2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

交通費という費目を家計簿に作ってはいけない理由

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

質問なのですが、家計簿の費目決めのなかで、

交通費という費目は作らない方が良いとのことなのですが、

私は車の免許を持っていないので、バスや電車での移動が多く、その支払いをパスモで行なっています。

そのため、定期的にパスモへのチャージが必要不可欠なのですが、その際、家計簿ではどのように処理すればよいのでしょうか。

ちなみに、交通費の質問は私のお小遣いの家計簿の中での質問です


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計簿の交通費」についてですね。

家計簿に交通費という費目は必要?


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当方では基本的に家計簿に「交通費」という費目を作ることを推奨していません。

なぜなら、「交通費」という費目は、家計簿に作ってしまうと非常に雑多な支出が集まりやすい傾向があるからです。

厳密にいえば「交際費では?」「雑費では?」「車費では?」「レジャー費では?」と細かな疑問点が非常に出やすく、交通費という費目があると予算が立てにくく守りにくい家計簿になってしまう可能性が高まると考えているからです。

ただし例外は定期券


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ただし「定期券」など通学や通勤で必要な交通費であれば、「年間の家計簿」に「定期券」などと費目を作って対応した方が簡単だと思います。

「定期券」に関してはなぜ費目を作ってもよいかというと、「支払額にぶれがでにくい」からです。

1ヵ月に一度、半年に一度、など購入する頻度に差はありますが、年間で見たときに「定期券」という費目の予算に対する実績はほとんど差がないでないはずです。

つまり「定期券」という費目は、作成しても予算が立てやすく守りやすい状況をキープできるので、費目を作成してもよいと私は考えます。

定期券と言う費目名にこだわらず、特別費で対応してもかまわないと思います。


交通費は何費で家計簿につける?


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交通費という費目を家計簿に作らない場合、私なら交通費の家計簿への書き方は以下のように分類します。

車に関する交通費


ガソリン代が毎月数回かかる場合はガソリン費という費目を作って対応します。

ガソリン代が月に1回以下の場合はガソリン費という費目はつくらず、他の費目で対応します。

わが家は利用が月1回以下なので「日用品」にいれてしまっています。


レジャーにかかわる交通費


レジャーで使う交通費は「娯楽費」または「特別費」で対応します。

レジャーにかかる交通費を交通費と仕分けず、娯楽費または特別費で仕分けると、交通費も含めレジャーにいくらかかったか?という視点で家計簿がつけられるようになります。




仕事で使う交通費


仕事で使った交通費は「小遣い」で対応します。

小遣いの内訳は基本的に家計簿にはつけなくて構わない支出ですので、家計簿にはなにも書かずに処理して構いません。

仕事で使う交通費と、家計で使う交通費は分けて管理しましょう。

夫の会社の交通費の立て替えが頻繁にある場合は「夫小遣い」などの費目を作り、記入します。


電子マネーで支払った交通費


電子マネーで支払った交通費の家計簿のつけ方は、電子マネーの家計簿のつけ方を参照してください。


クレジットカードで支払った交通費


クレジットカード払いにしている交通費やETCなどの支払いの家計簿のつけ方は、クレジットカード払いにしているガソリンやETC代の家計簿のつけ方を参照してください。


一人暮らし・単身者・生計が別の交通費


上記の交通費の家計簿への書き方は、基本的に家庭のある方の場合のつけ方になります。

1人暮らしであったり、夫と家計を別々に管理していて、自分の小遣いの管理が主な家計簿の趣旨である場合は、小遣いの内訳家計簿に記入することになります。

その場合は、費目を少し変えて対応しましょう。

オススメの費目分けは「食費」「日用品」「仕事費」「娯楽費」「特別費」の5つです。

仕事にかかわる交通費は仕事費に入れ、レジャーでかかる交通費は娯楽費、特別費に記入します。


まとめ


・家計簿に交通費という費目を作成することはオススメしません。

家計簿に交通費という費目は作らず、上記のように仕分けると、「予算が立てやすく守りやすい家計簿」になると私は考えています。
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