育児休業中の家計簿公開|20代、手取り年収300万円台で子供が二人います。
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- 手取り年収300万円の家計
読者の皆さんからの家計相談に家計簿&家計管理アドバイザーがお答えする無料家計相談&家計診断コーナー。
今回の相談者様は、20代のご夫婦。4歳と0歳のお子さんがいらっしゃいますが、現在奥様は育児休業中。夫も転職し年間100万円ほど減収。手取り年収は324〜364万円。借金の返済もあり今後の家計が心配とのご相談です。
※その他免責事項をお読みください。
初めまして、あきさんの家計簿を2ヶ月ほどつけてます。診断して頂きたいと思います。よろしくお願いします。
収入
主人29歳 手取り210〜250万(家賃が天引きされています)
妻 29歳 育児休暇中(2ヶ月で14万程度×6ヶ月)84万くらい
子供 4歳(手当 12万)
子供 0歳(手当 18万)
合計324万〜364万
若い頃購入したマンションがあり、事情により人に貸してます。
ローン84万6000
管理費13万2000
固定資産税9万
家賃収入 124万8000
(年間18万プラスですが設備の故障時の修繕があるかもしれないので、無いものと思って貯めてます)
年間支出
電気 4000×12=48000
ガス 8000×12=96000
水道 5000×6=30000
保険 422,052(うち学資222,000)
保育料 今年7月まで25000。引越しの為今は入れず待機児童で0円。いつ入れるか未定。
奨学金等毎月返済している借金があります。292,796
小遣い 12万
携帯 13万8000
(車2台)自動車保険 8万
車検 16万
自動車税 4万7000
合計143.4万
月間支出
食費4.5万
日用品2.5万
娯楽費4万(今、上の子が幼稚園に入っていない為、平日でもずっと家にいるわけにいかずお出かけや遊びが増えてます)
合計11万×12=132万
特別費
BD費(有難いことにお誕生日を祝ってくれる人がいる多く、もちろんお返しも必然と増え…)14人×3000円=42000〜5万円(増える事も多々。)
美容室3万6000
衣服 5万
帰省 5万(飛行機3人分)×2回=10万(これも増える事多々)
イベント費2万
家電インテリア積立 6万
臨時積立 6万
旅行積立 6万
合計43.6万
若い頃家計簿もつけず、収入は年齢に応じて増えるものだと信じていて組んだローンなど、余分な支出が多いな〜と反省してます。
主人も転職で収入が以前より100万ほど減り、私も育休中。
子供には保育園に入ってほしいけど、保育料が捻出できるか不安です。
今後の為の貯金も圧倒的に不足してます。(そして言い訳も多い)
どうか、アドバイスをお願いします。
こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。ご相談者様は現在ご夫婦ともに20代。お子さんがお二人いらっしゃる中、ご主人の転職で減収。加えて奥様も育児休業中と収入減が続く中の家計管理がご不安なご様子ですね。
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収支は年間5~45万円の黒字の予定ということですね。
保険 422,052(うち学資222,000)
学資保険が100%以上の貯蓄性があれば年間貯蓄額は27.2~67.2万円となります。
次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
毎月の固定費や変動費に必要な基本的なお金は20万8千円(年間250万円)となっています。
特別費
BD費(有難いことにお誕生日を祝ってくれる人がいる多く、もちろんお返しも必然と増え…)14人×3000円=42000〜5万円(増える事も多々。)
美容室3万6000
衣服 5万
帰省 5万(飛行機3人分)×2回=10万(これも増える事多々)
イベント費2万
家電インテリア積立 6万
臨時積立 6万
旅行積立 6万
(車2台)自動車保険 8万
車検 16万
自動車税 4万7000
合計72.3万
別途、特別費として約72.3万円の支出があるようです。
なお、自動車保険、車検、自動車税は特別費として計上し再計算をしています。
ご相談者様の家計は、お子さんがまだ小さいこともあり、月の支出を非常にコンパクトに設計されている点は大変に素晴らしい家計です。
今後奥様が復職された場合はもう少し収入が上がると考えられますが、その分下のお子さんの保育料の増加などが見込まれます。
今はまだ小さなお子さんが成長することも考え、下記の点について見直しをご提案いたします。
日用品2.5万
ご相談者様の家計でまず気になるのは日用品の高さです。
お子さんの年齢から考えるとオムツが必要なお子さんはひとりと考えられます。
奥様の化粧品代などが含まれているようでしたら仕方がないところもあるかもしれませんが、含まれていないようでしたら月1万円以上節約できてもおかしくありません。
参考:節約主婦の日用品の平均額はいくら?
