2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ

2年で350万円の貯蓄に成功したあきの「家計簿・節約・貯金・家計管理」の方法を公開しているブログです。ポイ活もしています。 家計簿歴10年以上なのに貯められなかった専業主婦が一転。 ケチケチ節約術を卒業し2年で350万円の貯蓄に成功しました!テレビ出演、書籍出版、掲載雑誌多数あります。

月収42万円。手取り年収400万円台子ども2人の家計簿公開!貯蓄を崩して生活中です…

こちらは、家計簿・家計管理アドバイザーが「日頃の家計管理に関する疑問や質問にお答えするコーナー」です。

※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容

あきさんこんにちわ!

家計簿をつけているのですがつけるだけで満足してしまいダイエットにまで結びつかないので、喝を入れて頂きたくご連絡致しました。

よろしくお願いしますm(_ _)m

●家族構成●
夫(39)会社員
妻(31)会社員  現在育休中、5月復帰予定
子(6)  小1
子(7ヶ月)保育園

*1収入*
夫 2100000
妻 2100000
手取りです

*2支出*
夫小遣い 18万円
妻小遣い 18万円
夫昼食代 12万円
家賃 66万円
電気代 6万円
灯油代 7万2千円(使用月10月〜5月
水道代 6万円
ガス代 12万円
食費 42万円
外食 24万〜36万円
衣類 18万円
医療費 4万8千円
通信費 30万円(スマホ2台、機種代含み)
ガソリン 48万(妻職場遠方の為)
日用品 30万円
コスメ、美容室 6万円
車保険 12万円(2台)
夫生命保険 15万6千円
妻生命保険 13万7千円
子供共済 27万5千円(二人分)
小学校 24万円(学童保育料含む)
保育園 42万円

車必須な地方の為、電車通勤等は無理です。
車検等の大きい支払いは妻のボーナスで払っていますが、現在育休中の為今年の分は見込めません。

貯蓄を崩して生活中です。
削るべき所を手厳しい言葉で構いませんので第三者的なご意見を伺いたいです!
よろしくお願いしますm(_ _)m


ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計診断」についてですね。

年間収支は?


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収入420万円
支出490万円

収支は年間約70万円の赤字の予定ということですね。

ただし、今回記載がありませんが、この他に児童手当30万円があるのでは?と感じます。

ですから、現状の記載内容については、おそらく年間40万円ほどの赤字と考えます。

夫生命保険 15万6千円
妻生命保険 13万7千円
子供共済 27万5千円(二人分)


こちらの保険が、掛け捨てだけにしては高いと思いますので、おそらく多少の貯蓄性があるのではないかと推測されますので、貯蓄はゼロではないと考えられます。

また、この他に記載がない「特別費」の支出があるということですね。

気になるところは?


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質問者様の家計は、現状赤字ですので、まずは支出を減らすことから始める必要があります。

以下の支出について見直しをオススメします。

■通信費

通信費 30万円(スマホ2台、機種代含み)

通信費も2台にしては高いと言えます。プラン変更だけも検討してみましょう。

■生命保険

夫生命保険 15万6千円
妻生命保険 13万7千円
子供共済 27万5千円(二人分)

おそらく貯蓄性があると思いますが、保険の支払いでで家計がやや圧迫されている・・・という印象をうけます。

解約してしまうと損をしてしまうので出来れば払い続けたいところです。ただ、これからお子さんが大きくなることを考えると、今と同じ収入では支払いが大変になる可能性があります。

貯蓄は、貯蓄性商品だけ。現金の貯金はしにくい・・・という家計になるかもしれません。

ただ、ボーナスの記載がありませんので、来年度以降ボーナスが入るなど収入の増加が見込めるなら支払い続けられる可能性も高まります。

今後の収入の状況もあわせて確認しておきましょう。

■交通費

ガソリン 48万(妻職場遠方の為)

