子供の学用品や日用品をつけるだけで貯まる家計簿にするコツは?
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日頃の家計管理のちょっとした疑問や質問などはありませんか?
当ブログに寄せられた「家計に関する」ご質問にお答えします^^
*今回のご相談内容*
ブログを読み、本も買い、あきさんのよう貯める家計簿をつけられるようになりたくて一生懸命勉強しているとこです。
分からない事が3点があるので教えてください。
①学校の体操着や上履きなど、あきさんは娯楽費にされていますが、サイズが入らなくなって必要不可欠という場合でも、やはり娯楽費に入れたほうがいいのでしょうか?
②学校のノートを使い終わり新しく購入しなければならないのは学校の教材費にあたり、教育費にはならないのでしょうか?
学校の文具も教育費に入れてはだめでしょうか?
③日常使っている肌着や靴下等が破れたりして購入する場合も
日用品でなく、娯楽費に入れるのでしょうか?
どの費目に入れたらいいか自分の中であいまいな物があり
いつも家計簿をつける時に迷ってしまいます。
その費目に入れるのを間違えると貯められない家計簿になってしまうとの事なので、きちんと守りたいのですが
まだすんなりとこれはこの費目とうまく振り分けられないのが現状です。
もしよければ上記の3点のなぜその費目にいれるのか理由まで教えていただければ有難いです。
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「子どもの学用品」についてですね。
お子さんの学用品の振り分けについて、分からないところがあるのですね。
1つずつ、お伝えさせていただきますね。
”①学校の体操着や上履きなど、あきさんは娯楽費にされていますが、サイズが入らなくなって必要不可欠という場合でも、やはり娯楽費に入れたほうがいいのでしょうか?”
わが家では、
入学時に必要な体操着や上履きなど自分で一括購入→「入学準備品」として特別費
ランドセルなどの購入→「入学準備品」として特別費
習字道具など学校で一括購入→「教育費」
としています。
サイズアウトした上履き→1足1000円程度なので、日用品のあまりをあてたり、娯楽費にしたりまちまちです。
サイズアウトした体操着→厳しめに取り組みたい時は「娯楽費」、まあいっか一個くらいと甘めにしたい時は「教育費」。
にいれています。
厳しく予算を管理したいという事でしたら、習字道具なども娯楽費の方がより厳しく取り組むことができますが、私はそこまで厳しくしたくないので、学校から請求が来るものにかんしては教育費、自分で好きな時に買うものは日用品、娯楽費、特別費にわけています。
②学校のノートを使い終わり新しく購入しなければならないのは学校の教材費にあたり、教育費にはならないのでしょうか?
学校の文具も教育費に入れてはだめでしょうか?
わが家では
学校の文具→日用品
にしています。
ノートなどの買い足しなどはせいぜい数百円ですから、日用品で充分賄えます。
③日常使っている肌着や靴下等が破れたりして購入する場合も
日用品でなく、娯楽費に入れるのでしょうか?
これは娯楽費ですね。
少なくとも日用品にいれないほうが効果が発揮されます。
それぞれの理由ですが、
まずは、サイズアウトした体操着や上履き、使い終わった文房具を教育費にいれてはいけない理由から。
教育費というのは、もともと自分では毎月いくらと予算が立てにくいものです。
教材費など、学校から指定があり、いつまでにいくらはらってくださいと一方的に支払額が決められることが多く、数百円の月もあれば2000円の月もあり、まちまちになりやすいです。
その費目に対して、月2000円と予算を決めても、守れたり守れなかったりします。
ですから、教育費については、ある程度「管理外」の費目として考えてしまった方がラクです。
もちろん、年間で大体これくらいの支出になるだろうというあたりはつけておきますが、月にいくらまでなどの予算は決める必要はありませんし、年間で予算が守れなくても、仕方がありません。
そこで、私は、教育費には、自分で支払いを決めたわけではないものしか入れないようにしているのです。
教材費や写真代、習字道具など、学校が一括で購入しているものは、自分で買うタイミングも予算も決められないので、仕方がない「必ずいるもの支出」として処理してしまっているということです。
つまり、自分で買うタイミングや予算が決められないのですから、結果として予算が守れなかったとしても気にしないのです。
しかし、ここにサイズアウトした体操着や上履き、文房具まで入れてしまうと、「教育費」の支出が大きく膨らんでしまいます。
サイズアウトも仕方がないものですが、そろそろかな?と思えば2ヶ月前から資金を準備することもできますし、あと1週間で給料日だから1週間だけこれで頑張って!など体操着くらいは少し支払いを延期することも出来ると思います。
これも仕方がない、あれも仕方がないで、「教育費」がムダに膨らんでしまい、予算が管理できない状況にならないように、余計なものとして処理する方が、予算の管理が上手くいきますし、ムダ遣いも増えません。
どうして、「教育費」にいれないのか?という理由は、「あれも仕方がないこれも仕方がない」「全部必要なものだから」「子どものものだから」と不必要に買い替えをして、予算管理を甘くしないためです。
予算管理が甘くなる=ムダ遣いが増える=つけても貯まらない家計簿になる
ということですね^^
月1、2、3万円程度の小さな支出を、あちこちからダラダラ流出させないことが、予算管理を成功させるコツになるので、そのコツのために「教育費」にいれないのです。
次に、下着や靴下などを日用品にいれない理由について。
これも、先ほどの観点とほとんど同じです。
下着や靴下は、必ずいるものではありますが、サイズアウトした体操着と一緒で、そろそろかな?と事前に予測も出来ます。
また、複数あるので、一枚やぶれても、まだもう一枚使えるのが残っているはずです。
仕事柄、下着や靴下を毎月2着なら2着と決まった数だけ買い替えなくてはいけないなどの理由があるならば、日用品でもかまいませんが、そうでなければ日用品に入れない方がいいと私は考えます。
なぜならば、日用品の予算がブレるからです。
日用品は、シャンプー、リンス、トイレットペーパー、ティッシュ、オムツなどのような、生活に密着した必需品で、なおかつ毎月のように買っているもののみにします。
そうすることで、本来かかる毎月の日用品の予算が分かるようになります。
この必要最低限の日用品は、家族構成が変わらない限り、消費する量は毎月ほとんど同じになりますから、予算を守ることが比較的容易な費目です。
ここに下着や靴下、食器などの雑貨も混ぜてしまうと、
今月は日用品が月1万円だったけど、次の月は2万円になってしまうなど、予算が安定しなくなり、自分でも予算をいくらにしたらいいのかわからなくなり、予算も守れなくなります。
予算自体も甘くなります。
予算管理が甘くなる=ムダ遣いが増える=つけても貯まらない家計簿になる
という図式にこれも当てはまってしまうという事ですね^^
靴下や下着を日用品に入れないのは、これを防ぐための工夫になります。
↓こちらのURLでも、何をどこの費目に入れるか記載していますので、もしよろしければあわせてご覧ください。
・貯金が増える我が家流「毎月の家計簿」のつけ方の基本!
最後になりましたが、ブログと書籍をご覧いただきありがとうございます。
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あき
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