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2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

先取り貯金の理想的な割合はいくら?月収の何割で計算はもう古い!

先取り貯金をすることは貯金の王道と言われますが、理想的な割合はいくらなのでしょうか。

先取り貯金は、無理をした金額を設定してもうまくいきません。

ここでは、家計簿・家計管理アドバイザーが「先取り貯金に振り回されない先取り貯金の割合」について紹介します。

先取り貯金の理想的な割合はいくら?


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先取り貯金の理想的な割合は、一般的には月収の10%~20%前後と言われます。貯蓄上手な人なら30%を目指すのもよいでしょう。

また、お金を貯めるのが苦手な人や初心者は、まず5%から。確実に先取り貯金ができるようになってから、割合を増やすと良いでしょう。

そこで、まずは各月収に対する先取り貯金の割合ごとの貯金額を一覧で紹介します。

月収別、先取り貯金の割合


以下が、月収の割合から考える「先取り貯金の金額の一覧」です。

月収15万円の場合


月収の 5% 0.75万円
月収の10% 1.5万円
月収の15% 2.25万円
月収の20% 3万円
月収の25% 3.75万円
月収の30% 4.5万円

月収20万円の場合


月収の 5% 1万円
月収の10% 2万円
月収の15% 3万円
月収の20% 4万円
月収の25% 5万円
月収の30% 6万円

月収25万円の場合


月収の 5% 1万円
月収の10% 2.5万円
月収の15% 3.75万円
月収の20% 5万円
月収の25% 6.25万円
月収の30% 7.5万円

月収30万円の場合


月収の 5% 1.5万円
月収の10% 3万円
月収の15% 4.5万円
月収の20% 6万円
月収の25% 7.5万円
月収の30% 9万円

月収35万円の場合


月収の 5% 1.75万円
月収の10% 3.5万円
月収の15% 5.25万円
月収の20% 7万円
月収の25% 8.75万円
月収の30% 10.5万円

月収40万円の場合


月収の 5% 2万円
月収の10% 4万円
月収の15% 6万円
月収の20% 8万円
月収の25% 10万円
月収の30% 12万円

■月収45万円の場合■


月収の 5% 2.25万円
月収の10% 4.5万円
月収の15% 6.75万円
月収の20% 9万円
月収の25% 11.25万円
月収の30% 13.5万円

月収50万円の場合


月収の 5% 2.5万円
月収の10% 5万円
月収の15% 7.5万円
月収の20% 10万円
月収の25% 12.5万円
月収の30% 15万円

貯蓄が苦手な人や初心者なら毎月5%。

毎月10%~30%の貯金ができれば家計は理想的と言えます。

先取り貯金がうまくいかない?


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上記の表のとおり、毎月10%~30%の貯金ができれば理想的ですが、理想は理想であることを念頭に置いておきましょう。

先取り貯金の理想的な割合が30%だからと、月収20万円の方が手取りの3割の6万円を貯金に回し、残り14万円で1ヶ月生活するのと、手取り月収50万円の方が手取りの3割の15万円を貯金に回し、残り35万円で1ヵ月生活するというのでは条件がまるで違ってきます。

先取り貯金とは、比較的家計が安定的に回せている人向けの方法であり、家計が赤字の方や手取り月収が少なめの人には向いていない方法です。

夫婦でフルタイムで共働きの方など、そもそもの月収が高いほど成功しやすいと言えます。

収入がそれほど高くなくても、1人暮らし、年金生活、実家暮らし、子どもが赤ちゃん1人だけなど、家計があまり複雑でなく、支出が少なくできる場合にも有効です。

先取り貯金が難しい場合は


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毎月の月収から先取り貯金をするのが難しい家計である場合は、手取り月収の何割と先取り貯金を考えるのではなく、年間収入の何割と考えることをオススメします。

この年間収入には、ボーナスや年末調整での還付金、児童手当などの各種手当をすべて含めます。

年収別、年間先取り貯金の金額(ボーナス、手当含む)


手取り年収200万円 年間10万円~60万円
手取り年収300万円 年間15万円~90万円
手取り年収400万円 年間20万円~120万円
手取り年収500万円 年間25万円~150万円
手取り年収600万円 年間30万円~180万円
手取り年収700万円 年間35万円~210万円
手取り年収800万円 年間40万円~240万円

このようにして計算すると、子どもがひとりいて月1万円の児童手当のある世帯では月収20万円+1万円で月収21万円として計算できますので、上記の計算を用いても少しゆとりが生れます。

さらにボーナスや還付金が年間50万円あれば、50万円÷12ヵ月で約4.1万円。

月収が20万円の方でも児童手当月1万円+ボーナス、還付金で月4.1万円と考えると、基準月収は25.1万円と考えることができ、3割を貯金に回しても月14万円で生活ではなく、月17.5万円で生活という計算になり、より現実的に達成可能に近づきます。

もちろんより厳しく考えたい方は上記の計算式のままでもかまいませんが、おそらくほとんどの一般的な収入の世帯の方は、上記の計算では先取り貯金に無理が生じ、先取りで貯金をしても崩してしまうという生活になりがちです。

条件を厳しくして考えることも大切ですが、達成できない条件は意味がありませんので、多少条件が緩くなったとしても、より達成可能な条件で考えてみることもひとつの方法です。

それでも先取り貯金が難しい場合は


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それでも先取り貯金が難しい場合は、先取り貯金は思い切ってお休みしてしまうことをオススメします。

どんぶり勘定の方が「とりあえず」と先取り貯金を始めることで、赤字がかえって拡大してしまうケースが非常に多く見受けられます。

このような方は、まず家計を改善することから始めましょう。

■参考:先取り貯金で赤字?についてはこちらの記事で紹介しています。


先取り貯金の有効性とは


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先取り貯金が有効に働いているかどうかは、一度貯金に積み立てたお金を容易に崩していないかどうかで判断できます。

一度積み立てたとしてもすぐに崩している場合には先取り貯金は有効とはいえません。

先取貯金は万人向けの貯金法ではありませんが、比較的手取り月収の高めの方は導入を検討してみるのもいいでしょう。

■参考:先取り貯金を仕組化する方法についてはこちらの記事で紹介しています。


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合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

↓先取り貯金に関する記事のまとめはこちらから


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