奥様の職場が遠方でガソリン代はどうしても削れない支出であるとは思いますが、家計の大きな負担になっています。

今後収入が増えこれぐらいのガソリン代を負担しても問題ない家計になるのであれば構いませんが、そうでなければバイクなどを通勤手段として使うことを検討するなど、ガソリンの費用を減らす工夫を検討してもよいでしょう。

また、現在育児休業中ならガソリン代はかからないはずです。合わせて確認してみましょう。

■日用品

日用品 30万円(月2.5万円)

オムツ児がひとりと考えると、日用品の予算はやや高めと言えます。奥様の化粧品代が含まれている可能性も考えましたが、「コスメ」という予算があるので、化粧品なしでこの日用品費は高いと感じます。

■参考:貯蓄ができている方の日用品の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。



■外食

外食 24万〜36万円

外食についても貯蓄を崩して生活しているという割には多いと言えます。外食は楽しみではありますが、家計が苦しい時には少し我慢も必要になります。

■参考:外食の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。



■衣類

衣類 18万円

衣類についても、やはり貯蓄を崩して生活している場合には少し我慢も必要です。

貯蓄ができている状況であれば多すぎることはありませんが、大幅な赤字が出てしまう時は残念ではありますがもう少し我慢してみましょう。

■参考:衣類の平均については以下の記事で詳しく紹介しています。



■まとめ

その他ガス代も多い印象です。

どちらかというと、ちょこちょこした支出が多く、大きな支出は苦手な家計と言えます。

予算を作り直そう!


現状赤字で貯蓄を崩して生活している点から考えると、以下のような予算変更の検討をご提案します。

ガス代 12万円→10万円
外食 24万〜36万円→12万円
衣類 18万円→12万円
通信費 30万円(スマホ2代、機種代含み)→15万円
日用品 30万円→12万円

上記の予算を減らすだけで、年間114~126万円→61万円と、年間53万円~65万円ほど節約ができます。

現状では40万円の赤字がありますので、赤字をうめて、車検、自動車税を支払えるかどうかというところまでの見直しは現状でも充分に可能と言えます。

今年一年は、大きく貯金を伸ばすというよりは、なんとか赤字を出さずに頑張り、ボーナスが出る来年以降に貯蓄を考えるというのも一つの手です。(保険などが貯蓄性であれば、貯蓄ゼロではありません)

これでもまだ予算的に足りないという場合は、いよいよ保険などの見直しに着手しなくてはならないという可能性もあります。

家計診断(まとめ)


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質問者様の家計は、保険やガソリン代などの支払いによって家計が圧迫されているといえます。

また、日用品、外食費、衣類といった支出も全体的に肥大しており、ちょこちょこした支出が多い印象です。

また、保育料もかかっています。おそらく下のお子さんが3歳くらいになるともう少し保育料が落ち着くと思いますので、そのタイミングなども見ながら家計のやりくりを計画していきましょう。

年間40万円という大きな赤字があるので今年は赤字を埋めることが中心になり、お楽しみを増やすところまではやや難しいですが、来年以降はボーナスが期待できるという点から、来年以降に期待しましょう。

これからお子さんが大きくなり、習い事などいろいろと考える時期に差し掛かってきますので、今のうちから徐々に家計を整えておくと、のちのちラクになりますので、今のうちからしっかり家計管理に取り組みましょう。

質問者様のようにちょこちょこした支出が多く、メリハリのない家計の方は、いつの間にかお金がないタイプに近いと言えます。

お金が貯められないタイプ別診断の結果もよろしければあわせてご覧ください。

■参考:ちょこちょこした支出が多くいつの間にかお金がないタイプについては以下の記事で詳しく紹介しています。




■参考:チェックリストで分かる!お金が貯められないタイプ別診断については以下の記事で紹介しています。


関連記事

合わせてご覧いただくと、理解が深まります。

■参考:同じくらいの年収の方の家計は以下にまとめてあります。

・手取り年収400万円台以上の家計のまとめ


■参考:その他のご質問は以下の記事にまとめてあります。



■参考:月収、年収別の家計簿を公開しています。



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