2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

食費を見直したいなら支出は二つに分ける!

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
私は手帳に、買った物を付けるだけ家計簿を10年以上やってますが、
全く貯金が出来ていませんでしたのであきさんの付け方をみて大反省しています。

我が家は、一週間分の買い物を一度にします。

毎日2人分お弁当を作るのですが、弁当のおかず等は食費に含まれるのか余計な物のに書いた方がいいのか。

と、お菓子類・カップ麺・ジュースなども余計な物に書けばいいのですか。

4人家族で一週間分15000円使いますが、食費を見直したいです。

(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「食費の見直し」についてですね。

食費の見直し



食費を見直したいと思う時、どこから始めればいいのか分からないという時がありますよね。

わが家も子供3人の5人家族ですから食費はどうしても多くなりがちですし、積極的に見直したい項目のひとつです。

そのような「食費の見直しをしたい」と思った時にできる「食費の見直し方のポイント」を紹介します。

なお、こちらの記事の内容は書籍「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる! 「ズボラ家計管理」トレーニング」にも納められています。

食費の見直し方のポイント



食費を見直したいと思ったら、以下の手順で食費を見直すことをオススメします。

【食費の見直し法1】適正な食費の範囲か見直す

食費の節約を実行する前に、まずは本当に食費を見直した方がいいのか確認してみましょう。

食費が適正な金額の範囲内に収まっているかは、総務省の家計調査の食費から確認できます。
世帯人数 食費(外食含まない※1) 食費(外食含む)
2人家族 57047円 66525円
3人家族 64062円 77071円
4人家族 66687円 83779円
5人家族 73270円 91558円

引用元:総務省 家計調査 2019年(https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html) ※1:外食とは「一般外食」と「学校給食」

総務省の家計調査の食費の範囲内に収まっているのなら、食費はそれほど高いとはいえません。

質問者様の食費は4人家族で週15000円ですから、31日で約66428円となり、外食を除いた食費の平均額とほぼ同額と考えられます。

ほぼ平均通りですから無理な食費の節約は必要ありません。

【食費の見直し法2】レシートを見直す

食費を見直したいならレシートを見直すことが有効です。

1週間分の食費に関するレシートを集めて合計してみましょう。おおよそ1週間でいくらを食費に使っているか概算だけでも把握しておくと食費の見直しに役立ちます。

さらに、「お菓子」「ストックするためのレトルト食品やインスタント食品」「食べきれずに余ってしまった食材」「菓子パンなど必要な場合もあるがなくてもよいのではと思える食材」など、「直接日々の食卓には関係のない食材」にマーカーを引いてみましょう。

この作業をすることで「どうしても必要な食材」と「もしかしたら必要ではなかったかもしれない食材」の2つに支出を分けることができます。

食費を見直したい時、まず節約するのは「もしかしたら必要ではなかったかもしれない食材」から。

「どうしても必要な食材」の節約は後回しにします。

【食費の見直し法3】どうしても必要な食材を安く買う方法を考える

レシートを見直し、支出をふたつに分けたら、最後に「どうしても必要な食材」の節約を考えてみましょう。

「どうしても必要な食材」は必要な食材なのですから、減らす必要はありません。

代わりにどうしたら安く買えるのかを考えてみましょう。
  • 業務スーパーで同等の商品が安く買えないか
  • 行きつけのスーパーに特売の曜日や時間帯がないか
  • ふるさと納税などを利用して必要な食材の一部を負担できないか
  • キャッシュレス決済のポイントなどを活用して支払額を減らせないか
  • 必要な食材と考えているが、実は食べ過ぎていたり無駄にしていたりと食品ロスになっている食材がないか

このような点を考え見直してみましょう。

それでも食費を節約できない場合は、これ以上削りようのない食費ということになります。

無理に食費を削ればストレスがたまりますので、食費は削るよりも維持することを考えましょう。

食費の見直し方のポイント(まとめ)


食費の見直しをしたいなら、上記のようなポイントを押さえて見直しを実行してみてはいかがでしょうか。

なお、食費を家計簿につける場合は、お菓子などを別につけたりといった作業は面倒ですのでやらなくてもかまわないと私は考えます。

家計簿に詳細を書き出さなくても、上記のようにして食費を見直すだけでも一定の効果が見込めるのではないかと考えられます。

こちらの記事の参考書籍:「1日1ステップ 実行するうちにお金が貯まる! 「ズボラ家計管理」トレーニング
関連記事
皆さんからの食費や日用品費に関するご質問は食費・日用品カテゴリーよりご覧ください。

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11763

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11621

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10070509

https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/292
このエントリーをはてなブックマークに追加