ケチな人の6大特徴!「節約とケチの違い」が出るお金の使い方
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『一生懸命節約をしているつもりなのに、家族からは「ケチ」呼ばわりされてしまう…。』
せっかく節約しているのに周囲から「ケチ」なんて言われたら悲しいですよね。でも「ケチ」と「節約」は似ているようで違うものです。
私は家計簿・家計管理アドバイザーとして、1000件以上の家計相談をお引き受けしてきましたが、「この家計は少しケチな傾向がある」「この家計は上手に節約している」と「ケチな家計」と「節約上手な家計」は区別しています。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「ケチな人の特徴と「節約上手」な人との差」について解説します。
私は「節約」とは無駄な支出を出さない工夫をしたり、家計を今よりも改善するためにすることと考えますが、「ケチ」とは「必要なものや大切なものにもお金を使わないこと」と考えます。
特に私が「ケチな家計」と思ってしまう家計の特徴は以下の6つです。

例えば、お中元や、お歳暮、父の日や母の日、冠婚葬祭など、お付き合いにかかる交際費。
私は、お付き合いにかかる費用の予算が極端に少ない家計はケチな傾向があると考えます。
もちろん本当にお付き合いが必要ない場合もありますが、ある程度の交際費は通常は必要になるものです。
一方、節約上手な方というのは交際費を大切にします。
遠方のお友達の結婚式があり冠婚葬祭費が高額になると感じる時でも「気持ちよく出してあげたいから」とある程度の予算をしっかりと確保している方が多く見られます。
お付き合いの費用に糸目がなく赤字になるほどの予算をとっている場合も問題ですが、身の丈に合わせた交際費を確保できていると「上手に節約している」と感じます。

お子さんがいらっしゃるご家族なのに、誕生日やクリスマスなど「プレゼント」に関する予算がない家計。このような家計もケチな傾向がある家計と感じます。
お子さんのいらっしゃらないご夫婦でも「誕生日プレゼント」がない家計はたとえ貯金が多くても「節約を頑張りすぎていないか」と少し心配になってしまいます。
一方、節約上手な方の家計には必ずと言っていいほど「プレゼント費」が用意されているという特徴があります。
もちろん適切なプレゼント費の金額は収入によって異なりますが、節約上手な方は「イベントを大切にする」傾向がありますので、プレゼント費を惜しむことはありません。

妻の小遣いがゼロ円であったり、夫の小遣いも月収の1割以下など、小遣いに関する支出が極端に少ない家計の方もケチな傾向があると感じます。
夫の小遣いは少し多めであるのに対し妻の小遣いはゼロなど、小遣いの金額が夫婦のどちらかに大きく偏り、どちらかが我慢をしている家計の方も不満を持ちながらもケチな生活をしているというケースが目立ちます。
小遣いがないということは、美容や衣服やお友達のお付き合いなどにもお金をかけないということ。
貯金を優先するあまり、自分や家族や友達を大切にすることを忘れてしまっている家計の方はケチな傾向が強いと言えます。
節約上手な方の家計には必ずと言っていいほど「月収の一割前後の小遣いが夫婦ともにある」という特徴があります。
たとえ専業主婦であっても、毎月多少の小遣いを確保している方がほとんどです。
節約上手な家計は「浪費になるほどの小遣いは持たないが、ある程度の小遣いは必要経費として計上する」という特徴があります。多すぎず少なすぎない小遣いの範囲を心得ている方が多く見られます。

例えば、5人家族なのに食費が1万円台など、食費の平均にたいして極端に食費が少なすぎる家計の方もケチな傾向が強いと感じます。
食費を上手に節約できるのは素晴らしいことですが、度を越えてしまうと健康を害してしまいます。
特に成長期のお子さんがいらっしゃるのに、食費が極端に少ないのは心配です。
節約家の方の食費は、食費は平均より極端に少なすぎず多すぎず、ほどほどであることがほとんどです。
節約上手な人ほど食費を大切にし、子供が大きくなれば食費を増やすことにも抵抗がない人が多く見られます。

