月収33万円の家計簿公開!5人家族で貯金ゼロ。家計を立て直したい!
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。
体調を崩し思うように働けなくなり、、。
これを機に家計を見直したいと思っています。
我が家の家計診断をよろしくお願い致します。
家族構成
主人、私、長女高校生、
次女高校生、
長男中学生 5人家族
収入
主人手取り約25万円
私3~8万円(月により変動)
主人ボーナス年2回(各28万円)
児童手当て1ヶ月10000
あき計算補足428万円(奥様は月5万円で計算しました)
支出
リフォームローン17800
家の借地代毎月17000
車ローン12800
パソコンローン3700
エアコンローン2100
洗濯機ローン2700
高校諸経費等毎月約12000
通学定期代13400
娘お小遣い5000
娘携帯料金7000
中学諸経費等13000
息子お小遣い2000
旦那お小遣い30000
私携帯料金6000
車燃料13000
ケーブルテレビとインターネット
7000
生命保険と火災保険合わせて
12000
電気代20000
ガス代3500
水道代11000
(灯油12000~)
家電話2500
213500円×12=256万円~260万円
食費80000
(お米30キロ、調味料等含む)
日用品25000
(トイレットペーパー等と共に、女三人分の生理用品や、化粧水、乳液、ボディクリーム等含む)
105000円×12=126万円
支出計 386万円
貯金0円
上記の他、
長男の部活に必要なユニフォーム、シューズ、バス代、部費等
学校からの現金集金分や次女の部費など。
長女は現在不登校な為通学定期代等なし。
その他、床屋や美容院代など…
とにかく毎月のお給料では足りずボーナスを全て使いながらどうにか一年間を過ごしている感じで、実家の母親からたまに
現金で援助してもらうこともあります。
それでも足りずヤフオク等でサイズアウトした子供服などを売ったりしながら、これまではどうにかキャッシング等はせず生活してきました。
子供達が大きくなり出費は増える一方で、主人のお給料はこの10年全く上がらずいよいよ生活出来なくなってきて…。
私が扶養を外れて働きに出られない理由があり、大変困っております。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
計算上の収支は年間約42万円の黒字の予定となります。
しかし、現在貯金はゼロということなので、実際には黒字はなく、その他の支出が年間42万円あると推測いたします。
質問者様の家計で、まず気になるのは、いくつかのローンです。
リフォームローン17800
車ローン12800
パソコンローン3700
エアコンローン2100
洗濯機ローン2700
リフォームや車は仕方がないかもしれませんが、パソコン、エアコン、洗濯機のローンと、家電が壊れるたびに新しいローンを組んでいるという印象を受けます。
パソコンもエアコンも洗濯機も少し値が張るので、現金一括ではとても買えない・・・という気持ちがあるかもしれませんが、次に買い替える時は、この中のひとつでもいいので現金一括でかえるように家計を立て直しましょう。
またそれぞれのローンがいつまでに終わるのかも検討しましょう。
電気代20000
加えて電気代もやや高めです。
大きなお子さんが3人なので、それぞれに独立してお部屋があるとどうしても電気代は上がるものですよね。
多少は仕方がないところはあると思います。
でも、今一度使っていないコンセントがさしっぱなしになっていないか?だけでも確認してみて下さいね。
アンペアが高すぎるようなら一つ落として、ブレーカーが落ちたら使いすぎのサイン!と思って節電するのも有効です。
■参考:電気代の節約については以下の記事で詳しく紹介しています。
娘お小遣い5000
娘携帯料金7000
それから、娘さんへのお小遣い&携帯電話料金ですが、もう高校生ですから、アルバイトもできる年齢です。
もちろん、家計が苦しくなければ、全て払ってあげたいのが親心だと思いますが、家計が苦しいならみんなで支えあうのも家族のひとつのありかたではないでしょうか。
このまま大学の費用もなく、進学もあきらめてもらう・・というよりは、今のうちからアルバイトなどで少し資金を自分で貯めてもらうというのもよいでしょう。
小遣いや携帯電話代、自分の洋服、化粧品くらいは自分で稼いでまかなってもらうというのも選択肢のひとつです。
親にお金がないということは、子どもにとって必ずしも不幸を招くとは限らず、むしろ自分で道を切り開いていくたくましさを学ぶチャンスにもなります。
その他、少しずつ肥大している支出も見受けられますので、上記の点も含めて、全体的におそらく月1~3万円は比較的簡単に生活費を落とすことができる家計だと思います。
この浮いたお金をあわせると、年間54万~78万円ほど余力がでるので、年間100万円とまではいかなくても、いくらか貯金はのこせるようになる家計ではないかと推測されます。
