年間予算の立て方

家計の予算を守るコツは守るべきポイントをおさえること!

家計簿をつけていく上で、どうしても必要になるのが「予算を守る」ということです。でも、「せっかく家計の予算を決めたのに予算が守れない」ということはありませんか?

食費がいくら、日用品がいくら、光熱費がいくら、と毎月予算を決め、その通りに実践できれば確実に黒字になると分かっていても達成できない。

そんな時は、家計の予算を守るのコツを知らない可能性があります。

実はコツをつかめば、家計の予算を守ることはたやすいことです。

ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「わが家の家計の予算を守るコツ」について紹介します。

家計の予算を守りやすくするコツ


家計の予算を守りやすくするために私が気を付けているポイントは以下の通りです。

1.予算の守りやすい家計簿を使う

せっかく家計簿をつけているのに、家計の予算が守れないという場合、それは「予算の守りにくい家計簿」である可能性が高いです。

私もこれまで過去15年以上様々な家計簿をつけてきましたが、いくら家計簿をつけても予算が守れないことに悩んでいました。

しかし、家計簿のつけ方や費目の分け方を工夫したりすることで「予算の守りやすい家計簿」に変えることに成功しました。

過去1000件以上の家計相談の実績からも「家計簿を長年つけてきたにもかかわらず、今の家計簿では何をどうしていいか分からない」というご相談がよく寄せられます。

「家計の予算を立てても守れない」と感じる時は、家計簿のつけ方を変えた方が良い、家計簿の役割を改めて見直した方が良いというサインと私は考えています。

2.予算は立てすぎない


家計簿歴15年以上の経験から、家計簿には毎月いくらと予算を立てても「予算が守れない費目」というものが存在すると私は考えています。

例えば「教材費」「習い事費」

わが家では、教材費には基本的に園や学校から「いつまでに支払ってください」と言われた支出を記入しています。しかし、今月は「教材費」だけでなく「習字道具の購入があった」など、自分では想定できない支出があれば今月の教材費の費目欄に記す支出は増えてしまいます。

そのため、毎月5000円までなどと予算を決めても、園や学校の都合で支払いが増え、予算を立てても無意味になることがあります。

「習い事費」も同様に、月々の月謝で予算を組んでいたとしても「今月は発表会があります」などと習い事先からお知らせがあると月の「習い事費」は増えてしまいます。わが家では「習い事費」も「教材費」と同様に予算を立てても守れないことの多い費目です。

このように、自分の意志で支払い額が決められない支出は、予算は立てても守れなくて当然と私は考えています。そのような費目の予算まで毎月いくらと立てる必要はありません。また、たとえ予算が守れなくても自分を責める必要もありません。

わが家にも教育費や習い事費の費目はありますが、以前は予算を立てても守れないと悩んでしましたが、わが家の場合はこれらの支出は「予算を決めても守れない支出」と割り切ってしまうことで予算を守れない罪悪感がなくなりました。

3.予算が守れない費目は月単位ではなく年単位で考える

わが家では、月にいくらと予算を立てても守れない費目は、年単位で予算を立てることにしています。

上記の「教材費」や「習い事費」も、月にいくらという予算は立てても無意味になることが多い費目ですが、「年にいくら」という予算を立てると守れることが多くなります。

今月は支払いが多いが、先月は少なかったというような支出のデコボコに振り回されず、年にいくらまでに収まっていればいいと考えるようにすることで、予算が守れるようになりました。

4.クレジットカードの支払いなどを別枠にしない

家計簿をつけていると、現金での支払いは管理しやすいのですが、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレスの決済の管理がうまくできないということがあります。

わが家も実は昔はクレジットカードや電子マネーの管理が上手にできませんでした。

そのため、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済の支払いを通常の家計とは別枠にして「クレジットカード費」のような項目にしていました。

しかし、クレジットカードなどの支払いを別で考える家計管理をしているとクレジットカードの支払いがいつも予算オーバーになっていることに気が付きました。

当方にいただいた過去の家計相談でも「毎月生活費は10万円までと決めている」という方でも「10万円で足りなくなった分はクレジットカードで支払い、支払いを先送りにしている」というような家計管理をしている方が多くいらっしゃいました。

つまり、毎月10万円と予算を決めても、クレジットカードでの支払いが月2万円別にあれば家計は月12万円の生活費になってしまうのですが、ご本人はクレジットカードは別と考えているので、「私は月10万円で生活している」と勘違いをしています。

このような家計管理をしている方も、予算は立てても守れません。

わが家の場合はクレジットカードの支払いも含めて予算内にするように管理の仕方を変えることで予算が守れる家計簿になりました。

5.5大支出をしっかり押さえる

私は、家計の中で特に予算を守るように気を付けたいのは「食費」「日用品」「娯楽費」「特別費」「クレジットカード払い」の5つと考えています。

「娯楽費」や「特別費」という費目は作っていない方もいますが、わが家の場合は特にこの5つの項目の予算管理をしっかりすることで家計の予算を守れるようになりました。

上記のような「教材費」や「習い事費」といった予算が守りにくい支出については「予算は守れなくても良い」と考え、「食費」「日用品」「娯楽費」「特別費」「クレジットカード払い」の5つについてはしっかり予算を守るという家計管理に変更したのです。

このように、すべての予算を守るのではなく、予算を守らなくてはいけない費目を絞ってしまうことで、わが家では予算を守るのが簡単になりました。

いきなりすべての予算を完璧に守れるようにするのではなく、ひとつずつ守れる予算を増やしていくというように予算を守る力を徐々につけていくように計画することで、家計簿全体の予算がうまく回るようになりましたよ。

まとめ

・予算を立てても守れない時は、月単位ではなく年単位で支出の予算を立てる
・予算を意識して守るようにする費目を絞り、まずはその費目の予算を確実に守るようにすることから始める

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他