月3万円の貯金は少ない?多い?適切な貯金額を判断する方法
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こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんの家計簿拝見させて頂きました。
とりあえず何にどの位使ってるのか知るため家計簿はつけていました。
でも、記録するだけだったのかもしれません。
食べてるものは質素だし、毎月そんなにかわらないのに何でこんなにお金がかかるんだろう。
どうしても家計を変えないと!と思ってあきさんの家計簿に辿り着きました。
結婚してから、全然洋服も買えないし、遊びにも行けなくなりました。
まわりの友達の旦那さんの収入が良いとか、会社の手当てとかがとても良くて羨ましくなるばかり…うちは何でこんなにビンボーなんだろうって悲観的になり、夫と喧嘩したりもします。
貯蓄ができないのが怖くて、最近はお給料がでると3万円程、貯蓄用の通帳に移していますが、月3万円の貯蓄額は少ないのでしょうか?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「月3万円の貯金は少ないのか」についてですね。
毎月3万円を貯金しているけれど、月3万円の貯金は少ない?多い?と迷ってしまうこともありますよね。
結論からお伝えすると「月3万円の貯金では少ないのか多いのか」は各ご家庭の事情によると言えます。
以下の点を確認しながら、月3万円の貯金では少ないのか多いのかを判断してみてはいかがでしょうか。
月3万円の貯金では少ないのか多いのかを確認するために、まず考えたいのが収入です。
月収50万円の方が月3万円貯金をするのと、月収15万円の方が月3万円貯金をするのとでは3万円の重みが異なります。
収入によって月3万円の貯金額が適正な金額なのか判断しましょう。
なお、書籍でも紹介させていただきましたが、理想の貯金額は「手取り年収の10%~20%」です。ゆとりがある方はそれ以上でもかまいません。
月3万円貯金の他に「貯蓄性の保険や投資」などがある場合、こちらも貯蓄として考えているかを確認しましょう。
貯蓄性のある保険や投資が月3万円、現金での貯金が月3万円なら毎月の貯蓄額は6万円になります。
貯蓄性のある保険や投資は家計簿上では支出としてみなしてもかまいませんが、貯蓄としては計上してかまいません。
月3万円貯金をしているということは、年間36万円の貯金ができているということになります。
年間36万円の貯金ができていれば10年で360万円の貯金ができます。
長期的に家計を見た時に、月3万円の貯金額で足りるのか考えてみましょう。
例えば、総額300万円のお車を10年後ごとに買い替えている場合は、1年で30万円の貯金が必要です。
この場合、年間36万円のうち30万円はお車のための貯金となりますから老後などその他のための貯金は年間6万円となり、将来的な貯金は不足している可能性があります。
車の所有状況、お子さんの年齢、ご家族構成、ご自身の年齢など様々なライフイベントも含めて判断しましょう。
月3万円の貯金では少ないのかは上記のような点から総合的に判断しましょう。
必要な貯金額に対し、不足が生じる場合は家計を改善する必要があります。
なお、一度貯金として計上したお金も、固定資産税や車検など高額な出費があるたびに崩しているようでは貯金ができているとは言えません。
貯金と特別費は異なりますので、区別して考えましょう。
その他の皆さんからの貯金に関するご質問は積み立て・口座・貯金カテゴリーよりご覧ください。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんの家計簿拝見させて頂きました。
とりあえず何にどの位使ってるのか知るため家計簿はつけていました。
でも、記録するだけだったのかもしれません。
食べてるものは質素だし、毎月そんなにかわらないのに何でこんなにお金がかかるんだろう。
どうしても家計を変えないと!と思ってあきさんの家計簿に辿り着きました。
結婚してから、全然洋服も買えないし、遊びにも行けなくなりました。
まわりの友達の旦那さんの収入が良いとか、会社の手当てとかがとても良くて羨ましくなるばかり…うちは何でこんなにビンボーなんだろうって悲観的になり、夫と喧嘩したりもします。
貯蓄ができないのが怖くて、最近はお給料がでると3万円程、貯蓄用の通帳に移していますが、月3万円の貯蓄額は少ないのでしょうか?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「月3万円の貯金は少ないのか」についてですね。
月3万円の貯金は少ない?多い?
毎月3万円を貯金しているけれど、月3万円の貯金は少ない?多い?と迷ってしまうこともありますよね。
結論からお伝えすると「月3万円の貯金では少ないのか多いのか」は各ご家庭の事情によると言えます。
以下の点を確認しながら、月3万円の貯金では少ないのか多いのかを判断してみてはいかがでしょうか。
1.収入から貯金額を判断する
月3万円の貯金では少ないのか多いのかを確認するために、まず考えたいのが収入です。
月収50万円の方が月3万円貯金をするのと、月収15万円の方が月3万円貯金をするのとでは3万円の重みが異なります。
収入によって月3万円の貯金額が適正な金額なのか判断しましょう。
なお、書籍でも紹介させていただきましたが、理想の貯金額は「手取り年収の10%~20%」です。ゆとりがある方はそれ以上でもかまいません。
2.他の貯蓄から貯金額を判断する
月3万円貯金の他に「貯蓄性の保険や投資」などがある場合、こちらも貯蓄として考えているかを確認しましょう。
貯蓄性のある保険や投資が月3万円、現金での貯金が月3万円なら毎月の貯蓄額は6万円になります。
貯蓄性のある保険や投資は家計簿上では支出としてみなしてもかまいませんが、貯蓄としては計上してかまいません。
3.必要な貯金額から貯金額を判断する
月3万円貯金をしているということは、年間36万円の貯金ができているということになります。
年間36万円の貯金ができていれば10年で360万円の貯金ができます。
長期的に家計を見た時に、月3万円の貯金額で足りるのか考えてみましょう。
例えば、総額300万円のお車を10年後ごとに買い替えている場合は、1年で30万円の貯金が必要です。
この場合、年間36万円のうち30万円はお車のための貯金となりますから老後などその他のための貯金は年間6万円となり、将来的な貯金は不足している可能性があります。
車の所有状況、お子さんの年齢、ご家族構成、ご自身の年齢など様々なライフイベントも含めて判断しましょう。
月3万円の貯金では少ない?
月3万円の貯金では少ないのかは上記のような点から総合的に判断しましょう。
必要な貯金額に対し、不足が生じる場合は家計を改善する必要があります。
なお、一度貯金として計上したお金も、固定資産税や車検など高額な出費があるたびに崩しているようでは貯金ができているとは言えません。
貯金と特別費は異なりますので、区別して考えましょう。
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