上記を踏まえ、質問者様の家計は、以下のように予算を作り直すことをオススメします。
支出
リフォームローン17800
家の借地代毎月17000
車ローン12800
パソコンローン3700
エアコンローン2100
洗濯機ローン2700
高校諸経費等毎月約12000
通学定期代13400
娘お小遣い10000(携帯代こみ)
中学諸経費等13000
息子お小遣い2000
旦那お小遣い30000
私携帯料金6000
車燃料13000
ケーブルテレビとインターネット
7000
生命保険と火災保険合わせて
12000
電気代10000
ガス代3500
水道代11000
(灯油12000~)
家電話2500
201500円×12=242万円~248万円
食費75000
日用品15000
娯楽費 10000
教育費 10000
110000×12=132万
特別費
家電・インテリア・旅行・衣服・美容院・税金など 28万円
貯金 20万円
現在のやりくりでは貯金と特別費の区別がなく、特別費に予算をみていませんので、少し貯金を残しても結局なくなってしまうというやりくりになりやすい傾向があります。
したがって、特別費として年間28万円をひとまず確保。確実に年間20万円を貯めるというプランです。
年間貯金額は決して多くはありませんが、現状貯金ゼロの家計を立て直すには、まずは少しでも確実に残すことを意識されることをオススメします。
■参考:特別費と貯金の区別については以下の記事で詳しく紹介しています。

質問者様の家計は、目の前の支払いでお金がないと思ってしまいがちの家計かもしれませんが、上記の点を見直せば、多少なら貯金も充分可能な家計です。
各種ローンの支払いが終わればもう少しラクになると考えられます。くれぐれもローンをこれ以上増やさないように気をつけてみて下さいね。
また、お子さんの年齢から考えると、学費が多く今は「貯められない時期」でもあります。
奥様は体調など理由があって扶養を出て働けないということですが、高校生のお子さんがいらっしゃるのですからアルバイトで自分のものくらいは自分でまかなってもらうようにするだけでも家計はかなり楽になるはずです。
このような苦しい時期は一人で抱え込まず、家族全員で乗り切りましょう。
■参考:貯められない時期については以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収400万円台の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして。
体調を崩し思うように働けなくなり、、。
これを機に家計を見直したいと思っています。
我が家の家計診断をよろしくお願い致します。
家族構成
主人、私、長女高校生、
次女高校生、
長男中学生 5人家族
収入
主人手取り約25万円
私3~8万円(月により変動)
主人ボーナス年2回(各28万円)
児童手当て1ヶ月10000
あき計算補足428万円(奥様は月5万円で計算しました)
支出
リフォームローン17800
家の借地代毎月17000
車ローン12800
パソコンローン3700
エアコンローン2100
洗濯機ローン2700
高校諸経費等毎月約12000
通学定期代13400
娘お小遣い5000
娘携帯料金7000
中学諸経費等13000
息子お小遣い2000
旦那お小遣い30000
私携帯料金6000
車燃料13000
ケーブルテレビとインターネット
7000
生命保険と火災保険合わせて
12000
電気代20000
ガス代3500
水道代11000
(灯油12000~)
家電話2500
213500円×12=256万円~260万円
食費80000
(お米30キロ、調味料等含む)
日用品25000
(トイレットペーパー等と共に、女三人分の生理用品や、化粧水、乳液、ボディクリーム等含む)
105000円×12=126万円
支出計 386万円
貯金0円
上記の他、
長男の部活に必要なユニフォーム、シューズ、バス代、部費等
学校からの現金集金分や次女の部費など。
長女は現在不登校な為通学定期代等なし。
その他、床屋や美容院代など…
とにかく毎月のお給料では足りずボーナスを全て使いながらどうにか一年間を過ごしている感じで、実家の母親からたまに
現金で援助してもらうこともあります。
それでも足りずヤフオク等でサイズアウトした子供服などを売ったりしながら、これまではどうにかキャッシング等はせず生活してきました。
子供達が大きくなり出費は増える一方で、主人のお給料はこの10年全く上がらずいよいよ生活出来なくなってきて…。
私が扶養を外れて働きに出られない理由があり、大変困っております。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。
年間収支は?
収入428万円
支出386万円
支出386万円
計算上の収支は年間約42万円の黒字の予定となります。
しかし、現在貯金はゼロということなので、実際には黒字はなく、その他の支出が年間42万円あると推測いたします。
気になる点は?