旅行代や毎月のレジャーなど行楽に関する支出がほとんどないという方もケチな家計の傾向が強いと感じます。
実家の帰省など避けられない支出は計上しても家族旅行などは一切ないなど、貯蓄ができているにもかかわらずケチな家計の方は極端にレジャーを制限しようとします。
(借金の返済がありレジャーの計画ができないなど特別な事情がありレジャー費がとれない方は除きます)
節約上手な方の家計には必ずと言っていいほど「適切なレジャー費」が確保されています。
他の支出を上手に減らしていますので、むしろ通常より少し多いのではないかと感じるくらいのレジャー費を確保し、毎月しっかりとレジャーを楽しみます。

ケチな家計の方は、収入のほとんどが「貯蓄に偏る」という傾向があります。
現金での貯金だけにとどまらず、貯蓄型生命保険、個人年金、積立…。
家計の貯蓄にかける割合が高いのは素晴らしいことですが、代わりに小遣いもレジャーも一切ないという家計は「貯金は上手」でも「お金を使うのは下手」なのです。
節約上手な方は、貯蓄だけに偏らず、交際費、プレゼント費、小遣い、レジャーなど様々な支出とのバランスを考えた貯蓄と支出のバランスを考えています。
貯金上手なだけでなくお金を使うのも上手です。
自分や家族のための投資として「資格費」を確保するなど、スキルアップなどにお金を使うことにも積極的です。

「ケチ」と「節約」は似ているようで大きな違いがあります。
節約上手な方は「全ての支出を適切にコントロールする力」に優れていますが、ケチな方は「お金を使わないようにさえすればいい」と考えてしまいがちです。
節約を頑張りすぎるあまり、知らず知らず「ケチ」になってしまうこともあります。
収入と支出と貯金のバランスをほどほどに保つと「ケチ」とは言われない節約に成功することができますので、工夫してみてくださいね。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11456
せっかく節約しているのに周囲から「ケチ」なんて言われたら悲しいですよね。でも「ケチ」と「節約」は似ているようで違うものです。
私は家計簿・家計管理アドバイザーとして、1000件以上の家計相談をお引き受けしてきましたが、「この家計は少しケチな傾向がある」「この家計は上手に節約している」と「ケチな家計」と「節約上手な家計」は区別しています。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「ケチな人の特徴と「節約上手」な人との差」について解説します。
「ケチ」と「節約」の違い
私は「節約」とは無駄な支出を出さない工夫をしたり、家計を今よりも改善するためにすることと考えますが、「ケチ」とは「必要なものや大切なものにもお金を使わないこと」と考えます。
特に私が「ケチな家計」と思ってしまう家計の特徴は以下の6つです。
1.交際費がない

例えば、お中元や、お歳暮、父の日や母の日、冠婚葬祭など、お付き合いにかかる交際費。
私は、お付き合いにかかる費用の予算が極端に少ない家計はケチな傾向があると考えます。
もちろん本当にお付き合いが必要ない場合もありますが、ある程度の交際費は通常は必要になるものです。
節約家の交際費
一方、節約上手な方というのは交際費を大切にします。
遠方のお友達の結婚式があり冠婚葬祭費が高額になると感じる時でも「気持ちよく出してあげたいから」とある程度の予算をしっかりと確保している方が多く見られます。
お付き合いの費用に糸目がなく赤字になるほどの予算をとっている場合も問題ですが、身の丈に合わせた交際費を確保できていると「上手に節約している」と感じます。
2.プレゼント費用がない

お子さんがいらっしゃるご家族なのに、誕生日やクリスマスなど「プレゼント」に関する予算がない家計。このような家計もケチな傾向がある家計と感じます。
お子さんのいらっしゃらないご夫婦でも「誕生日プレゼント」がない家計はたとえ貯金が多くても「節約を頑張りすぎていないか」と少し心配になってしまいます。
節約家のプレゼント費
一方、節約上手な方の家計には必ずと言っていいほど「プレゼント費」が用意されているという特徴があります。
もちろん適切なプレゼント費の金額は収入によって異なりますが、節約上手な方は「イベントを大切にする」傾向がありますので、プレゼント費を惜しむことはありません。
3.小遣いがない

