アラフォー女子が黒を着てはいけない理由。『今まで着ていた服がなんだか急に似合わなくなってきた(海保麻里子著)』
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「無難だから」「やせてみえるから」「他の服と合わせやすいから」という理由で、
小さなお子さんを持つママの中には、黒っぽい服を着ている方も多いですよね。
でも…アラフォー女子にとって「黒」を着こなすのは至難の業というのは知っていましたか?
一歩間違えると、「疲れたおばさん」に見えてしまうことも…。
アラフォー女子が黒を卒業して、身に着けたい色は何色なんでしょうか。

実は、無難だからと着がちな黒は、万人に似合う色ではありません。
10代や20代の若い方は、しわやたるみといった線が顔の中にないので、本当は黒がそれほど似合う色ではない方でも、なんとなくスタイリッシュでかっこよく黒を着こなすことができます。
でも、大人になるとそうはいきません。
黒が本当は得意ではないタイプの大人の女性が黒を着ると、とたんに口元に伸びる法令線や目の下のクマの存在感が大きくなって、いっきにおばさんっぽく疲れた印象になってしまいます。
黒が似合う方は、髪や眉や瞳の色が真っ黒で、お顔立ちもはっきりとした強めの方。そうでないと顔が色に負けてしまいます。こういう特徴のある方が黒を着ると、スタイリッシュでステキなママを演出することができます。
逆に、黒が似合わないタイプの方は、肌や髪、瞳の色素が明るく、色白で茶色い髪や瞳の方が多いのです(瞳の色は虹彩と呼ばれる、カラーコンタクトをして色を変える部分、黒目の中心にある瞳孔の外側にあたる部分の色を見ます)。
そして、お顔立ちが優しい方。とくに目が丸かったり、小さかったり、ソフトな印象の方も黒が似合わない傾向にあります。

こういった方たちが似合うのは、黒とは真逆の明るい色。明るい色には、今すぐに消してしまいたいシミやしわ、肝斑などを簡単にめだたなくしてくれる、という効果があります。
とくに、「トップスに明るい色の服を着る」効果は絶大。
黒のように暗い色は顔の中の線や影をめだたせ、顔色を暗く見せるといいましたが、反対に明るい色には顔の中のこういったいらない線や影をレフ板のようにパァーッととばしてくれるという嬉しい効果があります。
明るい色が似合うタイプの方が着ると、若々しく、キレイでかわいいママという印象を与えることができるのです。
アラフォー女子は自分の肌髪瞳の色に調和した色を選ぶのがポイント。
たとえば女性らしさの代表色であるピンク。
優しいママを演出できる嬉しい色の一つですが、同じピンクでも似合うピンクは人によって異なります。
・肌色が明るい方なら明るいピーチピンクやローズピンク
・肌色が暗い方なら深みのあるサーモンピンクや鮮やかなショッキングピンク
(肌がオークル系かピンク系か、髪が黄みのブラウンか、赤みのブラウンまたはブラックかでそれぞれどちらのピンクが似合うかが決まってきます)
1つの目安として肌色が明るい方は明るいパステル系が
肌色が暗い方は深みのある色が似合う傾向にありますので、
ご自身はどちらに当てはまるか鏡の前でお顔色の変化をよく見てみてくださいね☆

黒は、似合う人が身につけると、小顔効果の高いスタイリッシュな大人を演出してくれます。
でも、年齢を重ねると、次第に黒が似合う人は限られるようになり、黒が似合わないアラフォー女子が増えてくるのです。
「クローゼットのワードローブが黒ばかり…」、「どうも黒が最近似合わなくなってきた気がする…」という方は、これを機会に明るい色にもぜひ挑戦してみてくださいね!
文:/海保麻里子(かいほまりこ)編集/あき

海保麻里子(かいほまりこ)
パーソナルカラー&骨格スタイル診断サロン「サロン・ド・ルミエール」代表。百貨店、外資系アパレル(セリーヌ・ジャパン)を経てカラーコーディネーターに転身。ファッション業界での経験を活かし、現在青山と千葉のサロンにてトータルビューティーのカラーコンサルティングを行う。パーソナルカラー(似合う色)を切り口に顧客の魅力を最大限に引き出す「外見力アップ」の手法が評判に。日本全国はもとより海外からも多くの女性が来店し、診断実績12,000名を超える。また、美容・ファッション業界でのカラーイベントやセミナー、社員研修なども幅広く実施。近年は商品開発やカラー監修も手掛け、プロデュース業でも注目を集める。
※今回は、東京・南青山でビューティーコンサルタンティングを行っている海保麻里子さんにゲスト記事を作成していただきました!
似合う服がわかると、主婦の方も年始のクリアランスセールで効率よくお買い物ができ、無駄遣いがなくなるのだそうです。
麻里子さんは、本当にステキな方です。ファッションやオシャレがものすごく苦手分野な私のあこがれです♡私も麻里子さんのご著書で苦手なファッションの勉強をします!
↓海保麻里子さんのご著書はこちらです。
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