質問者様の家計で、まず気になるのは、いくつかのローンです。
ローン
リフォームローン17800
車ローン12800
パソコンローン3700
エアコンローン2100
洗濯機ローン2700
リフォームや車は仕方がないかもしれませんが、パソコン、エアコン、洗濯機のローンと、家電が壊れるたびに新しいローンを組んでいるという印象を受けます。
パソコンもエアコンも洗濯機も少し値が張るので、現金一括ではとても買えない・・・という気持ちがあるかもしれませんが、次に買い替える時は、この中のひとつでもいいので現金一括でかえるように家計を立て直しましょう。
またそれぞれのローンがいつまでに終わるのかも検討しましょう。
電気代
電気代20000
加えて電気代もやや高めです。
大きなお子さんが3人なので、それぞれに独立してお部屋があるとどうしても電気代は上がるものですよね。
多少は仕方がないところはあると思います。
でも、今一度使っていないコンセントがさしっぱなしになっていないか?だけでも確認してみて下さいね。
アンペアが高すぎるようなら一つ落として、ブレーカーが落ちたら使いすぎのサイン!と思って節電するのも有効です。
■参考:電気代の節約については以下の記事で詳しく紹介しています。
子どもの費用
娘お小遣い5000
娘携帯料金7000
それから、娘さんへのお小遣い&携帯電話料金ですが、もう高校生ですから、アルバイトもできる年齢です。
もちろん、家計が苦しくなければ、全て払ってあげたいのが親心だと思いますが、家計が苦しいならみんなで支えあうのも家族のひとつのありかたではないでしょうか。
このまま大学の費用もなく、進学もあきらめてもらう・・というよりは、今のうちからアルバイトなどで少し資金を自分で貯めてもらうというのもよいでしょう。
小遣いや携帯電話代、自分の洋服、化粧品くらいは自分で稼いでまかなってもらうというのも選択肢のひとつです。
親にお金がないということは、子どもにとって必ずしも不幸を招くとは限らず、むしろ自分で道を切り開いていくたくましさを学ぶチャンスにもなります。
その他、少しずつ肥大している支出も見受けられますので、上記の点も含めて、全体的におそらく月1~3万円は比較的簡単に生活費を落とすことができる家計だと思います。
この浮いたお金をあわせると、年間54万~78万円ほど余力がでるので、年間100万円とまではいかなくても、いくらか貯金はのこせるようになる家計ではないかと推測されます。
家計の予算を作り直そう!
上記を踏まえ、質問者様の家計は、以下のように予算を作り直すことをオススメします。
支出
リフォームローン17800
家の借地代毎月17000
車ローン12800
パソコンローン3700
エアコンローン2100
洗濯機ローン2700
高校諸経費等毎月約12000
通学定期代13400
娘お小遣い10000(携帯代こみ)
中学諸経費等13000
息子お小遣い2000
旦那お小遣い30000
私携帯料金6000
車燃料13000
ケーブルテレビとインターネット
7000
生命保険と火災保険合わせて
12000
電気代10000
ガス代3500
水道代11000
(灯油12000~)
家電話2500
201500円×12=242万円~248万円
食費75000
日用品15000
娯楽費 10000
教育費 10000
110000×12=132万
特別費
家電・インテリア・旅行・衣服・美容院・税金など 28万円
貯金 20万円
現在のやりくりでは貯金と特別費の区別がなく、特別費に予算をみていませんので、少し貯金を残しても結局なくなってしまうというやりくりになりやすい傾向があります。
したがって、特別費として年間28万円をひとまず確保。確実に年間20万円を貯めるというプランです。
年間貯金額は決して多くはありませんが、現状貯金ゼロの家計を立て直すには、まずは少しでも確実に残すことを意識されることをオススメします。
■参考:特別費と貯金の区別については以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ

質問者様の家計は、目の前の支払いでお金がないと思ってしまいがちの家計かもしれませんが、上記の点を見直せば、多少なら貯金も充分可能な家計です。
各種ローンの支払いが終わればもう少しラクになると考えられます。くれぐれもローンをこれ以上増やさないように気をつけてみて下さいね。
また、お子さんの年齢から考えると、学費が多く今は「貯められない時期」でもあります。
奥様は体調など理由があって扶養を出て働けないということですが、高校生のお子さんがいらっしゃるのですからアルバイトで自分のものくらいは自分でまかなってもらうようにするだけでも家計はかなり楽になるはずです。
このような苦しい時期は一人で抱え込まず、家族全員で乗り切りましょう。
■参考:貯められない時期については以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収400万円台の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
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