【口座分けテクニック】給料口座と引き落とし口座は分ける!
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こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
はじめまして。
最近はじめたばかりですが、あきさんの書籍やHPを参考にさせていただいております。
今、主に利用している口座(A)と
微々たる金額ですが毎月貯金している口座(B)
その他、あまり動いていない口座がいくつかあります。
口座(A)には給料が振り込まれ
カード払いの引き落とし、光熱費の引き落とし、生命保険の引き落とし、特別費の分など
すべてのお金がこの口座(A)で動いてしまっています。
口座(A)は結婚当初から使用していたので最初は使いやすかったのですが
今となっては入ってきた金額と出ていった金額とで、その1ヶ月(その一年間)何にどれだけ使ったのかなどプラスになっているのかマイナスになっているのかがわかりにくくなり非常に面倒になってしまいました。
本来なら給料が振り込まれる口座と引き落としなどの口座を別々にするべきだと思うのですが
カードや保険の手続きを考えるとなかなか今から別にするのも難しそうです。
今の口座のまま一目でお金の動きをわかりやすくするにはなにか方法はありますでしょうか?
アドバイスお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「給料口座の管理方法」についてですね。
毎月給料が入金される口座を「住宅ローン」「水道光熱費」「携帯電話」などの支出が引かれるように設定しているなど、「生活費の引き落とし口座」として利用している方は多いのではないでしょうか。
しかし、この方法にしてしまうと「給料口座」から「住宅ローン」「水道光熱費」「携帯電話」などの生活費が引き落とされ、さらに現金で使う生活費も引き出しと「入出金が非常に多い口座」になってしまいます。
お金というのは出入りが多ければ多いほど「あといくら使ってもいいのかが分からない」という「お金の管理ができなくなる原因」になりやすい傾向があります。
質問者様もまさに「給料口座」と「引き落とし口座」を一緒にしていることでどれだけ使ったのかどれだけ貯金ができたのかなどが分からなくなってしまっているようです。
このような混乱を未然に防ぐために、「給料口座」と「生活費の引き落とし口座」は分けて管理することをオススメします。
給料口座と生活費の引き落とし口座を分けている場合は、毎月給料が出たら給料を生活費の引き落とし口座に入金するという作業を行いましょう。
生活費の引き落とし口座には1ヵ月に引き落とされる金額が10万円ならほぼ10万円と引き落とされる金額とほぼ同額を入金します。
このように毎月決まった金額を引き落とし口座に入金することで、引き落とされる生活費はいくらなのかを明確に把握できるようになります。
■参考:毎月給料が出たらやりたいお金の整理法については以下の記事で詳しく紹介しています。
上記のように「給料口座」と「生活費の引き落とし口座」は分けることをオススメしますが、長年同じ口座で管理していて今更変更するのも大変なのでそのまま一緒にしておきたいというご希望をお持ちの場合もありますよね。
そのような場合は、「給料が入ったらすぐに給料を他の口座に移動する」という作業を行うようにしましょう。
例えば、給料25万円が入金されたら、引き落とされる生活費に必要な10万円だけを給料口座に残し、あとは全額他の口座に移します。
このように作業することで、給料口座と生活費の引き落とし口座を分けなくても上記のように口座を分けた場合と同じ効果が期待できます。
この時お金を移動する他の口座は「特別費口座」または「貯金口座」とします。
質問者様も手続き上変更が難しいということですので、上記の通り「給料が入ったらすぐにお金を他の口座に移動する」という方法を活用することでお金の動きが分かりやすくなると推測できます。
給料がはいったらすぐに給料を必要な生活費だけを残して残りを「特別費口座」「貯金口座」に移すとよいのではないでしょうか。
■参考:特別費口座とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:貯金口座とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
上記のような口座管理は「使ってもいいお金の上限を通帳をみただけで把握できるようにする」ために行います。
給料口座と生活費の引き落とし口座を分けるだけでなく、特別費口座や貯金口座も分けることをオススメします。
■参考:口座の役割を3つに分けてお金を貯める方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!積み立て・口座・貯金に関するご質問は以下にまとめてあります。
・積み立て・口座・貯金に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
はじめまして。
最近はじめたばかりですが、あきさんの書籍やHPを参考にさせていただいております。
今、主に利用している口座(A)と
微々たる金額ですが毎月貯金している口座(B)
その他、あまり動いていない口座がいくつかあります。
口座(A)には給料が振り込まれ
カード払いの引き落とし、光熱費の引き落とし、生命保険の引き落とし、特別費の分など
すべてのお金がこの口座(A)で動いてしまっています。
口座(A)は結婚当初から使用していたので最初は使いやすかったのですが
今となっては入ってきた金額と出ていった金額とで、その1ヶ月(その一年間)何にどれだけ使ったのかなどプラスになっているのかマイナスになっているのかがわかりにくくなり非常に面倒になってしまいました。
本来なら給料が振り込まれる口座と引き落としなどの口座を別々にするべきだと思うのですが
カードや保険の手続きを考えるとなかなか今から別にするのも難しそうです。
今の口座のまま一目でお金の動きをわかりやすくするにはなにか方法はありますでしょうか?
