自営業で貯金ができない。家計管理はどうしたらいい?
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こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
こんにちは。
あまりに家計管理に無頓着に過ごしてきましたが思うところがありこちらにたどり着きました。
本も購入し、半年くらいの家計簿をさらっていざ予算立案をし家計管理をしよう、となったとき、つまずくポイントが出てきてしまいました。
我が家は夫が自営業のため、収入が不安定です。
自営業でボーナスもないため特別費をプールする分を取り分けるだけで毎月いっぱいいっぱいになってしまうことに気づきました。
貯金分は絶対手を付けない分と言われると、どこから捻出したらいいのか・・・。
どのように貯金をしていけばいいのかわかりません。
かなりざっくりな質問で申し訳ありませんが、ご回答いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「自営業の貯金や家計管理」についてですね。
自営業の家計管理は、一般のサラリーマン家庭とは少し特徴が異なる傾向があるので、「自営業だから家計管理ができない」ということになりやすい傾向があります。
質問者様も自営業であるために、予算の立案や家計管理や貯金がしにくいと感じられているようです。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「自営業の貯金や家計管理の方法」について紹介します。
自営業の貯金や家計管理を計画する場合は、以下のような点に気を付けてみてください。
自営業の家計管理は、一般的なサラリーマンと違い、「収入が毎月不安定である」ことが一番の問題になりやすい傾向があります。
サラリーマンと違い、給料日も回数も金額も定まっていないことが多く、少額な収入が月に何度も入るということもあります。
当然ボーナスもないので、収入の予測がしにくくなり、収入が多い月はつい使いすぎ、収入が少ない月は借金を考えるような極端な家計管理に陥りやすい傾向があります。
そのような不安定な家計管理は貯金ができない原因になりやすいので注意しましょう。
毎月の収入が不安定なら、収入は年間でならして考えるようにしましょう。
白色または青色で申告しているなら、年間の売り上げは昨年税務署に提出した申告書を見れば分かります。
その金額から必要経費を大まかに引き、残った金額を12ヵ月で割ってひと月の収入予測としても良いでしょう。
毎年大きく売り上げが異なる場合は、おおよそこれくらいは確実という確実な金額を目安にしても良いでしょう。
家計には、家賃や生命保険や携帯電話や学費など、毎月必ず必要な支出がありますよね。
それらの金額に、食費や日用品費など最低限の生活費を加算してみましょう。
おおよそ月に20万円が必要だと分かれば、年間240万円は家計に必要な収入です。
いくら自営業とはいえ、この年間で必要な最低限の支出を賄えないようでは生活は成り立ちません。
ましてや自営業なら経費も必要になりますから、家計で最低限必要な支出に経費分を上乗せし、さらに貯金ができるだけの収入が必要です。
自営業であっても最低限の支出を賄える収入は得られなければ事業の継続は不可能です。
最低限必要な支出以上の収入は必ず得られるよう事業計画を立てましょう。
「自営業だから貯金ができません」というご相談は当方にも比較的多く寄せられるご相談です。
しかし、それはほとんどの場合言い訳に過ぎないことが多いのです。
自営業は、一般的なサラリーマンより念入りな家計計画が必要なのは事実ですが、だからといって家計管理ができないということはありません。
「自営業だから」を言い訳にしない家計管理ができるように気を付けましょう。
上記の点に気を付けることで、自営業であっても家計管理は充分にできます。
上記のように計画することで、自営業でも確実に貯金ができるようになるはずです。
質問者様は、ボーナスがないため、特別費を口座に取り分けると、貯金ができないとお考えのようです。
その原因が、収入がたりないために特別費を支払うと貯金ができない家計になっているのか、特別費以前の生活費が膨らみすぎて貯金ができないのかは現状では判断ができません。
生活費が多すぎるようでしたら、生活費をまず節約し、特別費と貯金を明確にわけるようにするとうまくいくでしょう。
参考になさってみてくださいね。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/4655131
よろしければ以下の記事もご覧くださいませ。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13772
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/22994