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11628
保険 422,052(うち学資222,000)
加えて気になるのは、収入に対する生命保険料の高さです。
学資保険以外の保険も掛け捨てだけにしては高い印象です。
現状では他の支出が少ないため、保険料を支払い続けることも不可能ではありませんが、今後お子さんが成長し他の支出が増えるに従い支払いが苦しくなる可能性があります。
参考:学資保険で家計が破綻?
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17629
家電インテリア積立 6万
臨時積立 6万
旅行積立 6万
家計から様々な積み立てをしていますが、こちらは今年は貯蓄するだけで使わない積立ではないかと推測されます。
これからある支出に対して積み立てを行うのは素晴らしいのですが、家計が苦しくなるほどに行う必要はありません。
ご相談者様の家計では年間を通じて娯楽に使える費用が娯楽費月4万円のみとなりますので、もともとのお楽しみが少ない中、さらに積み立てて貯めてはいるものの使えないお金を増やしてしまうとさらに窮屈な家計になりやすい傾向があります。
積み立てについては、家計が苦しいようでしたら奥様が復職され収入が増やせるようになってから本格的に取り組んでも遅くはありません。
参考:家計簿の積立とは?
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17284
上記の点の見直しをすることで、月に1,2万円ほどの節約はできてもおかしくありません。
しかし、すでに全体的に節約はしている家計となりますので、さらに節約を重ねていく必要があるのかという点では疑問が残ります。
また、お子さんが今後成長されると、必然的に全体的に支出は増えていくと考えると、今後も現状の収支のままでやりくりすることはほぼ不可能と考えられます。
奥様が復職され、保育料を上回る収入が得られるようになったタイミングや借金の返済が終了したタイミングなどを見図ると、もう少し設計がしやすい家計にすることができます。
今回の見直しは現状ひとまず取り組み、収入が増えた時点や借金の返済が終わった時点でもう一度予算を作成しなおすよう計画すると、無理のない家計設計ができると予測されます。
お金が貯められないタイプ別診断で考えると、ちょこちょこした支出が多いタイプに近いのではないかと推測されます。
よろしければお金が貯められないタイプ別診断についてもあわせてご覧くださいね。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
読者の皆さんからいただいた同じくらいの年収の方の過去記事一覧は手取り年収300万円台の家計簿一覧からご覧いただけます。
今回の相談者様は、20代のご夫婦。4歳と0歳のお子さんがいらっしゃいますが、現在奥様は育児休業中。夫も転職し年間100万円ほど減収。手取り年収は324〜364万円。借金の返済もあり今後の家計が心配とのご相談です。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
初めまして、あきさんの家計簿を2ヶ月ほどつけてます。診断して頂きたいと思います。よろしくお願いします。
収入
主人29歳 手取り210〜250万(家賃が天引きされています)
妻 29歳 育児休暇中(2ヶ月で14万程度×6ヶ月)84万くらい
子供 4歳(手当 12万)
子供 0歳(手当 18万)
合計324万〜364万
若い頃購入したマンションがあり、事情により人に貸してます。
ローン84万6000
管理費13万2000
固定資産税9万
家賃収入 124万8000
(年間18万プラスですが設備の故障時の修繕があるかもしれないので、無いものと思って貯めてます)
年間支出
電気 4000×12=48000
ガス 8000×12=96000
水道 5000×6=30000
保険 422,052(うち学資222,000)
保育料 今年7月まで25000。引越しの為今は入れず待機児童で0円。いつ入れるか未定。
奨学金等毎月返済している借金があります。292,796
小遣い 12万
携帯 13万8000
(車2台)自動車保険 8万
車検 16万
自動車税 4万7000
合計143.4万
月間支出
食費4.5万
日用品2.5万
娯楽費4万(今、上の子が幼稚園に入っていない為、平日でもずっと家にいるわけにいかずお出かけや遊びが増えてます)
合計11万×12=132万
特別費
BD費(有難いことにお誕生日を祝ってくれる人がいる多く、もちろんお返しも必然と増え…)14人×3000円=42000〜5万円(増える事も多々。)
美容室3万6000
衣服 5万
帰省 5万(飛行機3人分)×2回=10万(これも増える事多々)
イベント費2万
家電インテリア積立 6万
臨時積立 6万
旅行積立 6万
合計43.6万
若い頃家計簿もつけず、収入は年齢に応じて増えるものだと信じていて組んだローンなど、余分な支出が多いな〜と反省してます。
主人も転職で収入が以前より100万ほど減り、私も育休中。
子供には保育園に入ってほしいけど、保育料が捻出できるか不安です。
今後の為の貯金も圧倒的に不足してます。(そして言い訳も多い)
