年間予算の立て方

家計の予算を守るコツは守るべきポイントをおさえること!

家計管理

家計簿をつけていく上で、どうしても必要になるのが「予算を守る」ということです。でも、「せっかく予算を決めたのに全然守れない」ということはありませんか?

食費がいくら、日用品がいくら、光熱費がいくら、と毎月予算を決め、その通りに実践できれば確実に黒字になると分かっていても達成できない。

そんな時は、守れる予算のコツを知らない可能性があります。

実はコツをつかめば、家計の予算を守ることはたやすいことです。

ここでは、家計の予算を守るコツについて紹介します。

家計の予算を守りやすくするコツ

家計の予算を守りやすくするためにいくつかのポイントを確認してみましょう。

予算の守りやすい家計簿を使う

現在お使いの家計簿を使っていても予算が守れないという場合、それは「予算の守りにくい家計簿」である可能性が高いです。

家計簿のつけ方や費目の分け方を工夫したりすることで「予算の守りやすい家計簿」にすることができます。

過去1000件以上の家計相談の実績からも「家計簿を長年つけてきたにもかかわらず、今の家計簿では何をどうしていいか分からない」というご相談がよく寄せられます。集計だけはできるものの改善点が分からない家計簿は予算も守りにくい傾向があります。

予算は立てすぎない

家計簿には、毎月いくらと予算を立てても「予算が守れない費目」というものが存在します。

例えば「教材費」「習い事費」

教材費は、基本的に園や学校から「いつまでに支払ってください」と言われた支出を記入する費目です。例えば今月は「教材費」だけでなく「習字道具の購入があった」など、自分では想定できない支出があれば今月の教材費の費目欄に記す支出は増えます。

毎月5000円までなどと自分で決めても、園や学校の都合で支払いが増えますので、予算を立てても無意味になることがあります。

「習い事費」も同様に、月々の月謝で予算を組んでいたとしても「今月は発表会があります」などと習い事先からお知らせがあると月の「習い事費」は増えてしまいます。「習い事費」も「教材費」と同様に予算を立てても守れないことの多い費目です。

このように、自分の意志で支払い額が決められない支出は、予算は立てても守れなくて当然です。そのような費目の予算まで毎月いくらと立てる必要はありません。また、たとえ予算が守れなくても自分を責める必要もありません。

予算が守れない費目は月単位ではなく年単位で考える

月にいくらと予算を立てても守れない費目は、年単位で予算を立てることをオススメします。

上記の「教材費」や「習い事費」も、月にいくらという予算は立てても無意味になることが多い費目ですが、「年にいくら」という予算を立てると守れることが多くなります。

今月は支払いが多いが、先月は少なかったというような支出のデコボコに振り回されず、年にいくらまでに収まっていればいいと考えましょう。

クレジットカードの支払いなどを別枠にしない

クレジットカードなどの支払いを別で考える家計管理をしている方の家計は予算が守れない傾向があります。

例えば「毎月生活費は10万円までと決めている」という方でも「10万円で足りなくなった分はクレジットカードで支払い、支払いを先送りにしている」というような家計管理をしている方がいます。

つまり、毎月10万円と予算を決めても、クレジットカードでの支払いが月2万円別にあれば家計は月12万円の生活費になってしまうのですが、ご本人はクレジットカードは別と考えているので、「私は月10万円で生活している」と勘違いをしています。

このような家計管理をしている方も、予算は立てても守れません。

クレジットカードの支払いも含めて予算内にするように管理の仕方を変えましょう。

5大支出をしっかり押さえる

家計の中で特に予算を守るように気を付けたいのは「食費」「日用品」「娯楽費」「特別費」「クレジットカード払い」の5つです。

「娯楽費」や「特別費」という費目は作っていない方もいますが、作っている方は積極的に予算を守るようにしましょう。

上記のような「教材費」や「習い事費」といった予算が守りにくい支出に振り回されるよりも、この5つの費目については、予算を立てても守れないということがないように毎月特に気を付けると家計簿の全体的な予算が守れている状況になりやすくなります。

すべての予算を守るのではなく、予算を守らなくてはいけない費目を絞ってしまうと、予算も守るのが容易になります。

いきなりすべての予算を完璧に守れるようになるのではなく、ひとつずつ守れる予算を増やしていくというように予算を守る力を徐々につけていくように計画しましょう。

まとめ

・予算を立てても守れない時は、月単位ではなく年単位で支出の予算を立てる
・予算を意識して守るようにする費目を絞り、まずはその費目の予算を確実に守るようにすることから始める

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あき
家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。 節約や貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。著書に 「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる!「ズボラ家計管理」トレーニング」他