二人暮らし手取り年収300万円台の家計簿公開!貯金は年間120万円でもケチ
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日頃の「家計に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします!
※その他免責事項をお読みください。
あきさんこんにちは。
8月に退職し、現在専業主婦なのでこれを機に家計管理をしっかりしようと思い、連絡致しました。
よろしくお願い致します☆
家族構成●
夫(38)、妻(33)
1、収入
夫 年間約250万円(夏:30万 冬:30ボーナス有り)
妻 年間約132万円(昨年度)
いずれも手取りです。
合計 年間382万円
2、銀行支出
住宅ローン 年間678636万円(月56553万円)
電気代 年間48000円(月4000円)
ガス代 年間6万円(月5000円)
水道代 年間48000円(月4000円)
携帯(2台)、タブレット
年間30万円(月25000円)
夫生命保険 年間75144円(6262円)
妻生命保険 年間38400円(月3200)
団信 年間66144(月5512円)
あき計算補足 合計約132万円
3、現金支出
食費.日用品 年間36万円(月3万円)
生活費(外食費.レジャー費) 年間24万円(月2万円)
夫小遣い 年間24万円(月2万円)
妻小遣い 年間30万円(25000円)←コンタクト、お化粧品込み
あき計算補足 合計約114万円
(特別費予定)
固定資産税 10万円
車税 4万円
車保険料 2万円
あき計算補足 合計約16万円
総合計 262万円
(昨年度貯金実績)
昨年は年間で130万円くらいは貯金が出来ています。
私のお給料日をほぼ全額貯金してました。
来年から復職予定です。
とにかく今までズボラで管理ができていませんでした。
年齢的にそろそろ子供も考えております。
これからお金もかかってくると思うので、どうやったら上手くやりくりできるかアドバイス頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します☆
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。
収支は年間約120万円の黒字の予定ということですね。
とお考えのようですが、質問者の貯金率は手取り年収の3割以上。家計管理は十分にできています。
■参考:家計の理想の貯金率については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/582
貯金率3割以上というのは十分にすごいことだと思いますが、それでも家計が管理できていないと感じてしまう。
貯金上手な方というのは、ご自分を過小評価してしまう傾向があります。
もっともっと節約しないと私なんて全然ダメ
お小遣い?旅行?そんな贅沢できるような状況じゃない
老後の生活が何より心配!安心して老後を送るためにはもっともっと必要
充分な貯蓄額があるにもかかわらず、どこまでもストイックに未来の不安をネガティブに追求していってしまうことがあります。
このようなタイプの方は、どれだけお金を貯めても安心できないのですね。
質問者様はそこまでの感じはいたしませんが、せっかくしっかり家計管理ができているのですから、ぜひご自分をほめてあげてください。
■参考:貯金不安症については以下の記事で詳しく紹介しています
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5277556
質問者様の家計で支出として気になるのは、
水道代 年間48000円(月4000円)
これくらいです。
世帯構成にしては水道代が高いかな?と思うくらいで、あとは取り立てて高すぎると感じる支出ありませんので、全体的によく節約ができています。
■参考:二人暮らしのわが家の水道代は以下の記事で公開しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10758
生活費(外食費.レジャー費) 年間24万円(月2万円)
夫小遣い 年間24万円(月2万円)
妻小遣い 年間30万円(25000円)←コンタクト、お化粧品込み
反対に気になるのは、娯楽的な支出がこれしかないところです。
この小遣いでは、ご主人はランチ代と数回の飲み会くらいが限界というところだと思いますが、他に衣服代や散髪代もないので、この小遣いの中から衣服や散髪代も出していると考えると、お弁当でも持たせていない限り、ご主人のふところもかなり寒々しいものではないかな?と感じます。
