特別費は貯金ではない。初心者が勘違いしがちなお金の貯め方。
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
こんにちは‼︎
書籍購入しました(^^)
赤字、払い遅れだらけだった我が家の家計もだいぶ落ち着き
(後に夫がまたやらかしてくれてますが…それは専門家に任せて、、)
特別費の予算を改めて書き出してみました。
詳細は記載出来ませんがこのお金をどうやって捻出していくのか…
今年度末
人生初!30万は貯金が出来そうなのですが
その貯金から来年度の特別費予算をプール貯金として分けておく
という方法で良いのでしょうか?
それともまた年度ごとに積み立てながら年間家計簿につけていきますか?
よく分かってなくてすみません。
思ってることが伝わると良いのですが(*_*)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費と貯金」についてですね。
家計には「特別費」と呼ばれる大きな支出があります。
この「特別費」という支出は、人によっては年間で100万円以上になることも多く、一度に支払う金額も高額になりやすい支出です。
今回のご質問は、この特別費は貯金を崩して準備すべきものかということと推測いたします。
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
結論からお伝えすると「特別費は貯金を崩して支払うものではない」ということです。
年間100万円の貯金に成功。
100万円が貯まったので、この100万円から旅行代20万円を支払うことにした。
家計簿初心者は、このように「特別費」と「貯金」を混同してしまうことが多いです。
しかし、このように考えてしまうと、貯金がたまってもすぐにお金を崩すことになってしまうため「何年家計簿をつけても貯金が増えない」という現象が起こります。
貯金・・マイホーム、車、老後、もしもの緊急事態などの人生の節目となる大きなイベント以外は使わないお金
特別費・・旅行、冠婚葬祭、家電、インテリアなど比較的高額で、1年以内など近いうちに使うお金
と、書籍でも紹介させていただきましたが、当方の家計簿では貯金と特別費は分けて考えます。
ですから、当方の家計簿ではお金を貯めて旅行に行こうとは考えません。
旅行は特別費として、あらかじめ支出としてみなすようにします。
ただし、目標を立ててはいけないということではなく、特別費としてお金を準備して、旅行に行こうと目標を立てる感じになります。
ご質問の件ですが、特別費は
1年間やりくりをした結果できた貯金から取り分ける
のではなく、
毎月のやりくりのなかから(またはボーナスなどから)取り分ける
という方法がお勧めです。
例えば、月の黒字が5万円あったら、2万円を貯金とし、3万円と特別費として取り分けるというようなイメージです。
取り分ける場合は、口座ごと分けておくと便利です。
このように口座を分けることで、使ってはいけないお金と使ってもいいお金を明確にすることができます。
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:貯金口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
上記のように口座に分けて「特別費」と「貯金」を準備した場合、特別費はどのように考えるかという疑問がわくことがあります。
特別費口座15万円
貯金口座15万円
年末や3月で家計簿をしめた時に上記のように各口座に残高があった場合は、家計簿上は30万円の貯金としてみなして構いません。
しかし、自分の頭の中では、実際の貯金は15万円だな、残りの15万円はすぐになくなるお金だなと認識するとわかりやすいです。
特別費口座のお金は一時的な貯金であり、純粋な貯金ではないと考えておくことで「本当に貯まっているお金がいくらか」ということを意識することができるようになりますよ。
質問者様のことは以前何度もご相談をお引き受けしたことよく覚えています。
家にそんな余裕があるはずがないと、赤字払い遅れやいろいろな出来事の重なりで、お金にとてもつらいイメージがある印象だった質問者様が、こうしてお金の安定を取り戻されてきつつあるというのが、とても素晴らしいですね。
人生初、30万円の貯金ができる予定とのこと誠におめでとうございます。
長年にわたりブログをご覧いただいているだけでなく、書籍のご購入までありがとうございます。
またいつでもご利用くださいませ。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:特別費に関するご質問はこちらから
・特別費に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
こんにちは‼︎
書籍購入しました(^^)
赤字、払い遅れだらけだった我が家の家計もだいぶ落ち着き
(後に夫がまたやらかしてくれてますが…それは専門家に任せて、、)
特別費の予算を改めて書き出してみました。
詳細は記載出来ませんがこのお金をどうやって捻出していくのか…
今年度末
人生初!30万は貯金が出来そうなのですが
その貯金から来年度の特別費予算をプール貯金として分けておく
という方法で良いのでしょうか?
それともまた年度ごとに積み立てながら年間家計簿につけていきますか?
よく分かってなくてすみません。
思ってることが伝わると良いのですが(*_*)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「特別費と貯金」についてですね。
特別費とは?
