家計簿の費目(項目)の順番。実は重要って知ってた?
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こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
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こんにちは。
ブログの更新、楽しみにしています。
Q&Aやコラム、とても勉強になります!
今月から年長の息子が習い事を始めたたので、毎月の家計簿の費目に習い事費を追加しようと思います。
そこで質問です。
あきさんの毎月の家計簿の費目の順番には何か理由があるのですか?
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の費目の順番」についてですね。

結論からお伝えすると、厳密には順番は自分の分かりやすい順番でOKということになります。
基本的には分かりやすい順番になっていれば特に気にする必要はないと私は思うのですが、こだわってみたい時はちょっと深く考えてみましょう。

家計簿の役割として一番重要なことは、「家計を振り返る」ことだと私は考えています。
この予算にたいしてこの実績はOK!
この予算はこう変えてみた方がよさそうだ。
このような「家計改善の工夫」がしやすいことが大切だと思います。
一般的な家計簿ですと、単純に支出をつけていくのには適していますが、この家計の振り返りがとてもしにくい構成になっています。
そのため、
家計簿をつけても予算が守れない
家計簿をつけても意味が分からない
家計簿をつけても改善策が思いつかない
というような結果になりやすいのです。
さて、上記の点を踏まえてと、家計簿の費目の順番にこだわると、「家計を振り返る手間を極力減らす」という点に貢献できると私は考えます。
↓年間の家計簿(記入例)では

上から
当面削れないもの(家賃光熱費など)
↓
契約ごとで削れないもの(携帯電話、生命保険など)
↓
一時的に削れないもの(教育費など)
↓
削ろうと思えば削れるもの(カード払いなど)
↓
特別に個別検討が必要なもの(特別費など)
という順番でわが家の家計簿は書いています。
こうすることで、見直す際にはブロックごとの塊で見直せばよいということになります。
例えば・・・
契約ごとで削れないものになっている携帯電話はプラン変更してみようかな?
一時的に削れない教育費はあと何年で終わるかな?
カード払いはちょっと重点的に減らそう・・・
このような検討がしやすくなります。
これがバラバラに書いてあると、何度もあちこちを見なくてはいけなくなります。
ご質問の↓毎月の家計簿(記入例)の費目の順番ですが、わが家の場合は、順番を性質ごとに固めることで振り返りやすくなるように工夫しています。

食費・日用品・パパ小遣い
↓
基本は削りにくいもの。毎月大体同じくらいにしたい支出
毎月月末の集計では「予算以下になっているか」をチェックする
教育費(その他習い事など)
↓
やはり削りにくいもの。予算は決めても守れない場合も多い。
月末の集計を終えても基本振り返る必要はない。
なぜなら自分で支払い額を決めたわけではないものしか入っていないため。
娯楽費・特別費
↓
予算を決めて、予算通りになるように一番頑張りが必要な費目。
毎月月末の集計でも、一番しっかり見直す。
このようにすると、とても振り返りがラクに済ませられると私は考えています。
これも順番がバラバラだと、振り返り方をいちいち変えないといけないので、時間がかかると感じることが多いので、わが家では上記のようにしていますよ。
・費目を書く順番は、性質ごとにまとめると振り返りがしやすくなり、時短家計簿になります。
たかが費目の順番ですが、気になる方は考えてみてください。
合わせてご覧いただくと、理解が深まります。
↓こんな時はどうする?他にもある!家計簿のつけ方のまとめはこちら
・家計簿のつけ方(まとめ)
↓はじめての方はこちらから
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↓その他のご質問はこちらから
・家計に関するご質問一覧(あなたが困っているのはどんな事?)
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今回のご相談内容
こんにちは。
ブログの更新、楽しみにしています。
Q&Aやコラム、とても勉強になります!
今月から年長の息子が習い事を始めたたので、毎月の家計簿の費目に習い事費を追加しようと思います。
そこで質問です。
あきさんの毎月の家計簿の費目の順番には何か理由があるのですか?
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「家計簿の費目の順番」についてですね。
家計簿の費目の順番

結論からお伝えすると、厳密には順番は自分の分かりやすい順番でOKということになります。
基本的には分かりやすい順番になっていれば特に気にする必要はないと私は思うのですが、こだわってみたい時はちょっと深く考えてみましょう。
家計簿の役割

家計簿の役割として一番重要なことは、「家計を振り返る」ことだと私は考えています。
この予算にたいしてこの実績はOK!
この予算はこう変えてみた方がよさそうだ。
このような「家計改善の工夫」がしやすいことが大切だと思います。
一般的な家計簿ですと、単純に支出をつけていくのには適していますが、この家計の振り返りがとてもしにくい構成になっています。
そのため、
家計簿をつけても予算が守れない
家計簿をつけても意味が分からない
家計簿をつけても改善策が思いつかない
というような結果になりやすいのです。
家計簿の費目の順番(年間の家計簿)
さて、上記の点を踏まえてと、家計簿の費目の順番にこだわると、「家計を振り返る手間を極力減らす」という点に貢献できると私は考えます。
↓年間の家計簿(記入例)では

上から
当面削れないもの(家賃光熱費など)
↓
契約ごとで削れないもの(携帯電話、生命保険など)
↓
一時的に削れないもの(教育費など)
↓
削ろうと思えば削れるもの(カード払いなど)
↓
特別に個別検討が必要なもの(特別費など)
という順番でわが家の家計簿は書いています。
こうすることで、見直す際にはブロックごとの塊で見直せばよいということになります。
例えば・・・
契約ごとで削れないものになっている携帯電話はプラン変更してみようかな?
一時的に削れない教育費はあと何年で終わるかな?
カード払いはちょっと重点的に減らそう・・・
このような検討がしやすくなります。
これがバラバラに書いてあると、何度もあちこちを見なくてはいけなくなります。
家計簿の費目の順番(毎月の家計簿)
ご質問の↓毎月の家計簿(記入例)の費目の順番ですが、わが家の場合は、順番を性質ごとに固めることで振り返りやすくなるように工夫しています。

食費・日用品・パパ小遣い
↓
基本は削りにくいもの。毎月大体同じくらいにしたい支出
毎月月末の集計では「予算以下になっているか」をチェックする
教育費(その他習い事など)
↓
やはり削りにくいもの。予算は決めても守れない場合も多い。
月末の集計を終えても基本振り返る必要はない。
なぜなら自分で支払い額を決めたわけではないものしか入っていないため。
娯楽費・特別費
↓
予算を決めて、予算通りになるように一番頑張りが必要な費目。
毎月月末の集計でも、一番しっかり見直す。
このようにすると、とても振り返りがラクに済ませられると私は考えています。
これも順番がバラバラだと、振り返り方をいちいち変えないといけないので、時間がかかると感じることが多いので、わが家では上記のようにしていますよ。
家計簿の費目の順番(まとめ)
・費目を書く順番は、性質ごとにまとめると振り返りがしやすくなり、時短家計簿になります。
たかが費目の順番ですが、気になる方は考えてみてください。
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