収入と支出のバランスを崩す!お金が貯まらない負の連鎖とは?
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家計のやりくりは、「収入」と「支出」のバランスで決まります。
当たり前のことですが、「貯金」をふやすには、「収入」以下の「支出」にすることが必須です。
お金が貯められない人は、自分の「収入」と「支出」が分かっていない場合がほとんどです。
このような方は、「収入」と「支出」をしっかり把握すれば、ゆっくりとでも自力で家計再生していきます。
ところが、なかには「収入」と「支出」が分かっていても、貯められない人がいます。
自分の「収入」と「支出」がはっきり分かっていても貯められない人がいます。
それは、自ら「お金で苦しい状況」を作り出すクセのある人です。
こういうと、そんな人いるわけない・・・と思いますよね。
ところが、たくさんの家計を見させていただくと、一定の割合でこのような方がいることに驚きます。
1人2人という人数ではなく、全体の1割弱程度はいるというのが私の感覚です。
例えば、「収入」と「支出」をしっかり計算し、自分の生活サイズを頭に入れたとします。
しかし、数ヵ月がたつと、「支出」が増えているのです。
Aさんは、20代の主婦です。
結婚してからというものお金が貯められないことに悩んでいました。
小さい頃から、両親もお金がなく、自分はお金にはつくづく縁がないと思っていました。
しかし、家計診断をしてみると、実は年間で50万円くらいは貯金ができることがわかったそうです。
年間で50万円も貯金ができるなんて、人生で初めてのことです。
頑張って貯金するぞ!と張り切っていました。
しかし、数ヵ月後、順調に貯まっていたはずの貯金があっという間に崩れるような出来事が起きてしまいました。
「友人のお付き合いでどうしても断れなくて車を買いました」
車をローンで買ってしまったので、あっという間に、家計診断をした時よりももっと苦しい支払いサイクルになってしまいました。
このように、支出にゆとりがでてくると、自分で支出を増やしてしまう方がいます。
Aさんのように、急に車を買うというだけでなく、急に学資保険に加入する、急にどこからか借金を作ってくる、急に仕事をやめたというケースもあります。
せっかく順調にお金が貯められる状況になるということがわかったというのに、なぜ今それをするのだろう?
周りからみたら不思議になるような出来事を「自ら選択」してしまう方がいるのです。
Aさんのように、なぜ今それを選択するの?というような方は、決して少なくありません。
その理由を考えれば考えるほど、その方のお金に対する意識に問題があるのではないかと感じるようになりました。
小さい頃からお金に苦労してきた。
今もお金に苦労している。
毎月数千円の支出をどうにかして減らそうと頑張ってなんとかやりくりしてきた。
そのような方は、自分の中で「お金はなんとかして頑張ってやりくりするもの」という思考パターンができあがっています。
急にお金に余裕ができると、内心どこかで「え?こんなにラクしていいの?」と不安になるのです。
人には、「コンフォートゾーン」というものがあると言われます。
「コンフォートゾーン」とは、「安全領域」などと訳されますが、もともとは心理学者から端を発する用語です。
自分にとって慣れ親しんだ領域に「人はとどまりたい」と考えるのです。
その領域にいた方が、安心できるからです。
つまり、お金が貯められない人にとっては、「お金が貯められない」状況の方が、長く慣れ親しんできた状況なので、居心地がよいのです。
急にそこから脱出することになると、不安になり、前と同じ状況に戻りたくなってしまいます。
これと同じ現象で、
小さい頃に暴力を振るわれてきた人は、暴力なんて嫌だと思いながらも、大人になっても暴力をふるう人をパートナーに選んでしまう、または自分が暴力をふるってしまう
何度付き合う人をかえても、ダメな男ばかり捕まえてしまう
など、自分にとって不快な状況であっても、慣れ親しんだ状況の連鎖の方を選択してしまうのです。
負の連鎖のパターンにはまっている方は、まず自分が負の連鎖を好んでいることに気付かない限り、同じことを繰り返します。
このような方は、まず自分にとって心地よいコンフォートゾーンの領域を変える必要があります。
これは、スピリチュアルではなく、心理学です。
自分はもっといい生活をしてもいい。
もうお金に苦しまない自分になっていい。
お金でラクをすることを、自分自身に許してあげてくださいね。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
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・その他のコラム(まとめ)
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・お金を貯める節約術や考え方(まとめ)
当たり前のことですが、「貯金」をふやすには、「収入」以下の「支出」にすることが必須です。
