雑費とは?赤字を防ぐ!家計簿への正しいつけ方と費目の例
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家計簿の項目に「雑費」という費目はないでしょうか。
家計簿における「雑費」とは、通常「どの項目にも当てはまらない支出」を指します。
しかし、家計簿の項目は人それぞれになりやすいため、何を雑費とするのかも人によってさまざまになりやすいものです。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが家計簿の「雑費」について紹介します。
家計簿の「雑費」に何を書いたらよいか、そもそも家計簿に「雑費」という項目は必要なのか分からないという人は、参考になさってみてください。
家計簿で一般的に雑費の費目に入りやすい費目は、多岐にわたることが多いものです。
たとえば、レンタルビデオ、自転車のパンク修理代、友達が現像してくれた写真代など、「これって何費?」と一瞬考えるようなものは、全て雑費になる可能性があります。

実は、家計簿歴15年以上、家計簿・家計管理アドバイザーとして活動しているわが家も、食費、夫小遣い、習い事以外は全て雑費としていた時代があります。
食費、小遣い、習い事以外は全て雑費になるわけですから、雑費に入る支出はかなり多めになります。
しかし、この費目分けにしたところ、お金は全く貯まらず、使いすぎているのかいないのかもわからず予算を決めても守れないという状況になってしまいました。
このように、雑費という費目があると、家計簿をつける上では何でも考えずに「とりあえず雑費にしておこう」と考えられるので楽なのですが、あとから振り返ってみた時に、「なんだかわからないけど、雑費をたくさん使ってしまった」ということになりやすい注意が必要な費目と言えます。
雑費という費目がある家計簿は、何に使ったかよく分からない支出に予算を割いていることになります。
もちろん雑費という費目があっても、毎月きっちり予算が守れているというなら雑費という費目があっても問題ありません。
しかし、多くの家計の場合は、雑費という費目はせっかく予算を決めても、月によって予算が守れたり守れなかったりするという結果に終わることが多いものです。
なぜ、予算が守れないのかというと、月によって出たり出なかったりする「月の支出をデコボコにしやすい支出」が雑費の中に紛れ込み、予算がブレてしまう確率が高まるからです。
そのように、予算を守りにくい項目は、家計簿には初めから作らない方がよいと私は考えています。
雑費による予算のブレを防ぐ方法は、簡単です。
それは、家計簿から雑費という費目を削除し、雑費にいれずに、正規の項目に振り分けるという方法です。
家計簿の費目に「雑費」という費目をそもそも作らないようにし、とりあえずで仕分けてしまうクセをやめることで、家計簿を上手に管理できるようになると私は考えます。
ただし、家計簿から、雑費という費目を削除した場合、「代わりに何の支出でつけたらいいのか?」という問題が発生します。
私は、雑費という項目を家計簿に作らない代わりに、「娯楽費」「特別費」という項目で家計簿を管理することをおすすめしています。
「毎月のようにある支出」→「娯楽費」
「その月だけの特別な支出」→「特別費」
というように振り分けます。
少額か高額かという金額も目安にし、数百円程度の支出であれば、その月だけの特別な支出であっても、「毎月のようにある支出(娯楽費)」とするなど臨機応変に対応しています。
数千円、数万円となるような支出は、毎月ではなく、年に数回程度のことが多いので、「その月だけの特別な支出(特別費)」とみなすことができます。
私の場合は、一般的に雑費という費目に仕分けてしまいやすい支出を以下のように仕分けることをおすすめしています。
ママ友ランチ会・・・娯楽費
友人を招いてバーベキュー・・・イベント費の一部として特別費
ちょっと用事で利用した駐車場・・・娯楽費
旅行で利用した駐車場・・・旅行費の一部として特別費
毎月決まって出すクリーニング・・・日用品費
季節にまとめて出すクリーニング・・・特別費
上記のように「頻度、目的、金額」で分別していくと、今までひとくくりに雑費として管理していた支出が上手に振り分けられます。
月のデコボコは娯楽費や特別費で吸収する仕組みになるので、月のデコボコによって予算がブレることもありません。
知らず知らずのうちに赤字を引き起こす雑費を家計簿から削除することで、予算の守りやすい家計簿になりますよ。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
家計簿における「雑費」とは、通常「どの項目にも当てはまらない支出」を指します。
しかし、家計簿の項目は人それぞれになりやすいため、何を雑費とするのかも人によってさまざまになりやすいものです。
ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが家計簿の「雑費」について紹介します。
家計簿の「雑費」に何を書いたらよいか、そもそも家計簿に「雑費」という項目は必要なのか分からないという人は、参考になさってみてください。
家計簿で雑費になりやすいもの
家計簿で一般的に雑費の費目に入りやすい費目は、多岐にわたることが多いものです。
たとえば、レンタルビデオ、自転車のパンク修理代、友達が現像してくれた写真代など、「これって何費?」と一瞬考えるようなものは、全て雑費になる可能性があります。

