守れる家計簿の予算の決め方を教えてください。
-
- カテゴリ:
- 家計(家計簿)の質問相談 Q&A
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理の質問や疑問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
あきさん、こんばんは。
以前家計相談をさせていただきました。その節は色々お世話になりました。
おかげさまで、あきさんに家計相談をして家計簿を付け1年が経ちわが家の家計が何に圧迫されていたのか一目瞭然になりました。
今年はそこを改善し、頑張りたいと思っていたのですが、ふとあきさんの本も気になり先日購入して読んでみました。
読んでみて、ちょっと混乱してしまったので思いきってお尋ねしようと思いメールさせていただきました。
あきさんと当初食費や日用品の他に特別費なども毎月の予算を決めていたかと思うのですが、本では食費、日用品、娯楽費以外は予算は組まなくてよいとありました。
本にあるように、教育費や特別費は月によって本当に変動が激しいので確かにその方がやりやすい…とも思いましたが予算を組まないと年間の貯金額の目標も組めなくなるな〜と思ってしまったのですが…。実は1年やってみてあきさんと組んだ貯金額を貯めたい!というモチベーションも個人的にはありまして…。
わが家は、4月はじまりで3月終わりにしているのでこれから来期の計画を立てようかと思っていますがあきさんと一緒にやっていただいた方法の通りに進めていけばよいのでしょうか??お忙しいところ申し訳ありませんが、お時間あるときに教えていただけると助かります。
宜しくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の予算の決め方」についてですね。
以前、家計診断をさせていただいた質問者様からのお久しぶりのご連絡、大変うれしく拝読いたしました。
1年以上前から当ブログにお付き合いいただいている方もたくさんいらして、本当にありがたく感じています。
書籍で紹介させていただいた家計の予算の決め方と、家計診断をさせていただいた時に組んだ予算の運用法について迷われているという事ですね。
結論からお伝えすると、家計の予算の決め方は「家計の予算の決め方は経験によって変える」ということです。
家計の予算を上手に立てるのには経験が必要です。
初めて家計簿をつける方と、何年も家計簿をつけてきた方では家計の予算の立て方に差が出ます。
ですから、家計簿初心者の方が慌てて初めから完ぺきな家計の予算を決める必要はありません。
初めて家計簿をつけるなら、自分の家計の指針がまだない状態ですから、
1ヵ月はただつける
2ヵ月目は食費、日用品、娯楽費など予算の決めやすい支出の予算を決める
3ヵ月目は決めた予算の調整をする
4ヵ月目以降は特別費など予算の決めにくい支出の予算表を作り管理を始める
1年後には家計の予算全体の実績と次年の予算を見直す
書籍でも紹介させていただきましたが、このように1年ほどかけて段階的に家計の予算を決めていくことをオススメします。
上記のように、家計の予算は1日で決められるようになるわけではありません。
家計簿をつけたばかりの方は、毎月いくらを予算にしようと決めても予算を守れないことの方が多いはずです。
しかし、1年ほど家計簿をつけ、ある程度の経験をつむと「月の予算ははっきりしないけれど、年で考えると大体毎年これくらい」という予測がつくようになってきます。
その時に、初めて「年単位で予算を決める」ようにすると効果的です。
ただし、質問者様の場合は、家計診断をしているので、すでに「年単位で予算を決める」ことができるようになっているということですね。
守れる家計の予算を決めるまでには通常は1年ほどかかりますが、質問者様の場合は家計診断を受けたことで、1年分の経験を積まなくとも予算が決められるようになっていることになります。一歩リードした状態で進めていると考えてくださいね。
その他、みなさんから「家計簿の予算」についてのご質問も届いておりますので、こちらも合わせて参考になさってみてください。
皆さんからのその他の家計の質問やご相談は家計(家計簿)の質問相談カテゴリーよりご覧ください。
■家計の予算は、年間の家計簿を利用して計画すると便利です。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさん、こんばんは。
以前家計相談をさせていただきました。その節は色々お世話になりました。
おかげさまで、あきさんに家計相談をして家計簿を付け1年が経ちわが家の家計が何に圧迫されていたのか一目瞭然になりました。
今年はそこを改善し、頑張りたいと思っていたのですが、ふとあきさんの本も気になり先日購入して読んでみました。
読んでみて、ちょっと混乱してしまったので思いきってお尋ねしようと思いメールさせていただきました。
あきさんと当初食費や日用品の他に特別費なども毎月の予算を決めていたかと思うのですが、本では食費、日用品、娯楽費以外は予算は組まなくてよいとありました。
本にあるように、教育費や特別費は月によって本当に変動が激しいので確かにその方がやりやすい…とも思いましたが予算を組まないと年間の貯金額の目標も組めなくなるな〜と思ってしまったのですが…。実は1年やってみてあきさんと組んだ貯金額を貯めたい!というモチベーションも個人的にはありまして…。
わが家は、4月はじまりで3月終わりにしているのでこれから来期の計画を立てようかと思っていますがあきさんと一緒にやっていただいた方法の通りに進めていけばよいのでしょうか??お忙しいところ申し訳ありませんが、お時間あるときに教えていただけると助かります。
宜しくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の予算の決め方」についてですね。
家計簿の予算
以前、家計診断をさせていただいた質問者様からのお久しぶりのご連絡、大変うれしく拝読いたしました。
1年以上前から当ブログにお付き合いいただいている方もたくさんいらして、本当にありがたく感じています。
書籍で紹介させていただいた家計の予算の決め方と、家計診断をさせていただいた時に組んだ予算の運用法について迷われているという事ですね。
結論からお伝えすると、家計の予算の決め方は「家計の予算の決め方は経験によって変える」ということです。
家計の予算の決め方
家計の予算を上手に立てるのには経験が必要です。
初めて家計簿をつける方と、何年も家計簿をつけてきた方では家計の予算の立て方に差が出ます。
ですから、家計簿初心者の方が慌てて初めから完ぺきな家計の予算を決める必要はありません。
初めて家計簿をつけるなら、自分の家計の指針がまだない状態ですから、
1ヵ月はただつける
2ヵ月目は食費、日用品、娯楽費など予算の決めやすい支出の予算を決める
3ヵ月目は決めた予算の調整をする
4ヵ月目以降は特別費など予算の決めにくい支出の予算表を作り管理を始める
1年後には家計の予算全体の実績と次年の予算を見直す
書籍でも紹介させていただきましたが、このように1年ほどかけて段階的に家計の予算を決めていくことをオススメします。
家計の予算のコツ
上記のように、家計の予算は1日で決められるようになるわけではありません。
家計簿をつけたばかりの方は、毎月いくらを予算にしようと決めても予算を守れないことの方が多いはずです。
しかし、1年ほど家計簿をつけ、ある程度の経験をつむと「月の予算ははっきりしないけれど、年で考えると大体毎年これくらい」という予測がつくようになってきます。
その時に、初めて「年単位で予算を決める」ようにすると効果的です。
ただし、質問者様の場合は、家計診断をしているので、すでに「年単位で予算を決める」ことができるようになっているということですね。
守れる家計の予算を決めるまでには通常は1年ほどかかりますが、質問者様の場合は家計診断を受けたことで、1年分の経験を積まなくとも予算が決められるようになっていることになります。一歩リードした状態で進めていると考えてくださいね。
その他、みなさんから「家計簿の予算」についてのご質問も届いておりますので、こちらも合わせて参考になさってみてください。
関連記事
皆さんからのその他の家計の質問やご相談は家計(家計簿)の質問相談カテゴリーよりご覧ください。
■家計の予算は、年間の家計簿を利用して計画すると便利です。