アドバイスお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「給料口座の管理方法」についてですね。
給料口座の管理方法
毎月給料が入金される口座を「住宅ローン」「水道光熱費」「携帯電話」などの支出が引かれるように設定しているなど、「生活費の引き落とし口座」として利用している方は多いのではないでしょうか。
しかし、この方法にしてしまうと「給料口座」から「住宅ローン」「水道光熱費」「携帯電話」などの生活費が引き落とされ、さらに現金で使う生活費も引き出しと「入出金が非常に多い口座」になってしまいます。
お金というのは出入りが多ければ多いほど「あといくら使ってもいいのかが分からない」という「お金の管理ができなくなる原因」になりやすい傾向があります。
質問者様もまさに「給料口座」と「引き落とし口座」を一緒にしていることでどれだけ使ったのかどれだけ貯金ができたのかなどが分からなくなってしまっているようです。
このような混乱を未然に防ぐために、「給料口座」と「生活費の引き落とし口座」は分けて管理することをオススメします。
給料口座の管理方法はどうする?
給料口座と生活費の引き落とし口座を分けている場合は、毎月給料が出たら給料を生活費の引き落とし口座に入金するという作業を行いましょう。
生活費の引き落とし口座には1ヵ月に引き落とされる金額が10万円ならほぼ10万円と引き落とされる金額とほぼ同額を入金します。
このように毎月決まった金額を引き落とし口座に入金することで、引き落とされる生活費はいくらなのかを明確に把握できるようになります。
■参考:毎月給料が出たらやりたいお金の整理法については以下の記事で詳しく紹介しています。
給料口座と生活費口座を分けられない時
上記のように「給料口座」と「生活費の引き落とし口座」は分けることをオススメしますが、長年同じ口座で管理していて今更変更するのも大変なのでそのまま一緒にしておきたいというご希望をお持ちの場合もありますよね。
そのような場合は、「給料が入ったらすぐに給料を他の口座に移動する」という作業を行うようにしましょう。
例えば、給料25万円が入金されたら、引き落とされる生活費に必要な10万円だけを給料口座に残し、あとは全額他の口座に移します。
このように作業することで、給料口座と生活費の引き落とし口座を分けなくても上記のように口座を分けた場合と同じ効果が期待できます。
この時お金を移動する他の口座は「特別費口座」または「貯金口座」とします。
質問者様も手続き上変更が難しいということですので、上記の通り「給料が入ったらすぐにお金を他の口座に移動する」という方法を活用することでお金の動きが分かりやすくなると推測できます。
給料がはいったらすぐに給料を必要な生活費だけを残して残りを「特別費口座」「貯金口座」に移すとよいのではないでしょうか。
■参考:特別費口座とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
■参考:貯金口座とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
口座管理の基本
上記のような口座管理は「使ってもいいお金の上限を通帳をみただけで把握できるようにする」ために行います。
給料口座と生活費の引き落とし口座を分けるだけでなく、特別費口座や貯金口座も分けることをオススメします。
■参考:口座の役割を3つに分けてお金を貯める方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
■参考:他にもある!積み立て・口座・貯金に関するご質問は以下にまとめてあります。
・積み立て・口座・貯金に関するご質問一覧
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
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