貯金ができないのは収入が少ないから?!本当の原因は?!
日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
何度か質問させていただいてます( ´艸`)
2年目にしてようやく流れがわかってきました…
年間で考え計算した結果、収入と支出が同額なんです。
わかりやすい金額でお知らせすると…
収入350万
固定費254万
生活費(食品日用品娯楽)96万
そこで質問です。
①
年間で考えたので月にすると赤字の月やボーナスで多かったりします。多くても収支±0なので赤字補填用にとっておけないのですが、そう言った場合どうしたらいいのでしょう…
固定費は車保険をネットにスマホは格安に…一般的に言われている節約はしておりこれ以上はないように思います。
また、貯金と言えるのは子供二人分の学資保険約2万と個人年金5000円です。
子ども手当はあってない物として子供の口座に入金して上の子のみ習い事の6000円はそこから引き落とされます。
どうしても足りないとき子ども手当を使うこともありました…
②
生活に必要な物(ティッシュなどの日用品ではなくそれよりも高額になるフライパンや電球など)は特別費が作れていない場合どこから捻出するのか。
今はカードで買って次の給料で支払う。なので次の給料の使える現金が減る。悪循環です。
ガソリンも月一万ほどカード払いです。
車が古く買い替えたばかりでローンが痛いのかもしれませんが家賃とローンで一般家庭の家賃分位なので、理由にはならないのかな?と思ったりもします…
要は単純に収入が少ないのでしょうか?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「収入が少ないから貯金ができないと感じてしまう時」についてですね。
質問者様は家計が上手くいっていないと感じており、そしてその理由は「収入が少ないから」ではないかと感じているのですね。
収入は350万円で、支出も350万円と同額になっているということですね。
家計簿をつけ一生懸命家計を管理しているつもりなのに思うような成果が出ないと「できる限りの節約をしているのに貯められないのは収入が少ないせいだ」と思ってしまうこともよくあることです。
しかし、そのような時は「本当にそうだろうか?」と立ち止まって考えることが大切です。
子供二人分の学資保険約2万と個人年金5000円です。
子ども手当はあってない物として子供の口座に入金して上の子のみ習い事の6000円はそこから引き落とされます。
とありますので、実際の収入はもう少し多く、学資保険と個人年金がありますから、最低限年間30万円の貯蓄はできているうえに、児童手当と合わせると年間45万円前後の貯蓄はあるものと考えられます。
「現金」は確かに残しにくいかもしれませんが、まずは貯蓄はできているということに自信を持ちましょう。
ただし、学資保険と個人年金という「商品」によってお金を貯めているところがありますので、貯められる現金は児童手当のみ、時にはおろして使うこともあると考えると、手元に残せている「現金」が少ないかもしれません。
このような「貯蓄はできても現金での貯金ができない」という家計のやりくりになっている方は非常に多く見受けられます。
■参考:貯蓄はできても貯金ができないについては以下の記事で詳しく紹介しています
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17629
質問者様の家計で気になるのは、「固定費の高さ」です。
これ以上削りようがない・・ということで、一般的な家庭と同じくらいでは?と感じるかもしれませんが、収入に対しては高いといえます。
固定費がどうしてこれほど高くなってしまうのか原因をはっきりさせておきましょう。
例えば、今は保育料が2人分かかっているなど、保育料が高い場合。
この場合であれば、小学校にいくようになれば随分解消します。
車のローンがあることで固定費が高い場合は、あと何年で終わるのか?もあわせてチェックしましょう。
車のローンも、終わってしまえば家計は楽になります。
このように、固定費が高いのは一時的なのか?一時的ではないのか?をチェックしてみてください。
一時的に高いようでしたら、時期が来ればラクになり、貯めれれるようになると考えられます。
固定費が高いのが一時的ではなく、これからもずっとこれくらいかかると思われる場合は、必要な支出にたいして収入が少ないと考えることもできます。
収入に対する固定費の割合は一定を超えてしまうと「生活費が残らない」という大変窮屈な家計になります。
収入に対する固定費の割合を増やしすぎないように注意しましょう。
■参考:固定費の割合については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2055
生活に必要な物(ティッシュなどの日用品ではなくそれよりも高額になるフライパンや電球など)は特別費が作れていない場合どこから捻出するのか。
ということですが、電球は日用品、フライパンは娯楽費でよいでしょう。
■参考:日用品とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/9776
また、現状では現金で支払えないものはクレジットカードにし先送りにするものの次の給料の使える金額が減ってしまうという悪循環をくりかえしているということですね。
