2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

家計診断|借金、うつ病。生活費4万円でやりくりしようと思ってます

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

主人が鬱病で私が家計を支えています。

小1の男子もいます。

今まで借金もあり苦労してきました。

現在、手取り20万程度・児童手当40万・児童扶養手当(初めて貰いました)3.5万円月額です。

ここから車関係30000円・借金3000円も含めて16万円無くなってしまいます。

4万円で生活をしていきたいと思うのですが、こんな感じで良いのでしょうか。
車は2年で終わります。

他の借金が入り、1万位は飛んでいきますが。車検や家賃更新も含め手持ち金が無くなってしまったのですが、4月から家計再建に向けて動きたいと思います。

家計簿の記入はこの状態から出来ますか?

10年以上つけているけど実態の把握しか出来ないのです。

アドバイス頂けると幸いです。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計相談」についてですね。

家計相談


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ご相談者様はお金に関して今までご苦労をされてきたのですね。

ご主人がうつ病で働けず、借金がある。そんな中お子さんも育てていかなくてはならない。

とても大変な状況であるということが分かります。

まずは、ご相談者様の家計の現状について少しまとめてみましょう。

月の給与は20万円、児童扶養手当が月3.5万円ということですから

20万円×12=240万円
児童手当40万
児童扶養手当3.5万円 ×12= 42万円

年間で322万円の収入があることになります。

■参考:年間収入を計算する方法は以下の記事で詳しく紹介しています。


生活費を計算してみよう


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ご相談者様は生活費月4万円で生活していこうと考えているということですが、それは現実的に可能な数字でしょうか?

例えば、ご実家から食費や衣服の支援があるなどで、可能な場合もあります。

しかし、気持ちだけで、我が家は4万円しか生活費がないからとやりくりしようとしているのであれば無理があるように感じます。

月収が20万円で、毎月引かれるお金が16万円ということは、生活費は4万円しかないとお考えなのかもしれませんが、
手当などを加算して考えると、月4万円で生活すると年間で82万円近い貯金ができることになります。

年間82万円の貯金をするために4万円で生活するということなのか、4万円しか生活費はないと思いこまれているだけなのかについて今一度ふりかえってみて下さいね。

生活費4万円でゆとりがあるならかまいませんが、生活費4万円で全くゆとりがないのであれば、月単位で黒字にすることよりも年単位で黒字にすることを目指してみてはいかがでしょうか。

■参考:月単位で赤字でも年単位で黒字にする計算式は以下の記事で詳しく紹介しています。


生活費と貯金のバランスを考えよう


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上記の内容を踏まえると、

生活費を月4万円にした場合の年間貯金額は82万円。
生活費を月8万円にした場合の年間貯金額は32万円。
生活費を月10万円にした場合の年間貯金額は8万円。

生活費と貯金額のバランスを現実的な予算で考えてみましょう。

2年後には車の支払いが終わるということですから、ひとまず2年間は貯蓄はやや少なめで頑張り、2年後から貯蓄を増やすというのも一つの家計設計の在り方です。

全体的なバランスを見ながら「現実的にできる予算」で家計を立て直しましょう。

■参考:理想の年間貯金額は以下の記事で詳しく紹介しています。


家計相談(まとめ)


家計簿の記入はこの状態から出来ますか?

ということですが、家計簿というのは家計が厳しい人ほどつけた方がよいものです。

したがって、いつからでもつけることは可能です。

最近は手書きの家計簿だけでなく家計簿アプリなどもありますから、手書きの家計簿が苦手なら家計簿アプリなどを利用しても良いでしょう。

家計簿アプリの使い方

なお、ご主人がうつ病で働けないということですが、各種手当などもありますから手当の受給も検討しましょう(行政にご相談ください)。

児童手当が40万円出ているということは、お子さんは二人以上。まだ小さなお子さんがいらっしゃると推測されます。

大変な時期ではあると思いますが、ご主人が早期に回復されることを心より願っております。

■参考:手書き家計簿のつけ方は以下の記事で詳しく紹介しています。


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月収から考えるみなさんの家計簿については、みんなの家計簿公開カテゴリーをご覧ください。
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