2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

夫婦そろって浪費家です。貯金を始めようにも始められないのですが。

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

家計の相談です。

今育休中で今月末から職場復帰します。

ただ、もちろんの事ですが時短勤務なので収入はガクッと下がります。

もともとは夫婦共々収入は割とある方ですか、2人とも浪費家でして…

反省してもお金があるとつかってしまうのです。なので貯金できていません。

この育休中にやっと通帳を4冊作り、家計の仕分け、貯金する準備はできました。

ただ、お互いカードローンなどで給料と育児休業給付金は飛んで行ってしまうばかり…

始めようにも始められず困っています。

子どもの為にもわずかでいいので貯金していきたくて相談させていただきました。よろしくお願いします。


(あきの答え)

ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。

「夫婦そろって浪費家の場合」についてですね。

夫婦そろって浪費家


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浪費家の方というのは、「いくらまでなら使ってもいいのか」という「お金を使う基準」があいまいなことが多いものです。

なんとなく欲しいものを買ったり、なんとなく行きたい場所に行ったり、どうしても必要だから、仕方がないからと高額な商品を購入したり、支払い計画を立てることなく買い物をする傾向が見られます。

計画性がないので、支払いが苦しくなるとローンや借金に安易に頼ってしまい、給料や手当が入ってもローンや借金の返済ですぐになくなり、生活がままならなるとさらにローンや借金を重ねてしまい、家計が困窮してしまうのです。

実際に、家計簿・家計管理アドバイザーとして浪費家で困っている人の家計改善のお手伝いを何度もお引き受けしてまいりましたが、浪費癖により、ローンや借金がかさんでしまうと、高所得でも破産寸前の生活を送ってしまう人が多く見られます。

夫婦のうちどちらかに浪費癖があり、困っているという人も多いのですが、夫婦そろって浪費癖があると、家計はますます危機的な状況に陥ってしまいます。

夫婦の浪費癖を改善するには


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夫婦で浪費家という場合、まずお互いに「家計を改善しよう」という方向性を合わせる必要があります。夫婦のどちらかだけが気を引き締めても、どちらかが浪費を続ければ、穴の開いたバケツに水を注ぐのと同じことです。

まず、穴の開いたバケツの「穴をふさぐこと」から始めなくてはなりません。

お互いに知らないところで借金やローンを増やさない、高額な商品を購入する際には相談する、日々の浪費を改める、目を背けずに現状の家計を見つめなおすなど、夫婦で家計を立て直すための話し合いを重ね、お互いにこれ以上の浪費をしないと約束をすることが大切です。

夫婦そろって浪費家という場合には、貯金をするための口座を準備する、家計簿をつけるといったことの前に、夫婦のベクトルが揃って初めて、家計改善の準備ができたことになります。

夫婦の浪費癖を改善しよう


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夫婦のベクトルが揃ったら、次にオススメなのは「家計簿をつける」ことです。

浪費で家計が危機的な状況になってしまうのは、「収入を超えた支出があること」が原因です。

浪費で収入以上に大きく膨らんだ支出を、少しずつ収入の範囲内にサイズダウンさせていくことが大切です。

浪費が続き、ローンや借金を重ねてしまうと、すでに生活費として使えるお金が少なくなっている可能性がありますが、それでも生活費を少しでも節約しなければなりません。

同時に、家計の固定費を見直し、少しでも毎月支払わなくてはならない支出を減らしていきましょう。

浪費家の方というのは、毎月支払わなくてならない固定費も多く、水道光熱費などの支出も平均を大きく上回っていることが多いので、小さな節約をしっかり実践しましょう。

ローンや借金がある場合、生活防衛費として一定の貯蓄は必要ですが、まず返済から考える必要があり、大きな貯金を作るのはある程度返済を終えてから検討しても良いでしょう。


夫婦そろって浪費家(まとめ)


質問者様は、ご夫婦そろって浪費家という自覚があるということですから、まずは、ご夫婦での話し合いから始めましょう。


  • 家計簿をつけることで現状を把握する

  • 生活費をできる限り節約する

  • 同時に固定費の節約を実践する


ご夫婦の話し合いがしっかりできた上で、上記のような点から始めてみてはいかがでしょうか。

すでに口座の使い分けをするための通帳は作成したということですから、通帳の役割を3つに分けて、貯金用の口座に、少しずつ入金を始めてみてもいいでしょう。

育休からの復帰ということですから、まだお子さんは小さいのでしょう。これからお子さんが小学校を卒業するまでが家計の中でも貯め期にあたりますので、貯め期を逃さず、今のうちにしっかり家計を立て直しておくことが大切です。






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