家計の基本は現状把握!今の家計の状況を知る方法
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- 簡単な家計管理の方法
こんにちは!
家計簿&家計管理アドバイザーとしてたくさんの家計相談をお引き受けしているあき(@aki_kakeibo)です(あきのメディア掲載歴はこちらから)。
今回ご紹介するのは「家計の基本」についてです。
「家計の基本について知りたい。でも、家計の基本って何?」という方のための「家計の基本」について紹介します。
なお、本記事は書籍「あきのズボラ家計簿(KKベストセラーズ、講談社)」「あきのズボラ家計管理(実業之日本社、講談社)」に基づき作成されています。
家計の基本を知るには、まず家計の基本構造について理解しましょう。
家計というのは「固定費」「生活費(変動費)」「特別費」の3つでできています。
なお、家計は「固定費」「変動費」の2つで考えるのが一般的で、「固定費」「生活費(変動費)」「特別費」の3つで考える方法は当方のオリジナルです。
収入の範囲内にこの3つの支出をいくらにするかを考え貯蓄を残すというのを考えるのが「家計管理の方法」です。
■参考:家計を3つにわけて考える方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/317
今度こそ本気でお金を貯めたい!と思った時、まずやるべきことは、家計の現状把握です。
今自分がどこに立っているのかを確認しなくては、当然迷子になってしまいますよね。どの方向に進むべきかもわかりません。
結果として、家計は迷走し、「頑張っているのに貯まらない」という現象を引き起こします。
つまり、労力のムダを生むのです。
そのような労力のムダを防ぐために、まずはじめに家計の現状を把握する必要があるのです。
家計の現状を把握するために、まずやるべきことは「現在の貯金額を知ること」と「現在の年間収入を知ること」です。
このふたつが分からない・・・という状態では、この後何をしたらいいのかも分からないものです。
巷にあふれる数ある貯金術や節約術を次から次へと試したところで、結果がでるとは考えにくいものがあります。
家計の現状を把握するために、現在の貯金額を調べてみましょう。
お金が貯められない方というのは「今わが家にいくら貯金がいくらあるかも知らない」と言う方が多いです。
銀行の通帳記入さえしばらくしていないという方も多いので、銀行の通帳記入さえしていない場合は、まず銀行に行って、通帳記入をすませましょう。
面倒くさいという気持ちを抑えて、これからは月に1回程度は通帳記入をすると決めましょう。
まず、ここができるようになる必要があります。
なぜなら、「お金が貯められない原因=お金と向き合うのを避けている」という図式が成り立つからです。
今まで目を背けてきたこと、後回しにしてきたことの優先順位を上げる必要があるのです。
面倒くさいからと歯磨きをしなければ虫歯になるのは当たり前です。
それと同じで、「お金に向き合うのを面倒くさがっている」状況では、「貯まらない」のは当たり前です。
通帳記入を済ませたら、今手元にある通帳の残高をすべて加算してみましょう。
A銀行5万円
B銀行10万円
定期預金 20万円
なら、現在の貯金額は35万円になります。
■参考:理想の貯金額については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/582
家計の現状を把握するために、大切なのは、「年間収入」を知ることです。
「月収」ではなく、「年間収入」を計算することが大切です。
当たり前のようですが、これもまたお金が貯められない人というのは、「年間収入」を知ることをおろそかにします。
「月収」は分かっても、「年間収入」は知らない・・・という方が多いのです。
また、「頑張っているのに貯まらない」という方も、「月収」でのやりくりのみにとらわれていて、「年間収入」は計算したことがないという方も多いものです。
これも、面倒くさいと思う気持ちを抑えてやってみましょう!
年間収入を計算する方法は簡単です。
月収×12をすること
手当・ボーナスを年間でいくらもらっているかを計算すること
これで計算できます。
「年間収入」以上の貯金はできません。
1円単位まで正確である必要はありませんので、ざっくりと計算してみましょう。
税込みの収入ではなく「手取り」で計算します。
■参考:年間収入を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/420
家計を本気で何とかしたい時にまずすべきことは「現在の貯金額」を知ることと、「年間収入」を知ることです。
まずこのふたつができるようになってから、本格的な家計管理を始めましょう。
何らかの事情で、このふたつがどうしても分からない場合は、1年間だけでも家計簿をつけることをオススメします。
1年くらい家計簿をつけると、自然に「現在の貯金額」と「年間収入」が分かるようになります。
このふたつをおろそかにしていると、いつまでたっても結果の出ない堂々巡りをすることになる可能性が高まります。
悪循環を断ち切るためにも、面倒くさいという気持ちを抑えて一度やってみることをオススメします。
よろしければこちらの記事も是非ご覧下さいませ。
■参考:家計の現状把握ができたら、家計簿をはじめてみましょう。無料で読める家計簿のつけ方はこちらから。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2178
■参考:もっと深く家計の現状を把握したい時は、家計診断もオススメです。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2298
家計簿&家計管理アドバイザーとしてたくさんの家計相談をお引き受けしているあき(@aki_kakeibo)です(あきのメディア掲載歴はこちらから)。
今回ご紹介するのは「家計の基本」についてです。
「家計の基本について知りたい。でも、家計の基本って何?」という方のための「家計の基本」について紹介します。
なお、本記事は書籍「あきのズボラ家計簿(KKベストセラーズ、講談社)」「あきのズボラ家計管理(実業之日本社、講談社)」に基づき作成されています。
家計の基本とは?
