生活費が足りない時はどのようにやりくりしてますか?
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家計簿&家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
毎日楽しみに拝見させていただいております。私もいろいろな家計簿、節約をためしてきましたがここにたどり着いて気持ちが軽くなりました。
ところで生活費が足りなくなった時はそれ用の貯金を別にしてますか?毎月の積立から出しますか?
生活費が不足したの時のことを教えてほしいです。そして家計簿にはどのように書くのが良いでしょう?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「生活費が足りなくなった時の対処法」についてですね。
家計をやりくりしていると、「生活費が足りない」と思う時もありますよね。
多くの場合、生活費が足りなくなったら「貯金を崩す」「お金を借りる」といった対応策を安易にとりがちですが、あくまでそれは最後の手段。
毎月の生活費が足りなくなっても、できる限り「貯金を崩す」「お金を借りる」などはせず対応できる家計を、日頃から作っておくことが大切です。
家計簿歴15年以上のわが家でも、いまだに時々「今月は生活費が足りないかも…」ということは起こります。
しかし、日頃から生活費が足りなくなった時の対応方法を考えた家計づくりをしているため、大きな影響はありません。
今回は、そのような「わが家の生活費が足りない時の対処法」について紹介します。
わが家が生活費が足りなくなった時にとる対応策は、以下の4つです。
次の給料日を待たずに予定していた生活費が足りなくなりそうだなと思ったとき、わが家では「一時的にレジャーなどお楽しみにかかる支出を制限をする」ことがあります。
わが家では、毎月のちょっとしたレジャーを「娯楽費」という項目を家計簿に作って管理していますが、生活費が足りなくなると予測された時点で「娯楽費」になる支出を我慢します。
週末の家族での外食や、ちょっとしたお出かけや買い物などをしばらく我慢。
代わりに自炊をして、ジョギングや公園でのスポーツなど、お金がかからないレジャーに切り替えます。
これは生活費が足りなくなってしまったため一時的に行う制限で、次の給料日が来たら制限はしません。
ただ、できるだけこのような制限はしたくないので、なるべくこのような緊急事態が起きないように気を付けます。
毎月のようにこのような制限が必要になる場合は、必要な予算が少なすぎる場合もあるので、わが家では多少ゆとりのある予算を用意するようにしています。
生活費が足りなくなりそうだと思う時は、わが家では「特別費」という項目で年間でかかる大きな支出を管理していますが、この「特別費」の予算をできるだけ抑えます。
固定資産税、自動車税などの税金もわが家では「特別費」としていますが、税金などの支払いは免れませんのでまず最初に支払い、「旅行」「家電」「インテリア」など他の大きな出費を出さないように気を付けます。
同時に、このような大きな出費は、生活費が足りない時は一時的に出さないようにしますが、基本的には「毎年これぐらいの大きな出費はあるだろう」と事前に準備をしておきます。
家計のやりくりをしていると「今月は生活費が足りなくなってしまった」と思うこともあれば「今月は少し余裕があるな」と思う時もあります。
わが家では、毎月厳しすぎない予算の通りに生活するだけで、自動的に貯金が増えていく仕組みを採用していますので、食費、日用品、娯楽費といった生活費の予算は毎月同じです。
書籍でも紹介させていただきましたが、わが家では予算に対して少しゆとりがある時に「赤字貯金」として赤字が出た時に使えるお金をあらかじめ支出として積み立てています。
家計簿にはすでに支出としてつけていますから「赤字貯金」を使う時には家計簿にはつけません。
上記の3つの対応策を行っても生活費が足りない時は、長い目で見た予算の調節を行います。
家計は「毎月黒字」である必要はなく「年間で黒字」なら問題ないと私は考えます。
今月赤字になってしまっても、年間で黒字になればいいと考えれば気持ちも楽になります。
年間で黒字にするために、年末宿泊付きの旅行に行こうと計画したところを日帰りにするなど、年間で支出の調節を行います。
わが家の場合は、基本的には上記の4つの対応策で、なんとか乗り切れる範囲の赤字で済むことが多いものです。
しかし、それでも生活費が足りないという時は、いよいよ「貯金を崩す」「お金を借りる」といったことを検討しなくてはなりません。
ただ、その場合でも公的な支援がないかなどできることは考えたうえで最後の手段として実行します。
おそらく、質問者様がおっしゃるようなちょっとした生活費の不足程度であれば、上記の3つ目までの対策をとるだけで解消するのではないかと考えられます。
わが家のやり方がすべてではありませんが、参考になれば幸いです。
その他、皆さんからの赤字の家計のやりくりに関するご質問は赤字家計のご相談カテゴリーよりご覧ください。
毎月赤字にならないような計算をあらかじめしておくことも大切です。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
毎日楽しみに拝見させていただいております。私もいろいろな家計簿、節約をためしてきましたがここにたどり着いて気持ちが軽くなりました。
ところで生活費が足りなくなった時はそれ用の貯金を別にしてますか?毎月の積立から出しますか?
