2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

夫に家計の話を切り出したい。どのように声をかけるべき?

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

家計管理の勉強を始めて、こちらのブログにたどり着き、かじりつくように拝読しております。
家計簿、今すぐ始めてみます!

ご相談したいのは、夫との家計の話し合いについてです。
夫(50代)、私(40代)、子ども(3歳)の3人暮らしです。

夫が半年前から正社員になり、毎月定額の給料をもらえるようになり、私は生活費7万円をもらえるようになりました。

この7万円で食費、日用品、外食費、子どもの被服代、私のガソリン代、美容院代をまかなっていて、毎月ギリギリ(時々オーバー)です。

私はパートに出ていて、変動はしますが毎月6万円程もらっていて、電気代、家賃、私のスマホ代、独身時代からの個人年金保険の支払い、特別費の積立にあてています。

夫の手取りは20万円だそうです。 残りの13万円は何に使っているか不明です。
税金、車のローン、保険、義理実家の電気代など毎月の固定費で10万円近く飛んでいき、ほとんど手元に残っていないと思います。 よって、貯金もできていないようです。

子どもが大学に行く頃には夫も私も定年を過ぎています。
このままなぁなぁでは本気でまずいと思い、何とか家計を改善して貯金をしたいです。
夫の稼いだお金だから...という遠慮があり、今まで夫とお金の話をするのを避けてきてしまいました。 ここが私の一番の問題だと感じています。

夫は計画性のないタイプで、缶コーヒー、タバコ、ビールなどで浪費しがちです。
税金や公共料金の支払いが滞ることが多く、督促がよく来ています。
夫の高いスマホ代(正規キャリアで13000円)、生命保険に入っているのに、知人に勧められたから何となく入った生命保険(8000円) このあたりをカットしたら固定費が浮きそうです。
が、そこまで口出ししていいのでしょうか...?

いや、本気でコストカットしないと我が家の家計はやばいのですが。。

夫にも危機感を持ってほしいです。 夫との話し合いの際に危機感を持ってもらう方法、切り出し方をアドバイスいただけたらうれしいです。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「夫との家計の話し合い」についてですね。

1)将来について話してみる

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これまでお金の話を避けてきたご夫婦ですと、いきなり具体的に踏み込んだ話はしにくいものですよね。

そのような時は、まずは、これからの将来について、自分の考えを話してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

お子さんがいらっしゃるのであれば、お子さんの話から始めてみてもよいのではないでしょうか。

例えば、来年から幼稚園になるね、これから大きくなったら習い事や塾なども考えた方がいいのかな、など、お子さんの将来と交えてこれからお金が必要になることについて相談してみるなどの方法が考えられます。

そのために、少しは今から貯金をしておかないと不安といったところから話を広げていくということも考えられます。いきなりお金の使い方を改めてほしいと相手に切り出すよりは、まずは自分の不安を伝えてみるというところからスタートする方が話にくさのハードルが下がるかもしれません。

2)自分の家計についても相談してみる

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相手の家計について指摘するよりも、自分の家計について相談するという方法もあるのではないでしょうか。

この7万円で食費、日用品、外食費、子どもの被服代、私のガソリン代、美容院代をまかなっていて、毎月ギリギリ(時々オーバー)です。
私はパートに出ていて、変動はしますが毎月6万円程もらっていて、電気代、家賃、私のスマホ代、独身時代からの個人年金保険の支払い、特別費の積立にあてています。


月13万円の中で、様々なやりくりをしているので、ご自身の家計状況としても、苦しい状況であることを相談してみてもよいのではないでしょうか。

これから、お子さんが大きくなるにつれて食費が増えたり、習い事や塾の費用などが増えたりすると考えると、将来的にさらに赤字になる可能性があることを相談してみるという方法もあるでしょう。

もしかしたら、夫側から、これから自分の収入をさらに上げられるように頑張り、家計に入れられるお金を増やせるようにするなど、今後さらに協力していきたいという申し入れもあるかもしれません。

そのようなことをきっかけに、家計管理を共同でスタートさせることができれば、より家計管理がやりやすくなる可能性もあります。

もちろん、相手の収入を増やすことだけに依存せず、お子さんの成長に合わせてご自身の収入を上げる計画も立てておくとより安心です。

3)全て任せてもらうか、あきらめるか

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夫婦間のお金の相談については、一緒になって親身に考えてくれる人もいれば、そのような話が出るととたんに不機嫌になってしまう人もいます。

いきなり無理に交渉のテーブルにつかせることを考えるよりは、まずは自分の気持ちを伝え、その上でどう協力していけるか話し合える雰囲気作りが大切です。

お子さんの成長にあわせて支出がこれから増えることは免れないことですし、これからお子さんの将来についてどのようにサポートしていくかということも、今後ご夫婦で話し合いながら決めていかなければならないことです。

独身時代はお互い好きなように振舞うことができても、お子さんがいらっしゃるならお子さんについてはお互いに好き勝手にふるまっていくことは難しいものです。

こうした話し合いができるかどうかで、お子さんの将来も変わってくることがありますから、お子さんが小さい今のうちから、話し合いの場をもてるよう工夫しておくと、お子さんの子育てについても、1人で背負わいすぎずに済むようになります。

最終的に、夫婦間での話し合いができないと判断した場合は、これからお金の管理をすべて任せてもらい、夫を小遣い制にさせてもらうか、夫の家計については口出ししないと決め、ご自身の家計管理に集中することを考えるという方法もあります。

今はまだ遠慮があり話し合いの場を持てていないようですから、上記のような方法で少しずつ切り出し、最終的には無駄だと思われる支出についてもコントロールしていけると理想的です。

なお、浪費家のタイプの方だと、いくらこちらで無駄づかいを指摘しても改善しようとしないケースも考えられます。そのような場合は、さらに対策を考えていく必要がありますので、段階を踏んで対応を考えていくと良いでしょう。

まとめ

ご夫婦間の話し合いは、スムーズに行くケースもあれば行かないケースもあります。

話し合いが難しいと感じる時は、無理に話し合おうとするよりは、徐々に段階を踏んで話し合いを進めていけるよう工夫してみてはいかがでしょうか。

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・その他、夫の家計管理に関するご質問は下記にまとめてあります。よろしければ合わせてご覧ください。


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