家計の基本を知るには、まず家計の基本構造について理解しましょう。
家計というのは「固定費」「生活費(変動費)」「特別費」の3つでできています。
なお、家計は「固定費」「変動費」の2つで考えるのが一般的で、「固定費」「生活費(変動費)」「特別費」の3つで考える方法は当方のオリジナルです。
収入の範囲内にこの3つの支出をいくらにするかを考え貯蓄を残すというのを考えるのが「家計管理の方法」です。
■参考:家計を3つにわけて考える方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/317
家計の基本は現状把握
今度こそ本気でお金を貯めたい!と思った時、まずやるべきことは、家計の現状把握です。
今自分がどこに立っているのかを確認しなくては、当然迷子になってしまいますよね。どの方向に進むべきかもわかりません。
結果として、家計は迷走し、「頑張っているのに貯まらない」という現象を引き起こします。
つまり、労力のムダを生むのです。
そのような労力のムダを防ぐために、まずはじめに家計の現状を把握する必要があるのです。
家計の現状把握をする方法
家計の現状を把握するために、まずやるべきことは「現在の貯金額を知ること」と「現在の年間収入を知ること」です。
このふたつが分からない・・・という状態では、この後何をしたらいいのかも分からないものです。
巷にあふれる数ある貯金術や節約術を次から次へと試したところで、結果がでるとは考えにくいものがあります。
家計の現状を把握する!(現在の貯金額を知る)
家計の現状を把握するために、現在の貯金額を調べてみましょう。
お金が貯められない方というのは「今わが家にいくら貯金がいくらあるかも知らない」と言う方が多いです。
銀行の通帳記入さえしばらくしていないという方も多いので、銀行の通帳記入さえしていない場合は、まず銀行に行って、通帳記入をすませましょう。
面倒くさいという気持ちを抑えて、これからは月に1回程度は通帳記入をすると決めましょう。
まず、ここができるようになる必要があります。
なぜなら、「お金が貯められない原因=お金と向き合うのを避けている」という図式が成り立つからです。
今まで目を背けてきたこと、後回しにしてきたことの優先順位を上げる必要があるのです。
面倒くさいからと歯磨きをしなければ虫歯になるのは当たり前です。
それと同じで、「お金に向き合うのを面倒くさがっている」状況では、「貯まらない」のは当たり前です。
通帳記入を済ませたら、今手元にある通帳の残高をすべて加算してみましょう。
A銀行5万円
B銀行10万円
定期預金 20万円
なら、現在の貯金額は35万円になります。
■参考:理想の貯金額については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/582
家計の現状を把握する!(年間収入を知る)
家計の現状を把握するために、大切なのは、「年間収入」を知ることです。
「月収」ではなく、「年間収入」を計算することが大切です。
当たり前のようですが、これもまたお金が貯められない人というのは、「年間収入」を知ることをおろそかにします。
「月収」は分かっても、「年間収入」は知らない・・・という方が多いのです。
また、「頑張っているのに貯まらない」という方も、「月収」でのやりくりのみにとらわれていて、「年間収入」は計算したことがないという方も多いものです。
これも、面倒くさいと思う気持ちを抑えてやってみましょう!
年間収入を計算する方法は簡単です。
月収×12をすること
手当・ボーナスを年間でいくらもらっているかを計算すること
これで計算できます。
「年間収入」以上の貯金はできません。
1円単位まで正確である必要はありませんので、ざっくりと計算してみましょう。
税込みの収入ではなく「手取り」で計算します。
■参考:年間収入を計算する方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/420
家計の現状把握をする方法(まとめ)
家計を本気で何とかしたい時にまずすべきことは「現在の貯金額」を知ることと、「年間収入」を知ることです。
まずこのふたつができるようになってから、本格的な家計管理を始めましょう。
何らかの事情で、このふたつがどうしても分からない場合は、1年間だけでも家計簿をつけることをオススメします。
1年くらい家計簿をつけると、自然に「現在の貯金額」と「年間収入」が分かるようになります。
このふたつをおろそかにしていると、いつまでたっても結果の出ない堂々巡りをすることになる可能性が高まります。
悪循環を断ち切るためにも、面倒くさいという気持ちを抑えて一度やってみることをオススメします。
よろしければこちらの記事も是非ご覧下さいませ。
■参考:家計の現状把握ができたら、家計簿をはじめてみましょう。無料で読める家計簿のつけ方はこちらから。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2178
■参考:もっと深く家計の現状を把握したい時は、家計診断もオススメです。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2298
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