生活費が不足したの時のことを教えてほしいです。そして家計簿にはどのように書くのが良いでしょう?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「生活費が足りなくなった時の対処法」についてですね。
生活費が足りない
家計をやりくりしていると、「生活費が足りない」と思う時もありますよね。
多くの場合、生活費が足りなくなったら「貯金を崩す」「お金を借りる」といった対応策を安易にとりがちですが、あくまでそれは最後の手段。
毎月の生活費が足りなくなっても、できる限り「貯金を崩す」「お金を借りる」などはせず対応できる家計を、日頃から作っておくことが大切です。
家計簿歴15年以上のわが家でも、いまだに時々「今月は生活費が足りないかも…」ということは起こります。
しかし、日頃から生活費が足りなくなった時の対応方法を考えた家計づくりをしているため、大きな影響はありません。
今回は、そのような「わが家の生活費が足りない時の対処法」について紹介します。
生活費が足りない時の対処法
わが家が生活費が足りなくなった時にとる対応策は、以下の4つです。
対応策1:レジャーなどを一時的に制限する
次の給料日を待たずに予定していた生活費が足りなくなりそうだなと思ったとき、わが家では「一時的にレジャーなどお楽しみにかかる支出を制限をする」ことがあります。
わが家では、毎月のちょっとしたレジャーを「娯楽費」という項目を家計簿に作って管理していますが、生活費が足りなくなると予測された時点で「娯楽費」になる支出を我慢します。
週末の家族での外食や、ちょっとしたお出かけや買い物などをしばらく我慢。
代わりに自炊をして、ジョギングや公園でのスポーツなど、お金がかからないレジャーに切り替えます。
これは生活費が足りなくなってしまったため一時的に行う制限で、次の給料日が来たら制限はしません。
ただ、できるだけこのような制限はしたくないので、なるべくこのような緊急事態が起きないように気を付けます。
毎月のようにこのような制限が必要になる場合は、必要な予算が少なすぎる場合もあるので、わが家では多少ゆとりのある予算を用意するようにしています。
対応策2:大きな出費を出さないようにする
生活費が足りなくなりそうだと思う時は、わが家では「特別費」という項目で年間でかかる大きな支出を管理していますが、この「特別費」の予算をできるだけ抑えます。
固定資産税、自動車税などの税金もわが家では「特別費」としていますが、税金などの支払いは免れませんのでまず最初に支払い、「旅行」「家電」「インテリア」など他の大きな出費を出さないように気を付けます。
同時に、このような大きな出費は、生活費が足りない時は一時的に出さないようにしますが、基本的には「毎年これぐらいの大きな出費はあるだろう」と事前に準備をしておきます。
対応策3:生活費が余ったときに赤字貯金をする
家計のやりくりをしていると「今月は生活費が足りなくなってしまった」と思うこともあれば「今月は少し余裕があるな」と思う時もあります。
わが家では、毎月厳しすぎない予算の通りに生活するだけで、自動的に貯金が増えていく仕組みを採用していますので、食費、日用品、娯楽費といった生活費の予算は毎月同じです。
書籍でも紹介させていただきましたが、わが家では予算に対して少しゆとりがある時に「赤字貯金」として赤字が出た時に使えるお金をあらかじめ支出として積み立てています。
家計簿にはすでに支出としてつけていますから「赤字貯金」を使う時には家計簿にはつけません。
対応策4:長い目で見た予算の調節をする
上記の3つの対応策を行っても生活費が足りない時は、長い目で見た予算の調節を行います。
家計は「毎月黒字」である必要はなく「年間で黒字」なら問題ないと私は考えます。
今月赤字になってしまっても、年間で黒字になればいいと考えれば気持ちも楽になります。
年間で黒字にするために、年末宿泊付きの旅行に行こうと計画したところを日帰りにするなど、年間で支出の調節を行います。
それでも生活費が足りない時
わが家の場合は、基本的には上記の4つの対応策で、なんとか乗り切れる範囲の赤字で済むことが多いものです。
しかし、それでも生活費が足りないという時は、いよいよ「貯金を崩す」「お金を借りる」といったことを検討しなくてはなりません。
ただ、その場合でも公的な支援がないかなどできることは考えたうえで最後の手段として実行します。
おそらく、質問者様がおっしゃるようなちょっとした生活費の不足程度であれば、上記の3つ目までの対策をとるだけで解消するのではないかと考えられます。
わが家のやり方がすべてではありませんが、参考になれば幸いです。
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その他、皆さんからの赤字の家計のやりくりに関するご質問は赤字家計のご相談カテゴリーよりご覧ください。
毎月赤字にならないような計算をあらかじめしておくことも大切です。