家計には「特別費」と呼ばれる大きな支出があります。
この「特別費」という支出は、人によっては年間で100万円以上になることも多く、一度に支払う金額も高額になりやすい支出です。
今回のご質問は、この特別費は貯金を崩して準備すべきものかということと推測いたします。
■参考:特別費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
特別費と貯金を区別しよう
結論からお伝えすると「特別費は貯金を崩して支払うものではない」ということです。
年間100万円の貯金に成功。
100万円が貯まったので、この100万円から旅行代20万円を支払うことにした。
家計簿初心者は、このように「特別費」と「貯金」を混同してしまうことが多いです。
しかし、このように考えてしまうと、貯金がたまってもすぐにお金を崩すことになってしまうため「何年家計簿をつけても貯金が増えない」という現象が起こります。
貯金・・マイホーム、車、老後、もしもの緊急事態などの人生の節目となる大きなイベント以外は使わないお金
特別費・・旅行、冠婚葬祭、家電、インテリアなど比較的高額で、1年以内など近いうちに使うお金
と、書籍でも紹介させていただきましたが、当方の家計簿では貯金と特別費は分けて考えます。
ですから、当方の家計簿ではお金を貯めて旅行に行こうとは考えません。
旅行は特別費として、あらかじめ支出としてみなすようにします。
ただし、目標を立ててはいけないということではなく、特別費としてお金を準備して、旅行に行こうと目標を立てる感じになります。
特別費と貯金の分け方
ご質問の件ですが、特別費は
1年間やりくりをした結果できた貯金から取り分ける
のではなく、
毎月のやりくりのなかから(またはボーナスなどから)取り分ける
という方法がお勧めです。
例えば、月の黒字が5万円あったら、2万円を貯金とし、3万円と特別費として取り分けるというようなイメージです。
取り分ける場合は、口座ごと分けておくと便利です。
このように口座を分けることで、使ってはいけないお金と使ってもいいお金を明確にすることができます。
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:貯金口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
特別費は貯金?
上記のように口座に分けて「特別費」と「貯金」を準備した場合、特別費はどのように考えるかという疑問がわくことがあります。
特別費口座15万円
貯金口座15万円
年末や3月で家計簿をしめた時に上記のように各口座に残高があった場合は、家計簿上は30万円の貯金としてみなして構いません。
しかし、自分の頭の中では、実際の貯金は15万円だな、残りの15万円はすぐになくなるお金だなと認識するとわかりやすいです。
特別費口座のお金は一時的な貯金であり、純粋な貯金ではないと考えておくことで「本当に貯まっているお金がいくらか」ということを意識することができるようになりますよ。
最後に
質問者様のことは以前何度もご相談をお引き受けしたことよく覚えています。
家にそんな余裕があるはずがないと、赤字払い遅れやいろいろな出来事の重なりで、お金にとてもつらいイメージがある印象だった質問者様が、こうしてお金の安定を取り戻されてきつつあるというのが、とても素晴らしいですね。
人生初、30万円の貯金ができる予定とのこと誠におめでとうございます。
長年にわたりブログをご覧いただいているだけでなく、書籍のご購入までありがとうございます。
またいつでもご利用くださいませ。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:特別費に関するご質問はこちらから
・特別費に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
コメント
コメント一覧 (4)
なかなかお金が貯まらず、色々な家計簿ノートを買ってみては付けてみるも続かず。。。
そんな中、あきさんのブログに出会い、書籍も購入させてもらいました!
とりあえずは、年間の特別費の洗い出し、またノートにて毎月、年間の家計簿が付けられるよう準備をし、今月で2ヶ月目です。
1ヶ月目はなんと!娯楽費の多い事(笑)
それは貯まらないはずと反省しつつ、家計簿をつけながら、疑問に思った事を質問させて下さい。
まずは、独身実家暮らしの為、娯楽費=お小遣いのようになっているように思い、毎日の家計簿にはお小遣い欄を設けず娯楽費に一括で記入しています。このやり方でも問題ないでしょうか?分けるとしてもどう分けたら良いか分かりません。分けた方が良い場合はどう区分したら良いかアドバイスお願いします。
次に、ハンドメイドが趣味で生地や材料を購入し、ポーチ、カバン、巾着、通園バッグ等の簡単な物を作っています。今はまだ趣味の範囲でほぼ甥っ子や家族・親戚等の身内用に作っていますが、たまに友達に依頼されて作ったりもしています。大量に頼まれた時は材料費プラスαで代金を頂いたりもしています。(友達がタダだと次頼みにくくなるから代金を取ってほしいと言うので、じゃあ材料費だけでいいよ。と言うのですが、それだと次頼みにくい!と言うので、お言葉に甘えて少しだけプラスαさせてもらっています。)いずれは、ネット販売等もしていけたら、給料が安いのでお小遣い稼ぎになるかなと思っていますが、こういうハンドメイドのための生地、材料費等はどの項目に入れるのが良いでしょうか?娯楽費に入れるのが良いでしょうか?
あと頂いた代金はどこに記載するのが分かりやすいでしょうか?
アドバイス頂けると幸いです。
せっかくご質問をいただいたのに恐縮なのですが、
ご質問はコメント欄からはお返事をしておりません><
メールフォームからのご質問の返事をお待ちいただいている方が
おりますので、ご理解いただけますと幸いです。
お手数ですが、当ブログのメールフォームよりご質問いただけますと幸いです。
http://kakeibo.kosodate-info.com/mail
お返事は早ければ1日ですが、込み合ってると20日以上お待たせすることがあります。ご理解いただいたうえでご利用くださいませ♡
書籍のご購入もいただきありがとうございます。
また、2ヵ月もあきの家計簿をご利用いただきありがとうございます。
メールフォームのご利用をお待ちしておりますね!!
スッキリしました‼︎
今まで何度となく諦めていた家計簿を
あきさんのブログに出会ってから
途中挫折しつつ(笑)
何とか続けることができています!
そのおかげで
我が家のお金の流れも見えてきて
新たに見直しもしています✧︎*。
見直しが落ち着いたら
ぜひまた家計診断してもらいたいです( ・ᴗ・ )
ありがとうございました!
matsuさんは本当に頑張っていると思います!!
家計はすんなり何とかなる場合と、
時間がかかる場合がありますが、
焦らず1つずつ積み上げていけば必ず成果のでるものなので、
一歩ずつ、やってみてくださいね~♡
またいつでもご利用下さい♡
こちらこそありがとうございます!