2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

ボーナスなし!家計の貯金計画の立て方。3つのステップで確実に貯金しよう!

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理の質問や疑問」にお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさんはじめまして。あきさんの家計簿初めて3カ月です。

毎月の貯金が出来てない事に気づき焦ってます。

収支は年間で考えると書いてるのですが、旦那も妻もボーナスや補助がなく、年間収入が月の給与×12カ月分以外にない場合はどのように考えたらよいでしょうか?


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「ボーナスがない家計の貯金方法」についてですね。

ボーナスがない家計の貯金方法


4763366_m

ボーナスがある家計の方だと、夏と冬の年2回、ボーナスが支給されることが多いですよね。

ボーナスがあれば大きなお金が入るので貯金もしやすいのに、ボーナスがないと入ってくるのは毎月の給料だけ

ボーナスがない家計の方はどのような家計管理をし、どのように貯金をしていけばよいのでしょうか。

ボーナスがない家計は貯金しにくい?


4564223_m

ボーナスがない家計だと貯金の計画が立てにくいのではないか?
ボーナスがある家計の方に比べて不利なのでは?

と思われる方もいますが、そうでもありません。

長年家計相談をお引き受けしてきましたが、ボーナスがある家計の方よりも、実はボーナスがない家計の方のほうが貯金の計画は立てやすいのです。

なぜなら毎月入ってくる金額にあまり変化がないからです。逆にボーナスがあることで、毎月の赤字をボーナスで補填したりするような家計に陥る心配がありません。

ただし、ボーナスがない家計の中で心配なのはボーナスがなく手取り収入も少ないという家計の方です。

同じボーナスがないという家計の方でも、手取り額によって貯金のしやすさや対応は違いますので注意しましょう。

ボーナスがない家計の貯金計画の基本


698604_m

ボーナスがない家計の貯金計画の立て方の基本は次の3つのステップです。

1.毎月使うお金の基準を決める
2.余ったお金のうち一部を特別費口座に入金する
3.余ったお金のうち一部を貯金口座に入金する

毎月この3つのステップを行うことで確実に貯金ができるようになります。

1.毎月使うお金の基準を決める


ボーナスなしの家計でも確実に貯金をするためには、まずは毎月のやりくりに使うだいたいの基本的な金額を決めることが大切です。

例えば、月収が40万円なら、基本的なやりくりは月30万円など、だいたいでかまいませんので固定費と生活費の基準額を決めましょう。

■参考:ボーナスがない家計の固定費と生活費の基準額を決めることについては以下の記事でも紹介しています。


2.余ったお金のうち一部を特別費口座に入金する


毎月やりくりする基準額が決まったら、余ったお金のうち一部を特別費口座に入金しましょう。

特別費というのは家計の中でも比較的高額になりやすい支出を指します。

■参考:ボーナスがない家計の特別費の準備の仕方については以下の記事で詳しく紹介しています。




3.余ったお金のうち一部を貯金口座に入金する


さらに余ったお金は毎月貯金口座に入金します。

なお、特別費口座への入金額と貯金口座への入金額を決める順番は入れ替えても構いません。

■参考:貯金口座については以下の記事で詳しく紹介しています。


ボーナスがなく家計が苦しい時


tyokin

ボーナスがない家計の方は上記の3つのステップを実行すると毎月確実に貯金が残せるようになります。

しかし、それは毎月特別費口座や貯金口座にお金を入金できる黒字家計の方だけです。

ボーナスがなく、毎月の手取り給料も少ない。

ボーナスがないのに、赤字になる月もある。

生活自体が苦しいという場合は、上記の3つのステップをそもそも実行することが難しくなりますよね。

そんな時にはまず固定費の見直しから始める必要があります。

固定費とは、家計の中でも毎月支払うことが決まっている支出のことです。

「住居費」「携帯電話」「生命保険」といった固定費を月に数千円でも安くすることができないか検討することから始めましょう。

意外と見落としがちなのが「小遣い」「子どもの習い事費」などの費用です。

これらの支出も含めて家計を全体的に見直すことが大切です。

■参考:固定費を見直す方法については以下の記事で詳しく紹介しています。


ボーナスがない家計のやりくりは?


6c6f1e4ed80e5966b40527e176d69839_m

当方では、実際にボーナスがない家計の方からのご相談も数多くお引き受けしています。

ボーナスがない家計の方が実際にどのようにやりくりをされているのかを見てみると参考になりますよ。

■手取り年収200万円台でボーナスがない家計の方の家計簿



■手取り年収400万円台でボーナスがない家計の方の方の家計簿



■手取り年収500万円台でボーナスがない家計の方の方の家計簿



■ボーナスなし家計の方の特別費の運用方法は?



■ボーナスなし特別費を貯金している場合の家計簿のつけ方は?


関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

↓家計のやりくりアドバイスに関するご質問はこちらから
・家計のやりくりアドバイスに関するご質問のまとめ

↓その他のご質問はこちらから
・家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. きみちゃん
    • January 25, 2020 13:01
    • はじめまして。
      夫、私、子ども3人(高校生、中学生、小学生)の5人家族です。主人の夫と同居なので住居費、光熱費はかかりません。ですが子どもの塾代がかかり家計が苦しいです。わたしのパート代手取り7万のうち5万は塾代でなくなってしまいます。夫は手取り15万くらいと聞いてますが、詳しい金額は教えてくれないので分かりません。(聞くとケンカになります)月5万くらいの赤字で、貯金を崩して何とかしのいでますがその貯金もなくなりました。夫は食費として5万くれますが、月によって収入が不安定なので食費がもらえないときもあります。こんな我が家でも赤字を解消して貯金できるようになりますか?
    • 2. あき
    • January 27, 2020 05:37
    • きみちゃんさんコメントありがとうございます。
      きみちゃんさんはお子さん3人の5人家族なのですね。
      ご家族構成から考えると、これから5年~10年は教育費がますますかかる時期です。
      おそらく今節約して赤字を表面的に解消しても、教育費が年々増えてしまうということにもなりやすいのではと感じます。
      詳細はわかりませんが、伺った範囲から推測すると、奥様だけでなんとかしようとするよりはご家族全員の協力が必要ではないかと思います。
      塾の費用についてですが、塾はお子さんに行かせてあげたい気持ちもありますが、今後ますます教育費が増えていけば
      借金をしていかせなくてはいけない可能性もあります。
      そこまでしていかせる覚悟があるのか、そうでなければ少し整理する(例えば教科数を減らすなど)必要もあるかもしれません。
      いずれにせよ、コメント欄からは詳細なお答えは控えております。
      詳細なご相談についてはお問い合わせフォームからご相談ください。
      きみちゃんさんの家計がより良いものになりますよう、心より応援しております!
      ↓お問い合わせフォーム
      https://kakeibo.kosodate-info.com/mail
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット