特別費の管理方法を教えて！どうやって管理しているの？

September 24, 2020

カテゴリ:
特別費

こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。

※その他免責事項をお読みください。

今回のご相談内容

初めまして。

あきさんのブログ、書籍にたどり着き、これから実行してみようと思ってます。

今までいろんな家計簿を試しましたがほんとに続かず、お金もたまりません。。

明日から始めるにあたって、あきさんにお伺いしたいことがあります。

特別費についてです。

あきさんは特別費を口座で管理されてますか？それとも、生活費のように封筒管理でしょうか？

あきさんのお時間があるときに教えていただけたら嬉しいです。

（あきの答え）

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「わが家の特別費の管理方法」についてですね。

特別費の管理方法

家計には、「特別費」という支出が存在します。

「税金、冠婚葬祭、旅行、家電」など、毎月ではないけど、季節やイベントに関連して発生することが多い、年に数回ある比較的高額な支出です。

実は、家計の中で一番管理が難しいのが「特別費」です。

特別費の管理の仕方がうまくできないことで、本来なら貯蓄ができるはずの家計なのに貯蓄ができなくなってしまう原因にもなります。

今回は、この「特別費の管理方法」について、わが家が実践している方法を紹介します。

わが家の特別費の管理方法

わが家の特別費の管理は、口座管理と封筒管理の併用です。

「現金で支払う特別費」と「クレジットカードなどキャッシュレスで支払う特別費」の二つの特別費で以下のように対応を変えています。

現金で支払う特別費

現金で支払う特別費については、「封筒管理」をしています。

毎月必要な金額だけ特別費口座から引き出し、封筒などにいれて使うまで保管します。最近は封筒だけでなく、100円均一ショップで購入したケースなども活用しています。

使う時は封筒やケースからお金を出して支払います。

わが家の場合は、29000円の特別費がかかる場合に3万円を口座からおろしたら、家計簿の特別費欄に3万円と記入し、29000円を支払い、残りの1000円は貯金箱などに入れてなかったことにしています。

この方法にすると、1円単位まで正確な特別費の金額が分からなくなりますが、家計簿のつけ方としては簡単になります。

私は複雑な家計簿に時間を取られるよりささっと家計簿を終わらせたいタイプなので、この方法を採用しています。

口座引き落としになる特別費

クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用した特別費や、もともと口座引き落としになる予定の特別費については「口座管理」にしています。

支払いの時期が来るまで特別費口座に入れて保管、支払いの時期になったら引き落とし口座に入金という手順で管理しています。

家計簿につける時は、特別費欄に支出として記入します。

キャッシュレス決済の場合は、お財布から現金が減らないので、以前はキャッシュレス決済をするたびにお財布から現金を抜いて口座に戻すという作業をしていました。

今でもこのような管理をすることがありますが、キャッシュレス決済が増えてきたので、残高を書かないキャッシュレス家計簿のつけ方で対応することも多くなりました。

特別費の管理（まとめ）

以前は私も特別費が上手に管理できず、貯金ができない時期もありましたが、上記のように管理することで特別費の管理が簡単になりましたよ。

生活費口座と特別費口座を分けて、生活費に特別費を使いこまなくなってからは特に明確に特別費が管理できるようになりました。

特別費の管理方法にはたくさんのやり方があると思いますが、わが家のやり方が参考になれば幸いです。