家計簿で予算を立てても守れない。守れる予算にするコツを教えて!
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家計簿&家計管理アドバイザーが日頃の「家計管理に関する疑問や質問」にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
以前から家計簿はつけていたのですが、本当つけているだけという感じだったのでこのままではいけないなーと思ってたところにあきさんの家計簿を見つけました。
今年の1月からあきさんのやり方でつけてみているのですが、すごく明確になった気がします。
つけてみて思ったのは、わたしの家計は娯楽費と特別費がすごく多いこと。
本当に必要な食費、日用品費はそれほど高くなかったこと。
毎月の特別費の支出は来月の予定を見ながらで予算は把握できるのですが、娯楽費の支出の予算がいつもその中で出来ず予算が守れないままに終わってしまいます。
結局、食費や日用品費の予算だったところから使ってたり、給料日にまとめて下ろした分が足りなくなったら引き出したりと、赤字だらけです。
この考え方を変えるには、何から変えたらいいのかわかりません。
予算の立て方はどうされてるのですか??
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計の予算を立てても守れない時」についてですね。
家計簿で第一関門になるのは、予算を立て守ることです。
慣れてくると、意外と簡単なのですが、はじめのうちは難しいと感じることもあります。
特に今まで予算を意識してこなかった方にとっては、予算を守るということがとても窮屈なことに感じられることがあります。
しかし、慣れてくると、ここまでは使ってもいいと安心できるボーダーラインになりますので、あるととても安心なものに変わってきます。
家計簿の予算が守れない原因はいくつかあります。
ひとつ目の理由として挙げられるのが、立てている予算が厳しすぎるというものです。
数字に振り回されてしまうと、うちはこの金額でやれば黒字だから!と、つい数字の方に自分を合わせてしまいたくなるのですね。
しかし、大切な事は、自分が数字に合わせることではなく、自分のできる金額に数字の方を合わせることです。
予算が守れないなら、いくらの予算なら守れるのか?をまず意識するようにしてみましょう。
たとえば、娯楽費の予算を月3万円に設定した。しかし、予算が毎月守れない。
この場合は、娯楽費の予算を月4万円にすることから始めてみましょう。
4万円なら守れるのか?5万円なら守れるのか?
自分がこれくらいなら無理なく守れるという予算を予算にしましょう。
それに慣れてきたら、数千円ずつスリムにするなど、削ることはあとから考えれば大丈夫です。
まずは、自分にとって丁度いい予算から始めた方がストレスもたまりません。
ただし、現在とても困窮していて、収入も増える予定がなく、食べるものにも困るほど非常に苦しい家計の場合は、必ずしもこの方法がベストとは限りません。
それほどまでに家計が困窮している場合は、何が何でもどれだけ少ない予算でも守らないといけませんが、食べるのにも困るほど困窮しているわけではない場合は上記のような方法から始めてみることをオススメします。
また、あまりに厳しく予算化せず、数千円までの予算オーバーはOK!ただし、1万円以上にはならないようにするなど、少しのゆとりを持つと精神的にも追い詰めらなくて済みますよ。
予算を守るというのは、はじめはだれでも大変なものです。
特に今までどんぶり勘定だった方にとってはレジャーなどお楽しみにかかわる娯楽費用の予算を守ることは、はじめのうちは難しい場合があります。
いきなり全部を完ぺきにすることは難しいので、できる範囲で少しずつできるようになるように調整してみて下さいね。
下記関連記事にて、わが家の娯楽費の予算の立て方や守り方を紹介していますので、よかったら合わせてご覧ください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7055813
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:予算の立て方・守り方についてのご質問のまとめはこちらから
・予算の立て方・守り方のご質問(まとめ)
■参考:予算を立てても守れない原因
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7323363
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
以前から家計簿はつけていたのですが、本当つけているだけという感じだったのでこのままではいけないなーと思ってたところにあきさんの家計簿を見つけました。
今年の1月からあきさんのやり方でつけてみているのですが、すごく明確になった気がします。
つけてみて思ったのは、わたしの家計は娯楽費と特別費がすごく多いこと。
本当に必要な食費、日用品費はそれほど高くなかったこと。
毎月の特別費の支出は来月の予定を見ながらで予算は把握できるのですが、娯楽費の支出の予算がいつもその中で出来ず予算が守れないままに終わってしまいます。
結局、食費や日用品費の予算だったところから使ってたり、給料日にまとめて下ろした分が足りなくなったら引き出したりと、赤字だらけです。
この考え方を変えるには、何から変えたらいいのかわかりません。
予算の立て方はどうされてるのですか??
