手取り年収500万円台の家計簿公開!子ども2人。収入の増加が見込めない
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日頃の「家計管理に関する」ちょっとした疑問や質問にお答えします。
※その他免責事項をお読みください。
あきさんはじめまして!
家計簿歴4年目になりますが、あきさんのブログに出会い、とても使いやすくわかりやすい家計簿となりました!本当にありがとうございます^ ^
そんな我が家の家計診断をよろしくお願いいたします!
私の家計簿の都合上、固定支出、変動支出、特別費と書かせていただきます。
夫 29歳
妻 28歳
子2人 1歳と0歳
<収入>
年間手取り収入 夫 290
妻 250
児童手当 36
合計 576
<支出>
○固定支出
住宅ローン 108(月90000)
光熱費 27.6(月23000)
教育費 22(月18300)
通信費 20.4(月17000)
保険 6(月5000 60歳払い込み)
学資保険 30(月25000 42歳払い込み)
貯蓄型生命保険 30(月25000 60歳払い込み)
積み立て型貯蓄 12(月10000 60歳払い込み)
自動車ローン 18(月15000 親にあと1年半)
奨学金 10.3(月8540 夫35歳で終了)
合計 284.3(月236916)
○変動支出
食費 37.2(月31000)
日用品 26.4(月22000)
おこづかい 24(月20000、夫婦で)
理美容 6(月5000)
医療費 7.2(月6000)
交通費 6(月5000)
交際費 30(月25000)
特別費 12(月10000)
合計 146.4(月122000)
○特別費(年間)
冠婚葬祭 15
車保険 5
自動車税 4
車検 13
(車関係年間平均 17万程度)
旅費 15
家電買い替え 7
固定資産税 12
NHK、誕生日、クリスマス、その他特別費用 11
合計 71
収入合計 576
支出合計 501
差し引き 75
(保険積み立て分で72→合わせて147)
福祉関係で年収の増加は見込めないのですが、子供の成長で支出が増えることへの不安やそれでも子供がもう1人欲しいと思ってしまう気持ちもあり。。
あきさんのお声掛けで余裕が出れば…と相談させて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします!
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。
収支は年間約75万円の黒字の予定ということですね。
学資保険 30(月25000 42歳払い込み)
貯蓄型生命保険 30(月25000 60歳払い込み)
積み立て型貯蓄 12(月10000 60歳払い込み)
こちらがあるので、年間147万円ほど貯蓄できているということになります。
質問者様の家計は、手取り収入に対して20%以上の貯蓄ができていますので、貯蓄をすると言う点ではとても優秀です。
・各種の貯蓄型保険に加入し将来の備えをしている
・食費、小遣いなどを少なく済ませている
など、お金に気を使いよく考えていることが伝わってきます。
気になる点、もう少し引き締めると余裕ができそうだと思う点は、以下の支出です。
光熱費 27.6(月23000)
教育費 22(月18300)
通信費 20.4(月17000)
日用品 26.4(月22000)
とくに光熱費は、お二人ともお仕事をなさっているので、日中は家にいないのでは?と思いますので、もう少し減らせそうな気がします。
ただ、今回の記載に「保育料」がないので、奥様は自営業などで家にいらっしゃったりするのかなど、細かな点が読み取り切れません。
また、お子さんもまだ小さいので、「教育費」は必要ないのではないでしょうか。(もしかしたらこちらが保育料かもしれませんが、小さなお子さん2人にしては安すぎるように思います)。
教育費という費目にどのような支出が含まれているのか今一度確認してみましょう。
こちらの支出の中で削れるものがあれば、全体的に少しずつ削って月に1、2万円削ることを考えてもよいのではと考えます。
■参考:教育費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8636254
次に娯楽に関する費用についてみてみましょう。
交際費 30(月25000)
旅費 15
家電買い替え 7
NHK、誕生日、クリスマス、その他特別費用 11
交際費と言う費目が、娯楽費にあたる費目であれば、毎月そこそこのお楽しみがさけている状況と感じます。
その他のお楽しみは、全体的に費用は少なめですが、お子さんがまだ小さいことを考えると、それほど大きなレジャーには出かけにくいと思いますので、これからさき段々増やしていくという計画であれば今はこの程度でも充分とも考えられます。
小遣いも少なく、レジャーも少ないようですと、ケチ家計になりがちなので、お子さんの成長とともに少しずつレジャー関連費については見直していくとよりメリハリがつきます。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
さらに気になるのは、今後です。
お子さんがもう一人欲しいということ、またお二人のお子さんがとても小さいことを考えると、支出はますます増えていく一方と言えます。
