2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

年収600万円台7人家族の家計簿公開!残金マイナス30万円。赤字で生活が苦しいです。

日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

家族構成 夫(38歳)自営業、妻 会社員(38歳)、子(高2)、子(中2)、子(11歳)
夫の父、母 7人家族

収入

夫 504万円
ボーナス 0万円
妻会社員 168万円
ボーナス20万円
計 692万円

銀行支出

車ローン 年105.6万円(2台分 月5万円+月3.8万円)
車保険 年27万9千円(2台分)
小学校 年9万6千円(月8千円)
中学校 年13万2千円(月1万1千円)
高校 年96万 (月8万)
↑寮生活の為 寮費+食費+学費+部費
電気 年36万円 (月平均3万円)
保険 夫 年22万8千円(月1.9万円)
保険 子 年3万6千円(月3千円)
保険 妻 年9万6千円(月8千円)
学資保険 年12万円(月1万 )小学生のみ
習い事 年30万円(月2万5千円) 2人分
合計 約366.3万円

カード払の支出

携帯4台+ネット+固定電話代 年57万6千円(月4万8千円)
ガソリン代 年8万4千円(月7千円)
合計 約66万円

現金支出

食費 年108万円 (新聞代+医療費+予備費+自治会費+犬費用含む)
日用品 年12万円
その他 年30万円
↑学校に必要なものや高校生の野球道具代
被服代 犬(カット代+薬)などに使用
高校生 寮以外の食費 年48万円 (月4万円)
↑土日のご飯が無い為、各自負担
合計 約198万円

特別費

自動車税 年5万4千円
バレンタイン、ホワイトデー 1万円(10人以上からもらうため)
お年玉 1万円
コストコ年会費 4千8百円
婦人検診、インフル予防接種 7千6百円
お正月費 12万円
合計 約20万6千4百円



貯金 年48万円(月4万円) 毎月口座積み立て
(子供貯金 上二人の学資保険はいれてないので 年24万円は貯蓄)

現在貯金額は  94万円

夫が自営業なので、資金に苦しくなると定期を崩していままでやってきたのでなかなか、貯まりません。車検代なども、貯金から崩しています。

そのうえ、2年後には、一番上は大学へ行きたいと言っています。
とても学費なんて出せる状態ではありません。

同居ですが、水道代など、他の費用を負担してもらっているので別で貰うことができません。

銀行の口座も資金繰りが苦しい時にマイナスになってから埋める事ができず、いままできています。毎月マイナス30万からスタートしています。

私には、どこがだめなのかわからなくなっていて。。。毎日をやりくりするので精一杯です。

どうか、よいアドバイスをいただけたらと思います。


ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。

「家計診断」についてですね。

全体的な感想について


まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。

年間収支は?


収入692万円
支出699万円

収支は年間約7万円の赤字の予定ということですね。

・貯金 年48万円(月4万円) 毎月口座積み立て

ただし、こちらがあるので、年間48万円は貯金をしているということですね。

しかし、実際にはここから車検代などを支払っているので、毎年ほとんど残っていないということと推測いたします。

・学資保険 年12万円(月1万)小学生のみ

学資保険が唯一の確実な貯蓄というところでしょうか。

気になる点は?


まず最初に気になる点は、質問者様は、口座を「特別費口座」と「貯金用口座」に分けているか?という点です。

当方では口座は「生活費口座」「特別費用口座」「貯金用口座」の3つにわけることを推奨しています。(3つにわけるという意味で、3冊にするということではありません)

おそらく質問者様の場合は口座の使い分け法を導入すると、家計が回りやすくなる家計と推測されます。

■参考:口座を3つに分ける方法については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7058152

特別費と貯金を区別しよう!


おそらく質問者様は特別費と貯金の区別があまりついていない状況ではないかと推測されます。

毎月4万円を口座に積み立てているものの、車検などがあれば崩している状況ということですが、車検代は「貯金から支払うもの」ではありません。

車検代は「特別費」といって、貯金とは別に用意することをオススメします。

■参考:「特別費」については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7062239

先取り貯金について


また、毎月の先取り積立というのは、出来ればもちろん理想的ですし、できるなら積極的に行ったほうがいい貯金です。

しかし、家計の現状によっては、先取り貯金を行うと家計が回らなくなる場合があります。

先取り積立があるために生活が苦しく、つみたててもすぐに崩すを繰り返す・・という悪循環になってしまうことがあるので注意が必要です。

先取り積立は、よほど体力のある家計やしっかり家計が回っている場合でないと難しいと私は考えています。

■参考:先取り貯金で赤字?については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/6757636

気になる支出は?