妻の小遣いがゼロ円であったり、夫の小遣いも月収の1割以下など、小遣いに関する支出が極端に少ない家計の方もケチな傾向があると感じます。
夫の小遣いは少し多めであるのに対し妻の小遣いはゼロなど、小遣いの金額が夫婦のどちらかに大きく偏り、どちらかが我慢をしている家計の方も不満を持ちながらもケチな生活をしているというケースが目立ちます。
小遣いがないということは、美容や衣服やお友達のお付き合いなどにもお金をかけないということ。
貯金を優先するあまり、自分や家族や友達を大切にすることを忘れてしまっている家計の方はケチな傾向が強いと言えます。
節約家の小遣い
節約上手な方の家計には必ずと言っていいほど「月収の一割前後の小遣いが夫婦ともにある」という特徴があります。
たとえ専業主婦であっても、毎月多少の小遣いを確保している方がほとんどです。
節約上手な家計は「浪費になるほどの小遣いは持たないが、ある程度の小遣いは必要経費として計上する」という特徴があります。多すぎず少なすぎない小遣いの範囲を心得ている方が多く見られます。
4.食費が極端に少なすぎる

例えば、5人家族なのに食費が1万円台など、食費の平均にたいして極端に食費が少なすぎる家計の方もケチな傾向が強いと感じます。
食費を上手に節約できるのは素晴らしいことですが、度を越えてしまうと健康を害してしまいます。
特に成長期のお子さんがいらっしゃるのに、食費が極端に少ないのは心配です。
節約家の食費
節約家の方の食費は、食費は平均より極端に少なすぎず多すぎず、ほどほどであることがほとんどです。
節約上手な人ほど食費を大切にし、子供が大きくなれば食費を増やすことにも抵抗がない人が多く見られます。
5.レジャー費がない

旅行代や毎月のレジャーなど行楽に関する支出がほとんどないという方もケチな家計の傾向が強いと感じます。
実家の帰省など避けられない支出は計上しても家族旅行などは一切ないなど、貯蓄ができているにもかかわらずケチな家計の方は極端にレジャーを制限しようとします。
(借金の返済がありレジャーの計画ができないなど特別な事情がありレジャー費がとれない方は除きます)
節約家のレジャー費
節約上手な方の家計には必ずと言っていいほど「適切なレジャー費」が確保されています。
他の支出を上手に減らしていますので、むしろ通常より少し多いのではないかと感じるくらいのレジャー費を確保し、毎月しっかりとレジャーを楽しみます。
6.貯蓄に偏っている

ケチな家計の方は、収入のほとんどが「貯蓄に偏る」という傾向があります。
現金での貯金だけにとどまらず、貯蓄型生命保険、個人年金、積立…。
家計の貯蓄にかける割合が高いのは素晴らしいことですが、代わりに小遣いもレジャーも一切ないという家計は「貯金は上手」でも「お金を使うのは下手」なのです。
節約家の貯蓄
節約上手な方は、貯蓄だけに偏らず、交際費、プレゼント費、小遣い、レジャーなど様々な支出とのバランスを考えた貯蓄と支出のバランスを考えています。
貯金上手なだけでなくお金を使うのも上手です。
自分や家族のための投資として「資格費」を確保するなど、スキルアップなどにお金を使うことにも積極的です。
「ケチ」と「節約」の違い(まとめ)

「ケチ」と「節約」は似ているようで大きな違いがあります。
節約上手な方は「全ての支出を適切にコントロールする力」に優れていますが、ケチな方は「お金を使わないようにさえすればいい」と考えてしまいがちです。
節約を頑張りすぎるあまり、知らず知らず「ケチ」になってしまうこともあります。
収入と支出と貯金のバランスをほどほどに保つと「ケチ」とは言われない節約に成功することができますので、工夫してみてくださいね。
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