お若いので、まだまだ収入が上がる見込みがあるということなら安心ですが、まったく見込みがない場合は、少し支出には気をつけていく必要があると思います。
今はない学費、習い事費、食費、通信費、旅費などが全体的に今よりも膨らんでくるでしょう。
お子さんが大きくなってくると、小遣いをねだられることもありますので、小遣いも増えてきます。
ただ、学資保険や、車のローンや、奨学金など、早期に払い終わる支出もありますので、そちらとできる限り相殺できるように計画していけば、3人目のお子さんが産まれてもなんとかうまくやっていける可能性もあります。
ご夫婦共働きということで、年齢に対しては収入も高い方だと思いますので、お子さんが小さい今はまさに貯め時と言えます。
貯め時にあたる時期は支出が少なくて当たり前ともいえますので、この時期に年間100万円以上の貯蓄ができていても、貯められない時期に突入すると赤字になるというのはよくあることです。
今後を見据えてより慎重に家計の計画をすることをオススメします。
■参考:貯め時とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674
■参考:貯められない時期については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17831
質問者様の家計は、とてもよく考えていることが伝わってくる家計です。
全体的な無駄も少なく、よく出来ています。
ただ、今後支出は確実に増えていきますので、収入の増加が見込めない場合は、1年1年の経過を気をつけて見守っていきましょう。
すでにやりくり上手な奥様でいらっしゃるので、ぜひこれからも上手に計画されてください。
なお、家計のタイプとしては大きな支出には慎重なものの小さな支出にはやや鈍感な家計と見受けられます。
よろしければ以下のお金が貯められないタイプ別診断も合わせてご覧ください。
■参考:大きな支出に慎重でも小さな支出に鈍感なタイプについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1694
■参考:チェックリストから分かる!貯められないタイプ別家計診断については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収500万円台以上の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
あきさんはじめまして!
家計簿歴4年目になりますが、あきさんのブログに出会い、とても使いやすくわかりやすい家計簿となりました!本当にありがとうございます^ ^
そんな我が家の家計診断をよろしくお願いいたします!
私の家計簿の都合上、固定支出、変動支出、特別費と書かせていただきます。
夫 29歳
妻 28歳
子2人 1歳と0歳
<収入>
年間手取り収入 夫 290
妻 250
児童手当 36
合計 576
<支出>
○固定支出
住宅ローン 108(月90000)
光熱費 27.6(月23000)
教育費 22(月18300)
通信費 20.4(月17000)
保険 6(月5000 60歳払い込み)
学資保険 30(月25000 42歳払い込み)
貯蓄型生命保険 30(月25000 60歳払い込み)
積み立て型貯蓄 12(月10000 60歳払い込み)
自動車ローン 18(月15000 親にあと1年半)
奨学金 10.3(月8540 夫35歳で終了)
合計 284.3(月236916)
○変動支出
食費 37.2(月31000)
日用品 26.4(月22000)
おこづかい 24(月20000、夫婦で)
理美容 6(月5000)
医療費 7.2(月6000)
交通費 6(月5000)
交際費 30(月25000)
特別費 12(月10000)
合計 146.4(月122000)
○特別費(年間)
冠婚葬祭 15
車保険 5
自動車税 4
車検 13
(車関係年間平均 17万程度)
旅費 15
家電買い替え 7
固定資産税 12
NHK、誕生日、クリスマス、その他特別費用 11
合計 71
収入合計 576
支出合計 501
差し引き 75
(保険積み立て分で72→合わせて147)
福祉関係で年収の増加は見込めないのですが、子供の成長で支出が増えることへの不安やそれでも子供がもう1人欲しいと思ってしまう気持ちもあり。。
あきさんのお声掛けで余裕が出れば…と相談させて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします!
ご質問ありがとうございます。家計簿&家計管理アドバイザー、家計研究家のあきです。
「家計診断」についてですね。
全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした。しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます。
年間収支は?
収入576万円
支出501万円
支出501万円
収支は年間約75万円の黒字の予定ということですね。
学資保険 30(月25000 42歳払い込み)
貯蓄型生命保険 30(月25000 60歳払い込み)
積み立て型貯蓄 12(月10000 60歳払い込み)
こちらがあるので、年間147万円ほど貯蓄できているということになります。
気になるところは?