もしかしたら、そのような支出は、娯楽費で計上しているかもしれませんが、外食、衣服、散髪こみで娯楽費月2万円だと、週末もほとんど遊びにでかけることもないのかなという印象です。
加えて、自由がきくお二人様なのに、旅行代や誕生日プレゼントなどレジャーやイベントにかける支出も全くなく、最低限の支出にすることはできていますが、生活全般がとても小さく、貯金はできていても、ややケチな印象です。
もちろん、このような小さな生活が私たちの理想の生活ということなら何も問題ありませんが、せっかくご夫婦二人で自由の高い時期なのでここまで娯楽がないのはもったいないというのが個人的な感想です。
年間での貯金額は少し目減りしてしまいますが、赤ちゃんが生まれるまでは、年間で20万円くらいは旅行や衣服や家電インテリアや資格取得のための勉強代など、もう少しお楽しみや自己啓発にお金をかけてみてはいかがでしょうか。
ご夫婦二人暮らしのうちは、子どもにお金がかからない時期だからこそ今しかできないお楽しみや勉強をする機会を持っていただきたい時期です。まだまだお若いのにどこにも行かず、何もしない、貯金をすることが趣味のような生活は面白みに欠けます。
お子さんが生まれたら、おそらくご主人のお給料だけでのやりくりは次第にギリギリかやや難しい状況になると思いますので、ゆとりをもって娯楽を楽しめるのはまさに今のうち。
お子さんが生まれてからの家計については奥様のお給料の状況によって今一度作り直す必要がありますので、今の時点では何とも言えません。
質問者様の家計は、現状大きなムダ遣いがあるという家計ではありません。
どちらかというと節約先行型の家計で、かなり節約上手な状況です。
ただ、自由度の高いお二人様にしては、娯楽的な支出がほとんどないケチな印象の残る家計だと感じます。
お二人様の間は、娯楽的な支出を多少増やしたりしても、問題ないように思いますが、お好みに応じて判断されてくださいね。
■参考:二人暮らしの家計簿の考え方の基本については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13185
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収300万円台の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
■参考:家計簿&家計管理アドバイザーに無料で相談できます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/mail
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんこんにちは。
8月に退職し、現在専業主婦なのでこれを機に家計管理をしっかりしようと思い、連絡致しました。
よろしくお願い致します☆
家族構成●
夫(38)、妻(33)
1、収入
夫 年間約250万円(夏:30万 冬:30ボーナス有り)
妻 年間約132万円(昨年度)
いずれも手取りです。
合計 年間382万円
2、銀行支出
住宅ローン 年間678636万円(月56553万円)
電気代 年間48000円(月4000円)
ガス代 年間6万円(月5000円)
水道代 年間48000円(月4000円)
携帯(2台)、タブレット
年間30万円(月25000円)
夫生命保険 年間75144円(6262円)
妻生命保険 年間38400円(月3200)
団信 年間66144(月5512円)
あき計算補足 合計約132万円
3、現金支出
食費.日用品 年間36万円(月3万円)
生活費(外食費.レジャー費) 年間24万円(月2万円)
夫小遣い 年間24万円(月2万円)
妻小遣い 年間30万円(25000円)←コンタクト、お化粧品込み
あき計算補足 合計約114万円
(特別費予定)
固定資産税 10万円
車税 4万円
車保険料 2万円
あき計算補足 合計約16万円
総合計 262万円
(昨年度貯金実績)
昨年は年間で130万円くらいは貯金が出来ています。
私のお給料日をほぼ全額貯金してました。
来年から復職予定です。
とにかく今までズボラで管理ができていませんでした。
年齢的にそろそろ子供も考えております。
これからお金もかかってくると思うので、どうやったら上手くやりくりできるかアドバイス頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します☆
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。
全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。
年間収支は?