どうか、アドバイスをお願いします。
こんにちは。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。ご相談者様は現在ご夫婦ともに20代。お子さんがお二人いらっしゃる中、ご主人の転職で減収。加えて奥様も育児休業中と収入減が続く中の家計管理がご不安なご様子ですね。
年間収支の確認
具体的なご相談に入る前に、ご相談者様の年間収支を見てみましょう。
収入324〜364万円
支出319万円
支出319万円
収支は年間5~45万円の黒字の予定ということですね。
保険 422,052(うち学資222,000)
学資保険が100%以上の貯蓄性があれば年間貯蓄額は27.2~67.2万円となります。
家計を確認
次に、ご相談者様の毎月のやりくりに必要なお金を見てみましょう。
毎月の固定費や変動費に必要な基本的なお金は20万8千円(年間250万円)となっています。
特別費
BD費(有難いことにお誕生日を祝ってくれる人がいる多く、もちろんお返しも必然と増え…)14人×3000円=42000〜5万円(増える事も多々。)
美容室3万6000
衣服 5万
帰省 5万(飛行機3人分)×2回=10万(これも増える事多々)
イベント費2万
家電インテリア積立 6万
臨時積立 6万
旅行積立 6万
(車2台)自動車保険 8万
車検 16万
自動車税 4万7000
合計72.3万
別途、特別費として約72.3万円の支出があるようです。
なお、自動車保険、車検、自動車税は特別費として計上し再計算をしています。
家計の見直し
ご相談者様の家計は、お子さんがまだ小さいこともあり、月の支出を非常にコンパクトに設計されている点は大変に素晴らしい家計です。
今後奥様が復職された場合はもう少し収入が上がると考えられますが、その分下のお子さんの保育料の増加などが見込まれます。
今はまだ小さなお子さんが成長することも考え、下記の点について見直しをご提案いたします。
日用品
日用品2.5万
ご相談者様の家計でまず気になるのは日用品の高さです。
お子さんの年齢から考えるとオムツが必要なお子さんはひとりと考えられます。
奥様の化粧品代などが含まれているようでしたら仕方がないところもあるかもしれませんが、含まれていないようでしたら月1万円以上節約できてもおかしくありません。
参考:節約主婦の日用品の平均額はいくら?
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11628
生命保険
保険 422,052(うち学資222,000)
加えて気になるのは、収入に対する生命保険料の高さです。
学資保険以外の保険も掛け捨てだけにしては高い印象です。
現状では他の支出が少ないため、保険料を支払い続けることも不可能ではありませんが、今後お子さんが成長し他の支出が増えるに従い支払いが苦しくなる可能性があります。
参考:学資保険で家計が破綻?
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17629
積み立て
家電インテリア積立 6万
臨時積立 6万
旅行積立 6万
家計から様々な積み立てをしていますが、こちらは今年は貯蓄するだけで使わない積立ではないかと推測されます。
これからある支出に対して積み立てを行うのは素晴らしいのですが、家計が苦しくなるほどに行う必要はありません。
ご相談者様の家計では年間を通じて娯楽に使える費用が娯楽費月4万円のみとなりますので、もともとのお楽しみが少ない中、さらに積み立てて貯めてはいるものの使えないお金を増やしてしまうとさらに窮屈な家計になりやすい傾向があります。
積み立てについては、家計が苦しいようでしたら奥様が復職され収入が増やせるようになってから本格的に取り組んでも遅くはありません。
参考:家計簿の積立とは?
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17284
家計を見直すとどうなる?
上記の点の見直しをすることで、月に1,2万円ほどの節約はできてもおかしくありません。
しかし、すでに全体的に節約はしている家計となりますので、さらに節約を重ねていく必要があるのかという点では疑問が残ります。
また、お子さんが今後成長されると、必然的に全体的に支出は増えていくと考えると、今後も現状の収支のままでやりくりすることはほぼ不可能と考えられます。
奥様が復職され、保育料を上回る収入が得られるようになったタイミングや借金の返済が終了したタイミングなどを見図ると、もう少し設計がしやすい家計にすることができます。
今回の見直しは現状ひとまず取り組み、収入が増えた時点や借金の返済が終わった時点でもう一度予算を作成しなおすよう計画すると、無理のない家計設計ができると予測されます。
お金が貯められないタイプ別診断で考えると、ちょこちょこした支出が多いタイプに近いのではないかと推測されます。
よろしければお金が貯められないタイプ別診断についてもあわせてご覧くださいね。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
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