お金が貯められない人は、自分の「収入」と「支出」が分かっていない場合がほとんどです。
このような方は、「収入」と「支出」をしっかり把握すれば、ゆっくりとでも自力で家計再生していきます。
ところが、なかには「収入」と「支出」が分かっていても、貯められない人がいます。
収入と支出が分かっていても貯められない人
自分の「収入」と「支出」がはっきり分かっていても貯められない人がいます。
それは、自ら「お金で苦しい状況」を作り出すクセのある人です。
こういうと、そんな人いるわけない・・・と思いますよね。
ところが、たくさんの家計を見させていただくと、一定の割合でこのような方がいることに驚きます。
1人2人という人数ではなく、全体の1割弱程度はいるというのが私の感覚です。
例えば、「収入」と「支出」をしっかり計算し、自分の生活サイズを頭に入れたとします。
しかし、数ヵ月がたつと、「支出」が増えているのです。
なぜか自分で支出を増やしてしまう人
Aさんは、20代の主婦です。
結婚してからというものお金が貯められないことに悩んでいました。
小さい頃から、両親もお金がなく、自分はお金にはつくづく縁がないと思っていました。
しかし、家計診断をしてみると、実は年間で50万円くらいは貯金ができることがわかったそうです。
年間で50万円も貯金ができるなんて、人生で初めてのことです。
頑張って貯金するぞ!と張り切っていました。
しかし、数ヵ月後、順調に貯まっていたはずの貯金があっという間に崩れるような出来事が起きてしまいました。
「友人のお付き合いでどうしても断れなくて車を買いました」
車をローンで買ってしまったので、あっという間に、家計診断をした時よりももっと苦しい支払いサイクルになってしまいました。
このように、支出にゆとりがでてくると、自分で支出を増やしてしまう方がいます。
Aさんのように、急に車を買うというだけでなく、急に学資保険に加入する、急にどこからか借金を作ってくる、急に仕事をやめたというケースもあります。
せっかく順調にお金が貯められる状況になるということがわかったというのに、なぜ今それをするのだろう?
周りからみたら不思議になるような出来事を「自ら選択」してしまう方がいるのです。
お金は苦しんでやりくりするものという思い込み
Aさんのように、なぜ今それを選択するの?というような方は、決して少なくありません。
その理由を考えれば考えるほど、その方のお金に対する意識に問題があるのではないかと感じるようになりました。
小さい頃からお金に苦労してきた。
今もお金に苦労している。
毎月数千円の支出をどうにかして減らそうと頑張ってなんとかやりくりしてきた。
そのような方は、自分の中で「お金はなんとかして頑張ってやりくりするもの」という思考パターンができあがっています。
急にお金に余裕ができると、内心どこかで「え?こんなにラクしていいの?」と不安になるのです。
人には、「コンフォートゾーン」というものがあると言われます。
「コンフォートゾーン」とは、「安全領域」などと訳されますが、もともとは心理学者から端を発する用語です。
自分にとって慣れ親しんだ領域に「人はとどまりたい」と考えるのです。
その領域にいた方が、安心できるからです。
つまり、お金が貯められない人にとっては、「お金が貯められない」状況の方が、長く慣れ親しんできた状況なので、居心地がよいのです。
急にそこから脱出することになると、不安になり、前と同じ状況に戻りたくなってしまいます。
これと同じ現象で、
小さい頃に暴力を振るわれてきた人は、暴力なんて嫌だと思いながらも、大人になっても暴力をふるう人をパートナーに選んでしまう、または自分が暴力をふるってしまう
何度付き合う人をかえても、ダメな男ばかり捕まえてしまう
など、自分にとって不快な状況であっても、慣れ親しんだ状況の連鎖の方を選択してしまうのです。
まずは思い込みに気付くことから
負の連鎖のパターンにはまっている方は、まず自分が負の連鎖を好んでいることに気付かない限り、同じことを繰り返します。
このような方は、まず自分にとって心地よいコンフォートゾーンの領域を変える必要があります。
これは、スピリチュアルではなく、心理学です。
自分はもっといい生活をしてもいい。
もうお金に苦しまない自分になっていい。
お金でラクをすることを、自分自身に許してあげてくださいね。
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コメント
コメント一覧 (2)
なんだかすごく心に響きました…
確かに自分を苦しい状況に追い込みがちだし、もっと簡単に考えればいいことも難しく複雑に管理しようとしてしまいます。
よく言われる、お金のブロックを外すという事でしょうか?
気づいた先の意識改革が難しそうですね><
ご指摘の通りお金のブロックっていうのと同じようなものですね(#^^#)
このブロックの対策としては、やっぱり少しずつ…というのがポイントだと私は思っています^^
人間だれしも、突然別人のようにはなれないですものね。
少しずつ少しずつ今までと違う考え方に自分を慣らしていくようにしていくと上手くいく気がします^^