2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

妻の小遣いはいくら?実は夫の小遣いより多くなってない?!

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

はじめまして、こんにちは。

今まで何度も家計簿をつけようと試みたことはありますが、ひと月と続いたことがなく現在に至ります。そんな私ですが、家計簿をつけ始めてもうすぐ一ヶ月です!

今回過去の支払い等をいろいろ洗い出したところ、自分のクレカの支払い(ネットショッピング、化粧品代)が年間70万円ほどあることが判明しました。また、ちょこちょこと引き出しては生活費が20万円近くかかっている月もありました。自分の散財っぷりに引きました。

それ以降、自分のクレカ利用を停止しています。ライン使いしていた某ブランド化粧品も、なくなり次第安価なものに順次切替えていく予定です(費用が3分の1に抑えられます)。

今まで何の制限なくクレカで買っていた化粧品ですが、現金払いに移行します。自分のお小遣いは特に設定していなかったんですが、化粧品は自分のお小遣い内でのやりくりになりますか?

それとも生活費内(娯楽費や特別費)でのやりくりですか?

今までの購入リズムからいくと、ほぼほぼ毎月購入していくことになると思います。

今回チャレンジ一ヶ月目のやりくりなので、疑問に思いメールさせていただきました。

アドバイスいただけると幸いです。

宜しくお願い致します。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザーのあきです。

「妻の小遣い」についてですね。

妻の小遣い


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妻の小遣いというのは、家計の中でも特に注意が管理が必要な支出だと私は考えています。

妻の小遣いがゼロ円であっても、妻にかかる支出はゼロ円ではないですよね。

妻の小遣いをいくらにするか、どのように管理をするかによって浪費が増えたり減ったりしますので、管理の仕方ひとつで家計管理に大きな差がでると私は考えます。

特に、妻の小遣いを作るにあたって特に注意したいのは、妻の小遣いに何を分類するかという点です。


妻の小遣いの内訳


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妻に関する支出のうち、特に注意が必要なのは「美容院」「化粧品」「衣服費」「交際費」など、妻が個人的に利用する支出です。

これを小遣いで賄うのか、家計の支出として賄うのかによってやりくりの結果に大きな差がでます。

今回ご質問の化粧品ですが、化粧品代は「日用品」または「自分の小遣い」として仕分けるといいでしょう。年に数回まとめ買いをして高額になることがあらかじめ分かっているような化粧品でしたら「特別費」でもかまいません。

日用品なのか小遣いなのか特別費なのかは、金額や頻度によって決めます。

例えば

「使っている化粧品はそれほど高価なものではない。毎月のように購入はするが、月にして数千円程度」という場合は、日用品。

「使っている化粧品がとても高価。時々サプリメントを購入したりと美容が半分趣味のようになっている」という場合は、個人の小遣い。

上記のように仕分けると、無駄に日用品費が高くなったり、妻の小遣いによって家計が圧迫されたりというようなやりくりの失敗を未然に防いでくれるのではないでしょうか。

その他のママのお付き合いに関する費用も同様に考えてよいでしょう。ママ友ランチ会も月に数回くらいなら、娯楽費で充分ですが、毎月何回もいくようなら、小遣いでやりくりしたほうが、節約効果が得られます。

洋服も同じで、たまに自分のものを買うくらいなら、娯楽費や特別費で充分ですが、毎月のように洋服を買っているようなら、小遣いでやりくりしたほうが、節約になると思います。

このように、どこまでの支出を自分の小遣いから出すのかをあらかじめ決めておくことが大切です。




妻の小遣いの注意点


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注意が必要なのは、仕事以外の小遣いをどれくらいもらっているか?という点です。

例えば、今自分の小遣いが月4万円。仕事のランチで2万円くらいは使うが、あと2万円は好きに使っているという状況の場合で考えてみましょう。

月2万円自由になるお金があり、さらに化粧品代を日用品などで別に家計で計上。

美容院も夫は1000円カットで済ませているのに、自分はカットとカラーで15000円くらいの支払いを年に何回か別に家計で計上。

ママ友とのランチも別で家計で計上。

ついでに衣服費も夫のものはあまり買わないけれど、自分のものは別で家計で計上。

上記のように何でも妻の支出を家計に計上していると実質月6、7万円ほど(人によってはそれ以上)小遣いをもらっているのと同じになります。

夫の小遣いが5万円の場合、家計簿の額面上は

夫小遣い 月5万円
妻小遣い 月4万円

と夫の方が小遣いが多いように記していても、

実際は

夫小遣い 月5万円
妻小遣い 月7万円

圧倒的に妻の方が月に使っているお金が多いという小遣いの逆転現象が起こることにもなりかねません。

このような場合は、妻の小遣いを月6万円に増やして、あとは化粧品も洋服も美容院も好きなようにやりくりするというように、小遣いの範囲だけですべてやりくりできるようにするのも一つの手です。

または、妻の小遣いを月2万円に減らして、その分家計で、化粧品、洋服、美容院に予算を立ててやりくりするという方法も有効です。

妻の小遣いの決め方


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質問者様は、今まで小遣いをもらっていなかったということなので、何を小遣いとし、何を家計費とするか注意しながら、頻度と金額で決めることをオススメします。

今まで妻の小遣いはゼロ円だったにも関わらず、年間70万円も自分の支出があることに気がつかれたご様子ですね。

まさに、妻の小遣い費を設けていないことで、妻の費用がブラックボックス化し、支出が青天井になってしまっていたと推測できます。

今後は小遣いを設定することで、支出が必要以上に大きく膨らまないように注意しましょう。

まとめ


・妻の小遣いは、何を小遣いとし、何を家計とするのかはっきり決めておくことが大切です。

・妻の小遣いの仕分けを間違えると、いつの間にか夫の小遣いより支出が多いという逆転現象も起こります。

家計簿をはや1ヵ月近くもご利用いただきありがとうございます。

妻の小遣いをしっかり管理できるようになるだけで、年間数十万円の節約が期待できそうな家計です。

今後ともより良い家計になっていかれることを陰ながら応援しています。
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↓夫と妻の小遣いに関する記事はこちらにまとめてあります。
・夫と妻の小遣い問題(まとめ)

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