お金が貯められない人の特徴として、クレジットカードを生活費に使える現金がない時の補てんのようにしてしまうということが挙げられます。
このような悪循環は次第に大きな負債になってしまう危険が非常に高くなりますので注意が必要です。
クレジットカードの支払いは現金払いと同じように扱うことをオススメします。
特別費が作れていないということなので、児童手当を一度収入に入れ、それを特別費と貯金にしっかり分けることから始めましょう。
■参考:クレジットカードの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/969
■参考;クレジットカードの悪循環については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/6803985
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16119
貯金ができない時は、収入を増やすか支出を減らすかのどちらかの選択をとるよりありまえsん。
現在は、生活費はしっかり節約できていますから、まずは固定支出を減らすことを考え、これ以上削りようがないとかんじるなら収入を増やす方向で考えましょう。
手当などはないものとしているようですが、手当も収入に含め、習い事は支出に含めましょう。
その中で、確実に絶対におろさない貯金を少しずつ取り分け、あとは収入が増えないならトントンでもいいと考えると楽になります。
おそらく、質問者様の家計は、学資保険や個人年金によって支払いがいっぱいいっぱいになり、現金が残らないサイクルになっていると考えられます。
本来は、学資保険や個人年金は控えめにした方がよい家計です。
ただ、すでに加入済みですので、解約するよりは、できるなら収入を増やす、他の固定支出を減らすなど他の方法を模索するとよいでしょう。
家計のタイプ診断では理想を追い求めすぎなタイプに近いといえます。
よろしければ合わせて下記お金が貯められないタイプ別診断についてもご覧ください。
■参考:理想追い求めすぎなタイプについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1694
■参考:チェックリストでできる!お金が貯められないタイプ別診断については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
家計簿2年目にして、お金の流れが分かってきたとはすばらしいですね。
貯められる、貯められないにかかわらず、まず自分の置かれている現状を把握することが大切です。
第一関門は突破できています。
あとはここから貯められる家計にしていく必要があります。
現状ではまずは固定費の見直しを行い、減らせる固定費が見つからない場合は収入を増やすことも視野に入れましょう。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収300万円台以上の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
何度か質問させていただいてます( ´艸`)
2年目にしてようやく流れがわかってきました…
年間で考え計算した結果、収入と支出が同額なんです。
わかりやすい金額でお知らせすると…
収入350万
固定費254万
生活費(食品日用品娯楽)96万
そこで質問です。
①
年間で考えたので月にすると赤字の月やボーナスで多かったりします。多くても収支±0なので赤字補填用にとっておけないのですが、そう言った場合どうしたらいいのでしょう…
固定費は車保険をネットにスマホは格安に…一般的に言われている節約はしておりこれ以上はないように思います。
また、貯金と言えるのは子供二人分の学資保険約2万と個人年金5000円です。
子ども手当はあってない物として子供の口座に入金して上の子のみ習い事の6000円はそこから引き落とされます。
どうしても足りないとき子ども手当を使うこともありました…
②
生活に必要な物(ティッシュなどの日用品ではなくそれよりも高額になるフライパンや電球など)は特別費が作れていない場合どこから捻出するのか。
今はカードで買って次の給料で支払う。なので次の給料の使える現金が減る。悪循環です。
ガソリンも月一万ほどカード払いです。
車が古く買い替えたばかりでローンが痛いのかもしれませんが家賃とローンで一般家庭の家賃分位なので、理由にはならないのかな?と思ったりもします…
要は単純に収入が少ないのでしょうか?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「収入が少ないから貯金ができないと感じてしまう時」についてですね。
収入が少ないから貯まらない?
質問者様は家計が上手くいっていないと感じており、そしてその理由は「収入が少ないから」ではないかと感じているのですね。
収入は350万円で、支出も350万円と同額になっているということですね。
家計簿をつけ一生懸命家計を管理しているつもりなのに思うような成果が出ないと「できる限りの節約をしているのに貯められないのは収入が少ないせいだ」と思ってしまうこともよくあることです。
しかし、そのような時は「本当にそうだろうか?」と立ち止まって考えることが大切です。
貯蓄はできても貯金ができない?
