資金の計画方法は簡単ですが、「貯めた方がいい金額と貯められる金額は別である」というのが私の持論です。

いくら貯めた方がいい金額が試算できたところで、実際に貯められないのであれば意味がありません。

無理な計画を立てても意味がありませんので、実際にいくらなら準備できるのか、老後に赤字にならないようにするにはどのように支出を整えておけばいいのかなど、最終的には総合的なライフプランを立てながら調整します。

バツイチ、独身女性の老後の資金(まとめ)



老後を一人で迎えることによるお金の不安は人それぞれあると思いますが、大切なことは具体的な計画を立てておくことです。

質問者様はまだ40代後半ですから、実際に老後を迎えるまでには10年以上の猶予があります。

10年の間にできることをひとつずつ検討して実践していくことで、不安の少ない老後を迎えることができると思いますので、ぜひ検討してみてくださいね。

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