自営業で収入が不安定な家計。やりくりはどう計画する?
こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「家計管理に関する疑問や質問」にお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
いつもしっかり読ませて頂いております。
ただ我が家は自営業です。
月収年収での予算組たてができません。(その月その年で全く収支が違いますさらにはマイナスもあります)
その為サラリーマン世帯の家計管理が全く当てはまらず困り果てています。
自営業の世帯での家計管理はどうすればよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「自営業の家計管理」についてですね。
結論からお伝えすると、収入が不安定な家計のやりくりの基本は、「安定させる」ということが一番簡単なやりくりになります。
収入が不安定な家計の方というのは、支出も不安定になりやすい傾向があります。
収入が多い時には使いすぎ、収入が少ない月にはカツカツになるという「ジェットコースター家計」になりやすいのです。
現状では、年間収入が毎年定まらないということですね。
しかし、支出はある程度定まっていることと思います。
この場合は、まず支出をしっかり把握することから始めましょう。
家賃などの固定支出はいくらあるのか?
食費、日用品、娯楽費などの変動費は毎月いくらあれば足りるのか?
これくらいの支出については最低限だいたい分かるのではないでしょうか。
今年は収入が少なさそうだから、食費を削るといった発想をせず、「うちは最低限これくらいは必要だ」という線引きを決めてしまうとよいでしょう。
例えば、「わが家の家計には、固定費、変動費として年間300万円は必要だ」とわかったら、いくら自営業だからといっても、年間300万円以上稼げなければ、事業を継続できないということが分かります。
これは「年間300万円以上稼ぐことがわが家の最低限の基準。それができないなら、自営業をやめて転職するか、他にもアルバイトを掛け持ちするなどしなくては家計を守れない」と考えましょう。
一番安心なのは、多少稼げない年があっても充分回る範囲内での固定費、変動費で支出を計画しておくことです。
そのうえで、特別費は毎年多少変更してもいいでしょう。
たとえば、「今年は年間400万円稼ぐことができる」と判断できた場合は、特別費は少しうわのせして旅行などを入れる。
反対に350万円になりそうだと思えば旅行は取りやめるなど。
このように、収入がいくら不安定であっても、最低限の支出を予測しておけば、家計のやりくりは充分に可能です。
・収入が不安定で予測出来ない時は、支出から家計を組み立てましょう。
・どうしても支出以上の収入が確保できない時は、他の働き口を検討する必要も出てきます。
自営業だからと言って、家計の計画が立てられないということはありませんので、是非計画されていってくださいね。
他にも自営業の方からのご相談はいただいておりますので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:家計のやりくりアドバイスに関するご質問は、以下にまとめてあります。
・家計のやりくりアドバイスに関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は、以下の記事にまとめてあります。
■参考:自営業の家計簿については、以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
いつもしっかり読ませて頂いております。
ただ我が家は自営業です。
月収年収での予算組たてができません。(その月その年で全く収支が違いますさらにはマイナスもあります)
その為サラリーマン世帯の家計管理が全く当てはまらず困り果てています。
自営業の世帯での家計管理はどうすればよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「自営業の家計管理」についてですね。
自営業で収入が不安定な時
結論からお伝えすると、収入が不安定な家計のやりくりの基本は、「安定させる」ということが一番簡単なやりくりになります。
収入が不安定な家計の方というのは、支出も不安定になりやすい傾向があります。
収入が多い時には使いすぎ、収入が少ない月にはカツカツになるという「ジェットコースター家計」になりやすいのです。
自営業の家計を安定させる方法
現状では、年間収入が毎年定まらないということですね。
しかし、支出はある程度定まっていることと思います。
この場合は、まず支出をしっかり把握することから始めましょう。
家賃などの固定支出はいくらあるのか?
食費、日用品、娯楽費などの変動費は毎月いくらあれば足りるのか?
これくらいの支出については最低限だいたい分かるのではないでしょうか。
今年は収入が少なさそうだから、食費を削るといった発想をせず、「うちは最低限これくらいは必要だ」という線引きを決めてしまうとよいでしょう。
自営業の家計の考え方
例えば、「わが家の家計には、固定費、変動費として年間300万円は必要だ」とわかったら、いくら自営業だからといっても、年間300万円以上稼げなければ、事業を継続できないということが分かります。
これは「年間300万円以上稼ぐことがわが家の最低限の基準。それができないなら、自営業をやめて転職するか、他にもアルバイトを掛け持ちするなどしなくては家計を守れない」と考えましょう。
一番安心なのは、多少稼げない年があっても充分回る範囲内での固定費、変動費で支出を計画しておくことです。
そのうえで、特別費は毎年多少変更してもいいでしょう。
たとえば、「今年は年間400万円稼ぐことができる」と判断できた場合は、特別費は少しうわのせして旅行などを入れる。
反対に350万円になりそうだと思えば旅行は取りやめるなど。
このように、収入がいくら不安定であっても、最低限の支出を予測しておけば、家計のやりくりは充分に可能です。
まとめ
・収入が不安定で予測出来ない時は、支出から家計を組み立てましょう。
・どうしても支出以上の収入が確保できない時は、他の働き口を検討する必要も出てきます。
自営業だからと言って、家計の計画が立てられないということはありませんので、是非計画されていってくださいね。
他にも自営業の方からのご相談はいただいておりますので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
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■参考:家計のやりくりアドバイスに関するご質問は、以下にまとめてあります。
・家計のやりくりアドバイスに関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は、以下の記事にまとめてあります。
■参考:自営業の家計簿については、以下の記事にまとめてあります。
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