子供二人分の学資保険約2万と個人年金5000円です。
子ども手当はあってない物として子供の口座に入金して上の子のみ習い事の6000円はそこから引き落とされます。
とありますので、実際の収入はもう少し多く、学資保険と個人年金がありますから、最低限年間30万円の貯蓄はできているうえに、児童手当と合わせると年間45万円前後の貯蓄はあるものと考えられます。
「現金」は確かに残しにくいかもしれませんが、まずは貯蓄はできているということに自信を持ちましょう。
ただし、学資保険と個人年金という「商品」によってお金を貯めているところがありますので、貯められる現金は児童手当のみ、時にはおろして使うこともあると考えると、手元に残せている「現金」が少ないかもしれません。
このような「貯蓄はできても現金での貯金ができない」という家計のやりくりになっている方は非常に多く見受けられます。
■参考:貯蓄はできても貯金ができないについては以下の記事で詳しく紹介しています
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17629
気になる点は?
質問者様の家計で気になるのは、「固定費の高さ」です。
これ以上削りようがない・・ということで、一般的な家庭と同じくらいでは?と感じるかもしれませんが、収入に対しては高いといえます。
固定費がどうしてこれほど高くなってしまうのか原因をはっきりさせておきましょう。
例えば、今は保育料が2人分かかっているなど、保育料が高い場合。
この場合であれば、小学校にいくようになれば随分解消します。
車のローンがあることで固定費が高い場合は、あと何年で終わるのか?もあわせてチェックしましょう。
車のローンも、終わってしまえば家計は楽になります。
このように、固定費が高いのは一時的なのか?一時的ではないのか?をチェックしてみてください。
一時的に高いようでしたら、時期が来ればラクになり、貯めれれるようになると考えられます。
固定費が高いのが一時的ではなく、これからもずっとこれくらいかかると思われる場合は、必要な支出にたいして収入が少ないと考えることもできます。
収入に対する固定費の割合は一定を超えてしまうと「生活費が残らない」という大変窮屈な家計になります。
収入に対する固定費の割合を増やしすぎないように注意しましょう。
■参考:固定費の割合については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2055
家計の悪循環を引き起こすクレジットカード
生活に必要な物(ティッシュなどの日用品ではなくそれよりも高額になるフライパンや電球など)は特別費が作れていない場合どこから捻出するのか。
ということですが、電球は日用品、フライパンは娯楽費でよいでしょう。
■参考:日用品とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/9776
また、現状では現金で支払えないものはクレジットカードにし先送りにするものの次の給料の使える金額が減ってしまうという悪循環をくりかえしているということですね。
お金が貯められない人の特徴として、クレジットカードを生活費に使える現金がない時の補てんのようにしてしまうということが挙げられます。
このような悪循環は次第に大きな負債になってしまう危険が非常に高くなりますので注意が必要です。
クレジットカードの支払いは現金払いと同じように扱うことをオススメします。
特別費が作れていないということなので、児童手当を一度収入に入れ、それを特別費と貯金にしっかり分けることから始めましょう。
■参考:クレジットカードの家計簿のつけ方については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/969
■参考;クレジットカードの悪循環については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/6803985
■参考:特別費口座については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16119
貯金ができない時に考えること
貯金ができない時は、収入を増やすか支出を減らすかのどちらかの選択をとるよりありまえsん。
現在は、生活費はしっかり節約できていますから、まずは固定支出を減らすことを考え、これ以上削りようがないとかんじるなら収入を増やす方向で考えましょう。
手当などはないものとしているようですが、手当も収入に含め、習い事は支出に含めましょう。
その中で、確実に絶対におろさない貯金を少しずつ取り分け、あとは収入が増えないならトントンでもいいと考えると楽になります。
おそらく、質問者様の家計は、学資保険や個人年金によって支払いがいっぱいいっぱいになり、現金が残らないサイクルになっていると考えられます。
本来は、学資保険や個人年金は控えめにした方がよい家計です。
ただ、すでに加入済みですので、解約するよりは、できるなら収入を増やす、他の固定支出を減らすなど他の方法を模索するとよいでしょう。
家計のタイプ診断では理想を追い求めすぎなタイプに近いといえます。
よろしければ合わせて下記お金が貯められないタイプ別診断についてもご覧ください。
■参考:理想追い求めすぎなタイプについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1694
■参考:チェックリストでできる!お金が貯められないタイプ別診断については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
まとめ
家計簿2年目にして、お金の流れが分かってきたとはすばらしいですね。
貯められる、貯められないにかかわらず、まず自分の置かれている現状を把握することが大切です。
第一関門は突破できています。
あとはここから貯められる家計にしていく必要があります。
現状ではまずは固定費の見直しを行い、減らせる固定費が見つからない場合は収入を増やすことも視野に入れましょう。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収300万円台以上の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
コメント