2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

節約の常識!食材の1週間の買いだめはNG?まとめ買いよりオススメな方法は?

「食材の買いだめは節約になる」と買いだめを推奨する人もいますが、食材のまとめ買いは本当に効果的なのでしょうか?

ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが、効果のある買いだめと効果のない買いだめについて紹介します。

食材の買いだめに節約の効果はある?


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スーパーにちょこちょこ足を運ばず、激安店で1週間分の食材をまとめて購入。

食材をまとめて購入すれば、買い物の回数が抑えられるので、支出も抑えられて家計が助かる。

いつからか節約の常識のように言われているので、一度は聞いたことがある節約術の王道ですよね。

確かにその通りです。買いだめは確かに食費の節約に役立ちます

ただし、ここで注意したいのは、この買いだめが本当に効果的な人は限定的であるということです。

買いだめをしても節約になるとは限らない


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実は一見節約になると考えられる買いだめですが、実はこの買いだめが本当に節約になるのは、「お買い物リストを作る」「予算をしっかり決めて一定の金額以上は買わない」ということが出来る方のみだと私は考えています。

1週間の献立を考え、お買い物リストを作り、その通りに買い物ができれば余計なものを買う心配はありません。

また、買い物で使う予算を決めて、その金額以上にならないように買い物をし、買い足しもしない、ということが出来れば余計な出費にもつながりませんので、効果的に買いだめをすることができます。

しかし、実はこのようなことができる「買い物上手なまめな人」少ないのが現実です。

1週間分の食材の買いだめは節約上級者向け


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節約が苦手な私も1週間分の献立を考えて生活するということをしたことがありますが、これは実はかなり至難の業です。

「給食の献立を考えている」など仕事でやっている人ならともかく、1週間分の献立を考えて、いるものを書き出し、その通りに作ってみても、「全く無駄な食材を残さず使い切る」ということはやってみると案外難しいのです。

急に夫の飲み会が入ったり、子供が思ったよりも食べなかったりして、前の晩の残りものが今晩の食卓にも上がる、すると今晩作ろうと思っていたものが翌日に繰り越される。

賞味期限があるので、余っている食材をつかって最終日はとにかく山盛り料理になる。それでもまだ余っている。

買い物が下手な方が1週間の買いだめを行うと、このような悪循環が始まってしまう可能性が高まるのです。

さらに次の1週間の献立とお買い物リストを考えておいたのに、最終日に予定外に余ってしまった野菜や食材があるので、それを使うことが優先になると、献立とお買い物リストはもう一度作り直しになってしまいます。

毎週毎週買い物リストを作ることに手間と時間ばかりがかかり、節約の効果はほんの少ししか得ることができません。

買い物リストを使わない買いだめはムダになる


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効果的に食材の買いだめをするなら、一週間の買い物リストを作成することが必須です。

毎週一週間の買い物リストを作成するということは、忙しい主婦にとっては大変なことですが、買い物リストがなければ効果的な買いだめはできません。

買い物リストを使わずに、予算を決めて買い物をすればいいじゃないの…と思う方もいらっしゃると思いますが、1週間分の予算を決めて買い物をするのも買い物上級者向けです。

なぜなら、1週間分となると予算も大きくなるので、暗算では計算できず、必然的に電卓を使うことになり、スーパーで食材をかごに入れる度に電卓をたたくということをしなくては予算がきっちり守れないという現象が起こるからです。

お買い物リストと電卓を使わずに1週間分の買いだめをしようと思うと、1週間もの間、追加で買い物をしないようにしないといけないので、足りなかったらどうしよう、と心配になって、ついやっぱりあれも買っておこうかな、など1つ追加。

買い物が下手な方は、結局あれもこれもと買いすぎてしまうことになります。

買い物下手な人にはちょこちょこ買いがおすすめ


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買いだめは買い物上級者の方にはとても効果的な節約術です。

しかし、買い物が下手な人が無計画に行うとかえって食費がムダに多くなってしまう原因になります。

そこで、買い物が下手な人におすすめなのが、買いだめよりちょこちょこ買いです。

買いだめをした食材は、1週間の間に鮮度が落ちます。また、たくさん買った食材は冷凍などの加工が必要になります。

使う時にいちいち解凍などのひと手間がかかることもあります。

これらのことを考えると、ちょこちょこ買い物に行き、買いだめはするとしても4日以下。冷凍はなしで、買った食材はきれいに使い切る。

このようにした方が、買い物が下手な人にとっては結果として節約につながります。

冷凍をしなくてよいと、下ごしらえをする必要がありませんので、忙しい方にとっては時間の節約にもつながります。

わが家の場合は?


わが家の場合は、特に厳しい食費の節約はしていませんが、買い物は2日~4日以下の買いだめで済ませています。

1日分よりは数日分の買いだめをしたほうが買い物にかかる時間も短縮できますので、数日分までは買いだめをしています。

しかし、1週間分の買いだめはまめでない私にとっては、今でもとても難しい節約術です。

実際に家計相談をお引き受けしている方でも、自分は買い物が下手、食費が高いと感じている方は、まずは2,3日分の食材を予算内に買う癖をつけるところから始めると、無駄な食材を買いすぎず、結果として食費が落ち着いてくる方が多いですよ。
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