質問者様の家計は、手取り収入に対して20%以上の貯蓄ができていますので、貯蓄をすると言う点ではとても優秀です。
・各種の貯蓄型保険に加入し将来の備えをしている
・食費、小遣いなどを少なく済ませている
など、お金に気を使いよく考えていることが伝わってきます。
気になる点、もう少し引き締めると余裕ができそうだと思う点は、以下の支出です。
光熱費 27.6(月23000)
教育費 22(月18300)
通信費 20.4(月17000)
日用品 26.4(月22000)
とくに光熱費は、お二人ともお仕事をなさっているので、日中は家にいないのでは?と思いますので、もう少し減らせそうな気がします。
ただ、今回の記載に「保育料」がないので、奥様は自営業などで家にいらっしゃったりするのかなど、細かな点が読み取り切れません。
また、お子さんもまだ小さいので、「教育費」は必要ないのではないでしょうか。(もしかしたらこちらが保育料かもしれませんが、小さなお子さん2人にしては安すぎるように思います)。
教育費という費目にどのような支出が含まれているのか今一度確認してみましょう。
こちらの支出の中で削れるものがあれば、全体的に少しずつ削って月に1、2万円削ることを考えてもよいのではと考えます。
■参考:教育費については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/8636254
娯楽費用は?
次に娯楽に関する費用についてみてみましょう。
交際費 30(月25000)
旅費 15
家電買い替え 7
NHK、誕生日、クリスマス、その他特別費用 11
交際費と言う費目が、娯楽費にあたる費目であれば、毎月そこそこのお楽しみがさけている状況と感じます。
その他のお楽しみは、全体的に費用は少なめですが、お子さんがまだ小さいことを考えると、それほど大きなレジャーには出かけにくいと思いますので、これからさき段々増やしていくという計画であれば今はこの程度でも充分とも考えられます。
小遣いも少なく、レジャーも少ないようですと、ケチ家計になりがちなので、お子さんの成長とともに少しずつレジャー関連費については見直していくとよりメリハリがつきます。
■参考:娯楽費とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/10890
今後の家計はどうなる?
さらに気になるのは、今後です。
お子さんがもう一人欲しいということ、またお二人のお子さんがとても小さいことを考えると、支出はますます増えていく一方と言えます。
お若いので、まだまだ収入が上がる見込みがあるということなら安心ですが、まったく見込みがない場合は、少し支出には気をつけていく必要があると思います。
今はない学費、習い事費、食費、通信費、旅費などが全体的に今よりも膨らんでくるでしょう。
お子さんが大きくなってくると、小遣いをねだられることもありますので、小遣いも増えてきます。
ただ、学資保険や、車のローンや、奨学金など、早期に払い終わる支出もありますので、そちらとできる限り相殺できるように計画していけば、3人目のお子さんが産まれてもなんとかうまくやっていける可能性もあります。
ご夫婦共働きということで、年齢に対しては収入も高い方だと思いますので、お子さんが小さい今はまさに貯め時と言えます。
貯め時にあたる時期は支出が少なくて当たり前ともいえますので、この時期に年間100万円以上の貯蓄ができていても、貯められない時期に突入すると赤字になるというのはよくあることです。
今後を見据えてより慎重に家計の計画をすることをオススメします。
■参考:貯め時とは?については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16674
■参考:貯められない時期については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/17831
まとめ
質問者様の家計は、とてもよく考えていることが伝わってくる家計です。
全体的な無駄も少なく、よく出来ています。
ただ、今後支出は確実に増えていきますので、収入の増加が見込めない場合は、1年1年の経過を気をつけて見守っていきましょう。
すでにやりくり上手な奥様でいらっしゃるので、ぜひこれからも上手に計画されてください。
なお、家計のタイプとしては大きな支出には慎重なものの小さな支出にはやや鈍感な家計と見受けられます。
よろしければ以下のお金が貯められないタイプ別診断も合わせてご覧ください。
■参考:大きな支出に慎重でも小さな支出に鈍感なタイプについては以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/1694
■参考:チェックリストから分かる!貯められないタイプ別家計診断については以下の記事で詳しく紹介しています。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/647
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。
・手取り年収500万円台以上の家計のまとめ
■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/2105
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