質問者様の家計で気になる支出は、以下の支出です。

■車

車ローン 年105.6万円(2台分 月5万円+月3.8万円)
車保険 年27万9千円(2台分)

特に、車のローンは突出して高いようです。
ご両親のご実家などにお住まいで、家賃がないから車にお金をかけてもいいかな・・・という感じで車を購入されたのかもしれませんが、非常に高額です。

こちらのローンがいつ終わるのか?は調べておいた方がいいですし、払い終わってもしばらくはすぐに買い替えないなどの対策がとれるだけでも随分家計はラクになるでしょう。

また、車の保険も高いです。2台分で年間10万円以下を目安に見直しをオススメします。

ガソリン代が月7000円なので、2台分の車のローンと車の保険を高額に支払っている割には、使用頻度が少ないのかもしれません。次回は2台目は小さい車にするなど、使用頻度に合わせた買い物を検討するのも一つの手かと思います。

■保険

保険 夫 年22万8千円(月1.9万円)
保険 子 年3万6千円(月3千円)
保険 妻 年9万6千円(月8千円)

保険もすべて掛け捨てにしては高めのように感じます。もしかしたら保険についても貯蓄性がある可能性がありますので調べてみましょう。

■通信費

携帯4台+ネット+固定電話代 年57万6千円(月4万8千円)

携帯電話も4台分+電話+WIFIにしては高いので料金プランの見直しから始めましょう。

■電気

電気 年36万円 (月平均3万円)

電気代も高いと思いますので、今一度コンセントなどがきちんと抜けているか?確認しましょう。

7人家族ですので、通常よりは高い金額になるのはやむをえませんが、それでもやや高いように感じます。

■参考:電気代を節約する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5033

■食費

食費 年108万円 (新聞代+医療費+予備費+自治会費+犬費用含む)
高校生 寮以外の食費 年48万円 (月4万円)


食費についても高いと言えます。

食費は食べ盛りの男の子ですから多少は仕方がないところもあると思いますので、1日150円、野菜を1つ会計前のかごから戻すくらいの節約から始めてみてもよいでしょう。

■参考:世帯別の食費については以下の記事で詳しく紹介しています。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621

実際には、これはどうしても削れない・・・などあるかもしれませんが、保険関係と、携帯電話で、出来るなら年間20万円。

その他でできれば年間18万円くらい削減
することから始めてみてはいかがでしょうか。

もちろん厳しく節約を試みるならもう少し落とせそうではありますが、ひとまずの目標として年間38万円ほどの節約をご提案いたします。

すると、年間86万円は貯金が出来る計算になります。

特別費を取り分けよう



ただし、今までは貯金から車検などを出されていたということですので、特別費として車検代などを取り分けましょう。

車検12万円
赤字対策24万円
旅行など10万円


くらいの余力を残し、

貯金40万円

くらいを目指すことから始めてみてはいかがでしょうか。

2年後の大学費用は?



2年後の大学費用ですが、現在の支出状況ではおそらく2年で400万円を貯めるのは難しいと考えられます。

ただ、お子さんがどこの大学を目指すか?アルバイトはできるか?真ん中のお子さんの進学先は?などによって状況は全く変わってくると考えられます。

高校 年96万 (月8万)
高校生 寮以外の食費 年48万円 (月4万円)


年間144万円は高校生のお子さんに使っています。

もしも真ん中のお子さんが家から通える公立校などに進学されて、それほど費用がかからなければ、このうち100万円前後は大学の費用に回せる可能性もあるように感じます。

加えて、在学中に車のローンが一つでも終われば、そちらも学費に回せるかもしれません。

しかし、お子さんが一人暮らしでアルバイトも出来ず、月10万円は仕送りしてほしいという条件になり、なおかつ真ん中のお子さんまでお金のかかる私立校に入学・・となってしまうとかなり苦しい家計になるでしょう。

ご主人やお子さん含め、日ごろから家族全体で進路について話し合っていかれることをオススメします。

まとめ



質問者様の家計は、車、保険、電気代、携帯の支払いが特に高い家計と言えます。

全体的に少しずつ削って、月1,2万円の支出を減らすところから始めると、徐々になんとかなっていく家計と感じられます。

進路先によっても今後の家計は大きく変わりますので、進路についてご家族でしっかり話し合われることをオススメします。

質問者様の最大のメリットは、まだまだご夫婦ともにお若いことです。

大きなお子さん3人で、今は大変かもしれませんが、教育費のピークを越えれば徐々にラクになっていくことが予測されますので、今の大変な時期をなんとか乗り越えましょう。

関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります!

■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。

・手取り年収600万円台以上の家計のまとめ


■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105

■参考:家計簿&家計管理アドバイザーに無料で相談できます。

https://kakeibo.kosodate-info.com/mail

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