2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

結婚して10年でも貯金なし。子供3人でどうしていいか分からない。

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。

今回の相談者様は、ご夫婦の手取り年収は492万円。お子さんは3人、結婚して10年経過も貯金はなし。どのように家計を改善すればよいかご相談いただきました。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

家計相談させてください。
結婚して10年経ちますが、貯金が0円で貯金がない状態です。

こんなものだろう、いつか貯まるだろう…と思い続けてきましたが、子供の歯列矯正にお金がかかる、けど、全然費用がないことに気付きました。矯正で借金してるって聞いたことないってことは、みなさん貯蓄されてるんだろうと気付きました。

何かないかとネットを見ていたところ、アキさんのブログを見つけ、ちょうど本が出るということで、購入もさせていただきました。

なんちゃって家計簿もつけていましたが、ただつけているだけものです。

そのなんちゃって家計簿から、年間家計簿を作成したのですが、結局どーしていいのか全くわかりませんでした。

みなさまのように収入支出など、どのように送ればいいのかもわからない状態ですが、私なりに送らせていただきます。

これからどーしていけばいいのか、何かアドバイスいただけたら、有難いです。

《収入》
夫婦合計 月30万円
ボーナス年間90万円
(今年は少し減りそうです)
児童手当 年間42万円

年間合計492万円

《支出》

《銀行引き落とし》
住宅ローン 月8万円
電気代 月平均12000円
水道 月平均5千円
ケータイ・ネット月22000円
小学校給食費(2人分)月10600円
保育園月謝18000円
習い事 月5500円
新聞 月3086円
車ローン 月29400円
車保険 月6500円
生命保険(私)月3千円

ここまで月19.4万円×12=約233万円

学資保険 年間28万円

ここまで261万円

《現金払い》
食費 月4万円
日用品 月1万円
ガソリン 月1万円
習い事 月1万円
主人小遣い 月4万円

ここまで11万円×12=132万円

娯楽費 今年度6〜3月
合計416622円
特別 今年度6〜3月
合計662999円

月平均約11万円×12=132万円

支出合計525万円

田舎のため、車2台所有しています(普通車と軽自動車)
子供は3人
4月より小学5年3年1年
主人42歳、私39歳
主人の生命保険は、給料天引きになっています。


家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「家計診断」についてですね。

現状の家計状況を見直しながら、家計の現状について一緒に考えてみましょう。

年間収支の確認


質問者様の収入は年間約492万円

年間の支出は525万円ということですから、年間で33万円の赤字となりますね。

現状は、この赤字はお子さんの通帳から引き出し補てんしているとのことですね。

家計の見直し


結論からお伝えすると、ある程度の改善が充分に見込める家計だと思います。

質問者様の家計で気になったところは以下の点です。

1.携帯代がやや高め


ケータイ・ネット月22000円

携帯電話代がネット代を含めても若干高いと思います。
お子さんの年齢から考えると2台以上の携帯電話があってもおかしくはありませんが、月2000円~5000円くらいでも節約できないか検討してみましょう。


2.車のローンの終わりを確認する


車ローン 月29400円
車保険 月6500円

車のローンと車の保険が月35900円。
お車が2台あるということですので、多少高額になるのはやむをえませんが、家計の負担としては大きいと言えます。

特に車の保険については、2台で年間78000円とやや高めですので、節約できないか検討してみましょう。

お金が貯められないという方の家計には、今のところ必ずと言っていいほど「車のローン」があります。次回は現金一括で購入できるよう早めに準備をしましょう。

車のローンがいつ終わるのかも確認しましょう。
ローンが近いうちに終わるということなら、その分を貯金に回すことができます。


3.食費、日用品、ガソリンは平均的


食費 月4万円
日用品 月1万円
ガソリン 月1万円


お子さんが3人いらっしゃるという事ですが、食費、日用品、ガソリン代は平均的です。
食費はやや安めというくらいの印象なので、日ごろから食費と日用品については気を配っているのではないかという印象を受けました。


4.娯楽費


娯楽費 今年度6〜3月
合計416622円

娯楽費は8カ月で約42万円ということですから、月約5万2500円になります。

食費、日用品、ガソリンが平均的なのに対して、娯楽費はやや高めです。
娯楽費を一回りまずは小さく出来るように予算を組んでみてはいかがでしょうか。


5.特別費


特別 今年度6〜3月
合計662999円

特別費についても、8ヵ月で約66万円とすると月8万2500円。やや高めという印象です。
貯金が出来ていてこれくらいならば全く問題ないですし、むしろこれくらいはあった方がいいのですが、
現状マイナスということですから、こちらもややサイズダウンを目指していかれると良いと思います。

まずは、書籍で紹介させていただいた、特別費の予算表を作成してみて下さい。


まとめ



学資保険で貯金はされているようですので、それ以外の部分でと考えると、娯楽費、特別費、車のローン(がいつ終わるか)、携帯電話の4つを見直してみると、年間40万円の貯金も決して無理ではないと思います。

お子さんが小学生の現在は家計の貯め期です。お子さんの教育費はこれから数年のうちに倍増することが予測されます。
今のうちにしっかりと家計を見直し、教育費に備えましょう。


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