収入382万円
支出262万円
支出262万円
収支は年間約120万円の黒字の予定ということですね。
いくら貯金してもできていない
とにかく今までズボラで管理ができていませんでした。
とお考えのようですが、質問者の貯金率は手取り年収の3割以上。家計管理は十分にできています。
■参考:家計の理想の貯金率については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/582
貯金率3割以上というのは十分にすごいことだと思いますが、それでも家計が管理できていないと感じてしまう。
貯金上手な方というのは、ご自分を過小評価してしまう傾向があります。
もっともっと節約しないと私なんて全然ダメ
お小遣い?旅行?そんな贅沢できるような状況じゃない
老後の生活が何より心配!安心して老後を送るためにはもっともっと必要
充分な貯蓄額があるにもかかわらず、どこまでもストイックに未来の不安をネガティブに追求していってしまうことがあります。
このようなタイプの方は、どれだけお金を貯めても安心できないのですね。
質問者様はそこまでの感じはいたしませんが、せっかくしっかり家計管理ができているのですから、ぜひご自分をほめてあげてください。
■参考:貯金不安症については以下の記事で詳しく紹介しています
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/5277556
気になる支出は?
質問者様の家計で支出として気になるのは、
水道代 年間48000円(月4000円)
これくらいです。
世帯構成にしては水道代が高いかな?と思うくらいで、あとは取り立てて高すぎると感じる支出ありませんので、全体的によく節約ができています。
■参考:二人暮らしのわが家の水道代は以下の記事で公開しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10758
生活費(外食費.レジャー費) 年間24万円(月2万円)
夫小遣い 年間24万円(月2万円)
妻小遣い 年間30万円(25000円)←コンタクト、お化粧品込み
反対に気になるのは、娯楽的な支出がこれしかないところです。
この小遣いでは、ご主人はランチ代と数回の飲み会くらいが限界というところだと思いますが、他に衣服代や散髪代もないので、この小遣いの中から衣服や散髪代も出していると考えると、お弁当でも持たせていない限り、ご主人のふところもかなり寒々しいものではないかな?と感じます。
もしかしたら、そのような支出は、娯楽費で計上しているかもしれませんが、外食、衣服、散髪こみで娯楽費月2万円だと、週末もほとんど遊びにでかけることもないのかなという印象です。
加えて、自由がきくお二人様なのに、旅行代や誕生日プレゼントなどレジャーやイベントにかける支出も全くなく、最低限の支出にすることはできていますが、生活全般がとても小さく、貯金はできていても、ややケチな印象です。
もちろん、このような小さな生活が私たちの理想の生活ということなら何も問題ありませんが、せっかくご夫婦二人で自由の高い時期なのでここまで娯楽がないのはもったいないというのが個人的な感想です。
家計を見直そう!
年間での貯金額は少し目減りしてしまいますが、赤ちゃんが生まれるまでは、年間で20万円くらいは旅行や衣服や家電インテリアや資格取得のための勉強代など、もう少しお楽しみや自己啓発にお金をかけてみてはいかがでしょうか。
ご夫婦二人暮らしのうちは、子どもにお金がかからない時期だからこそ今しかできないお楽しみや勉強をする機会を持っていただきたい時期です。まだまだお若いのにどこにも行かず、何もしない、貯金をすることが趣味のような生活は面白みに欠けます。
お子さんが生まれたら、おそらくご主人のお給料だけでのやりくりは次第にギリギリかやや難しい状況になると思いますので、ゆとりをもって娯楽を楽しめるのはまさに今のうち。
お子さんが生まれてからの家計については奥様のお給料の状況によって今一度作り直す必要がありますので、今の時点では何とも言えません。
まとめ
質問者様の家計は、現状大きなムダ遣いがあるという家計ではありません。
どちらかというと節約先行型の家計で、かなり節約上手な状況です。
ただ、自由度の高いお二人様にしては、娯楽的な支出がほとんどないケチな印象の残る家計だと感じます。
お二人様の間は、娯楽的な支出を多少増やしたりしても、問題ないように思いますが、お好みに応じて判断されてくださいね。
■参考:二人暮らしの家計簿の考え方の基本については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/13185
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収300万円台の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
■参考:家計簿&家計管理アドバイザーに無料で相談できます。
https://kakeibo.kosodate-info.com/mail
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