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
こんにちは。
あまりに家計管理に無頓着に過ごしてきましたが思うところがありこちらにたどり着きました。
本も購入し、半年くらいの家計簿をさらっていざ予算立案をし家計管理をしよう、となったとき、つまずくポイントが出てきてしまいました。
我が家は夫が自営業のため、収入が不安定です。
自営業でボーナスもないため特別費をプールする分を取り分けるだけで毎月いっぱいいっぱいになってしまうことに気づきました。
貯金分は絶対手を付けない分と言われると、どこから捻出したらいいのか・・・。
どのように貯金をしていけばいいのかわかりません。
かなりざっくりな質問で申し訳ありませんが、ご回答いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「自営業の貯金や家計管理」についてですね。
自営業の貯金や家計管理
自営業の家計管理は、一般のサラリーマン家庭とは少し特徴が異なる傾向があるので、「自営業だから家計管理ができない」ということになりやすい傾向があります。
質問者様も自営業であるために、予算の立案や家計管理や貯金がしにくいと感じられているようです。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「自営業の貯金や家計管理の方法」について紹介します。
自営業の貯金や家計管理の方法
自営業の貯金や家計管理を計画する場合は、以下のような点に気を付けてみてください。
1.不安定な収入は年間でならす
自営業の家計管理は、一般的なサラリーマンと違い、「収入が毎月不安定である」ことが一番の問題になりやすい傾向があります。
サラリーマンと違い、給料日も回数も金額も定まっていないことが多く、少額な収入が月に何度も入るということもあります。
当然ボーナスもないので、収入の予測がしにくくなり、収入が多い月はつい使いすぎ、収入が少ない月は借金を考えるような極端な家計管理に陥りやすい傾向があります。
そのような不安定な家計管理は貯金ができない原因になりやすいので注意しましょう。
毎月の収入が不安定なら、収入は年間でならして考えるようにしましょう。
白色または青色で申告しているなら、年間の売り上げは昨年税務署に提出した申告書を見れば分かります。
その金額から必要経費を大まかに引き、残った金額を12ヵ月で割ってひと月の収入予測としても良いでしょう。
毎年大きく売り上げが異なる場合は、おおよそこれくらいは確実という確実な金額を目安にしても良いでしょう。
2.支出から家計に必要な金額を割り出す
家計には、家賃や生命保険や携帯電話や学費など、毎月必ず必要な支出がありますよね。
それらの金額に、食費や日用品費など最低限の生活費を加算してみましょう。
おおよそ月に20万円が必要だと分かれば、年間240万円は家計に必要な収入です。
いくら自営業とはいえ、この年間で必要な最低限の支出を賄えないようでは生活は成り立ちません。
ましてや自営業なら経費も必要になりますから、家計で最低限必要な支出に経費分を上乗せし、さらに貯金ができるだけの収入が必要です。
自営業であっても最低限の支出を賄える収入は得られなければ事業の継続は不可能です。
最低限必要な支出以上の収入は必ず得られるよう事業計画を立てましょう。
3.自営業だから…を言い訳にしない
「自営業だから貯金ができません」というご相談は当方にも比較的多く寄せられるご相談です。
しかし、それはほとんどの場合言い訳に過ぎないことが多いのです。
自営業は、一般的なサラリーマンより念入りな家計計画が必要なのは事実ですが、だからといって家計管理ができないということはありません。
「自営業だから」を言い訳にしない家計管理ができるように気を付けましょう。
自営業の貯金や家計管理(まとめ)
上記の点に気を付けることで、自営業であっても家計管理は充分にできます。
上記のように計画することで、自営業でも確実に貯金ができるようになるはずです。
特別費をプールする分を取り分けるだけで毎月いっぱいいっぱいになってしまうことに気づきました。
貯金分は絶対手を付けない分と言われると、どこから捻出したらいいのか・・・。
どのように貯金をしていけばいいのかわかりません。
質問者様は、ボーナスがないため、特別費を口座に取り分けると、貯金ができないとお考えのようです。
その原因が、収入がたりないために特別費を支払うと貯金ができない家計になっているのか、特別費以前の生活費が膨らみすぎて貯金ができないのかは現状では判断ができません。
生活費が多すぎるようでしたら、生活費をまず節約し、特別費と貯金を明確にわけるようにするとうまくいくでしょう。
参考になさってみてくださいね。
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