実は、家計簿歴15年以上、家計簿・家計管理アドバイザーとして活動しているわが家も、食費、夫小遣い、習い事以外は全て雑費としていた時代があります。
食費、小遣い、習い事以外は全て雑費になるわけですから、雑費に入る支出はかなり多めになります。
しかし、この費目分けにしたところ、お金は全く貯まらず、使いすぎているのかいないのかもわからず予算を決めても守れないという状況になってしまいました。
このように、雑費という費目があると、家計簿をつける上では何でも考えずに「とりあえず雑費にしておこう」と考えられるので楽なのですが、あとから振り返ってみた時に、「なんだかわからないけど、雑費をたくさん使ってしまった」ということになりやすい注意が必要な費目と言えます。
家計簿に雑費という項目は作らない
雑費という費目がある家計簿は、何に使ったかよく分からない支出に予算を割いていることになります。
もちろん雑費という費目があっても、毎月きっちり予算が守れているというなら雑費という費目があっても問題ありません。
しかし、多くの家計の場合は、雑費という費目はせっかく予算を決めても、月によって予算が守れたり守れなかったりするという結果に終わることが多いものです。
なぜ、予算が守れないのかというと、月によって出たり出なかったりする「月の支出をデコボコにしやすい支出」が雑費の中に紛れ込み、予算がブレてしまう確率が高まるからです。
そのように、予算を守りにくい項目は、家計簿には初めから作らない方がよいと私は考えています。
雑費の家計簿のつけ方
雑費による予算のブレを防ぐ方法は、簡単です。
それは、家計簿から雑費という費目を削除し、雑費にいれずに、正規の項目に振り分けるという方法です。
家計簿の費目に「雑費」という費目をそもそも作らないようにし、とりあえずで仕分けてしまうクセをやめることで、家計簿を上手に管理できるようになると私は考えます。
ただし、家計簿から、雑費という費目を削除した場合、「代わりに何の支出でつけたらいいのか?」という問題が発生します。
私は、雑費という項目を家計簿に作らない代わりに、「娯楽費」「特別費」という項目で家計簿を管理することをおすすめしています。
「毎月のようにある支出」→「娯楽費」
「その月だけの特別な支出」→「特別費」
というように振り分けます。
少額か高額かという金額も目安にし、数百円程度の支出であれば、その月だけの特別な支出であっても、「毎月のようにある支出(娯楽費)」とするなど臨機応変に対応しています。
数千円、数万円となるような支出は、毎月ではなく、年に数回程度のことが多いので、「その月だけの特別な支出(特別費)」とみなすことができます。
家計簿の雑費にあたる支出の仕分け例
私の場合は、一般的に雑費という費目に仕分けてしまいやすい支出を以下のように仕分けることをおすすめしています。
ママ友ランチ会・・・娯楽費
友人を招いてバーベキュー・・・イベント費の一部として特別費
ちょっと用事で利用した駐車場・・・娯楽費
旅行で利用した駐車場・・・旅行費の一部として特別費
毎月決まって出すクリーニング・・・日用品費
季節にまとめて出すクリーニング・・・特別費
上記のように「頻度、目的、金額」で分別していくと、今までひとくくりに雑費として管理していた支出が上手に振り分けられます。
月のデコボコは娯楽費や特別費で吸収する仕組みになるので、月のデコボコによって予算がブレることもありません。
知らず知らずのうちに赤字を引き起こす雑費を家計簿から削除することで、予算の守りやすい家計簿になりますよ。
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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
コメント
コメント一覧 (3)
50代主婦です。ふとした事からあきさんの家計簿を知りました。ちょうど家計の見直しを早急にしなくてはならず、書籍も購入しました。
お恥ずかしい話しですが、私も全く貯蓄がなく、カードで支払い、その場をしのいできました。今年は何とか乗り切るために、特別費をあきさんの様に予算立てしたいと思います。予算を立てた書籍のページを拝見しました。あの月毎の予算は何処から捻出されるのでしょうか?月毎の収入からでしょうか?
家計簿初心者ですので、恥ずかしながらお伺いしました。
よろしくお願いいたします。
せっかくコメントをいただいたのですが、
当ブログでは、コメント欄からはご質問にはお答えしておりません。
回答を順番でお待ちの方がいらっしゃるので、ご理解いただければ嬉しいです。
メールフォームをご利用下さいませ!
今回の内容については、1月24日付のご質問として受付いたしましたので、
2月中旬には回答を掲載いたします。
メールフォームからご連絡いただければ、私からメールもさせていただきます。
簡単に回答いたしますと、
特別費というのは、月の収入だけでは賄えないことが多いです。
ですから、年間で考えることになります。
(ちなみに、書籍の特別費は、記入例であり、わが家のものではありません)
この辺の考え方について後日詳しく回答いたしますね^^
お返事ありがとうございました。
質問の欄が違っており申し訳ありませんでした。今後は気をつけます。ブログを楽しみにしております。寒いのでお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。