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計の予算を立てても守れない時」についてですね。
家計簿の予算の役割
家計簿で第一関門になるのは、予算を立て守ることです。
慣れてくると、意外と簡単なのですが、はじめのうちは難しいと感じることもあります。
特に今まで予算を意識してこなかった方にとっては、予算を守るということがとても窮屈なことに感じられることがあります。
しかし、慣れてくると、ここまでは使ってもいいと安心できるボーダーラインになりますので、あるととても安心なものに変わってきます。
家計簿の予算が守れない理由
家計簿の予算が守れない原因はいくつかあります。
ひとつ目の理由として挙げられるのが、立てている予算が厳しすぎるというものです。
数字に振り回されてしまうと、うちはこの金額でやれば黒字だから!と、つい数字の方に自分を合わせてしまいたくなるのですね。
しかし、大切な事は、自分が数字に合わせることではなく、自分のできる金額に数字の方を合わせることです。
予算が守れないなら、いくらの予算なら守れるのか?をまず意識するようにしてみましょう。
たとえば、娯楽費の予算を月3万円に設定した。しかし、予算が毎月守れない。
この場合は、娯楽費の予算を月4万円にすることから始めてみましょう。
4万円なら守れるのか?5万円なら守れるのか?
自分がこれくらいなら無理なく守れるという予算を予算にしましょう。
それに慣れてきたら、数千円ずつスリムにするなど、削ることはあとから考えれば大丈夫です。
まずは、自分にとって丁度いい予算から始めた方がストレスもたまりません。
ただし、現在とても困窮していて、収入も増える予定がなく、食べるものにも困るほど非常に苦しい家計の場合は、必ずしもこの方法がベストとは限りません。
それほどまでに家計が困窮している場合は、何が何でもどれだけ少ない予算でも守らないといけませんが、食べるのにも困るほど困窮しているわけではない場合は上記のような方法から始めてみることをオススメします。
また、あまりに厳しく予算化せず、数千円までの予算オーバーはOK!ただし、1万円以上にはならないようにするなど、少しのゆとりを持つと精神的にも追い詰めらなくて済みますよ。
家計簿の予算を守るコツ
予算を守るというのは、はじめはだれでも大変なものです。
特に今までどんぶり勘定だった方にとってはレジャーなどお楽しみにかかわる娯楽費用の予算を守ることは、はじめのうちは難しい場合があります。
いきなり全部を完ぺきにすることは難しいので、できる範囲で少しずつできるようになるように調整してみて下さいね。
下記関連記事にて、わが家の娯楽費の予算の立て方や守り方を紹介していますので、よかったら合わせてご覧ください。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7055813
この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:予算の立て方・守り方についてのご質問のまとめはこちらから
・予算の立て方・守り方のご質問(まとめ)
■参考:予算を立てても守れない原因
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/7323363
コメント
コメント一覧 (2)
今まで大まかな予算の中でやりくりしていました。でも娯楽費や特別費の予算は取ってなかったので、必要な時に下ろしに行って……だったので結局は赤字の家計でした。
今は娯楽費や特別費の予算を組んだので何とかいくらまで!が見えてきました。
もう1つ、通帳の記帳はしていましたが、全部の資産を計算したことはなかったので、意外と複数の通帳に貯金が分散されているのが分かりました。
毎月の住宅ローンなど引き落とし用には念のため(何かあって引き落としが出来ないを防ぐために。)3ヶ月分ほど多く入れときたいと思うんですが、貯金用口座に全部まとめた方がいいのでしょうか?
今は給料振り込み用×2冊、住宅ローン用×1冊、諸々引き落とし用×1冊、貯金用×1冊、特別費用(イオン口座なので通帳なし)、生活費は袋にまとめてます。
まとまりのない文章ですみません。
せっかくご質問をいただいたのに恐縮なのですが、
ご質問はコメント欄からはお返事をしておりません><
メールフォームからのご質問の返事をお待ちいただいている方が
おりますので、ご理解いただけますと幸いです。
お手数ですが、当ブログのメールフォームよりご質問いただけますと幸いです。
http://kakeibo.kosodate-info.com/mail
今回のご質問は、受付いたしますが、順番のため、回答は1ヶ月半ほど経過した頃に掲載させていただきます!
メールフォームよりご連絡いただければ、こちらから公開日などお知らせできます。
2ヵ月もあきの家計簿をご利用いただきありがとうございます。
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