資産が「億」を超えた人たちのお金のつきあい方とは?(レポート)
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- お金を貯める節約術や考え方
先日、またまた「億」を持つ方とお友達になりました。
世の中こんなに「億」を持っている人がいるの?!というくらい、最近「億」を持つ友人が増えました。
同席しているなかで私くらいしか「億」を持っていない人はいないんじゃないか・・・というくらいの確率で遭遇します。
みなさん、「ええ。億万長者ですが何か?」というくらいすがすがしく堂々とされた方ばかりです(決してえばっているというわけではありません)。
「2年で350万の資産?(何度もお伝えしていますが、当ブログの2年で350万円という数字は、現金だけでなく株や貯蓄型生命保険なども含めての金額です)2年で3億5千万の間違いじゃないの?(笑)」
「何言ってんですか!(笑)億は一般的な会社勤めの家庭がやりくりで作れる額じゃないですって!」
と軽い冗談(嫌味じゃなくて冗談です。あくまでも)も交えつつお話を伺ってまいりました。
「億を持つ人々」の特徴として、第一に挙げられるのは、ほとんどの方が「投資」をしているということ。
億を持つ人々の中には、親から受け継いだ資産がある・・・という方もいますが、一代で資産を築いたという方も多いものです。
そのような方々はだいたい「普通の会社員」としてお勤めされてきた経験をお持ちです。
そして、ある時からなぜか「億万長者(お金持ち)になろう」と決めたという経歴を持っている方が多いです。
数年会社員として勤めてみると、普通に会社に勤めているだけでは「億万長者」には絶対になれない。
この現実に若いうちに向き合い、それを打破すべく「投資」を始めた・・・というストーリーをお持ちの方が多いように感じます。
中には、投資はほとんどせず、「起業」によってそもそもの収入を著しく上げることによって「億」を稼ぐようになったという方もいます。
会社員として普通に働いて作れる資産には限界があるとみなさんが話します。
大学を卒業し22歳で会社勤めを始め、定年までの60歳~65歳まで38年間~43年間、毎年100万円貯金しても3800万円~4300万円。退職金があればさらにプラスされますが、最近は退職金がない会社も多いものです。
実際には、子どもが産まれれば子どもにお金がかかり、上記の金額通りに上手く貯金出来ない人、また貯めたとしても使ってなくなる人も多い中、普通の会社員が普通に稼いだお金で億を持つことはなかなか難しいものですよね。
せっかく貯めたお金も、超低金利の今では、銀行に預けても一向に増えない。
むしろ、今のインフレ時代では現金の価値は下がるばかり。
億を持つ人々は早くにそのことに気づき、投資を始め「お金を増やすこと」に労力を費やしたと言います。
もちろん、不動産、株など、投資のジャンルは一つではありません。
不動産、株など、様々な投資に挑戦するためには、資金がいります。
その資金を作り出すために、今や億を持っている人でも、昔は「節約していた」と言います。
自動販売機で買うジュースを我慢してでもどうやって投資に回すお金をひねり出すかということを考えて日々生活していたのだそうです。
節約して生み出したお金を投資。このチリも積もれば・・・の繰り返しで億という財産を作っていったのだそうです。
億を持つ人たちの中にはこのような節約をしてお金をひねり出すのが苦手というタイプの方もいます。
そのような方は、いかに稼ぐかということに着目し、とにかく普通の会社員の2倍、3倍の金額を稼いできたと言います。
投資にしても起業にしても、お金を作るということにはパワーがいります。
まず家計管理をしっかりしないと、資金さえ生み出せません。
普通の人なら「面倒くさい。やりたくない。まあいっか」と思うようなことにもチャレンジしていくことの積み重ねが億というお金までも生み出しているのです。
つまり、「面倒くさい。やりたくない。まあいっか」という自分を上手くコントロールできる人。
このような方が億という財産を築いていったとも言えます。
まず家計管理くらい余裕でできるという段階に達するためには、「あれを買いたいこれが欲しい」という欲のコントロールが必須になります。
グチャグチャになりやすい家計の手綱を多少ズボラでもある程度はしっかりと引かなくてはなりません。
また、使うところで使う練習をすることで、大きなお金を持った時のお金の使い方も上手になれます。
家計管理を通じてお金と自分を上手にコントロールできるようになることが、今後の財産を作るための第一歩になるかもしれません。
このように書くと、必ずと言っていいほど、投資のお金を作るために極端な節約を始めようとする方がいます。
もちろん、それはそれで素晴らしいのですが、大きな資産を持つことで何がしたいですか?と聞くと、その答えはごにょごにょ・・・というようでは、たとえ大きな資産を持ったところで宝の持ち腐れになってしまいます。
使わないなら、持っていなくても同じです。死金が増えるだけです。
ただお金を持っているだけではなく、こんなことに使いたいという展望の持てるお金との付き合い方を考えてみてくださいね。
また反面、100万円の資産さえ無理・・・とあきらめてしまうかたもいます。
どうせそんなのお金のある人だけでしょ。うちはまず赤字をなんとかするだけで精一杯と卑屈になってしまうのです。
でも、今億を持っている人も、はじめは100万円の資産をつくることから始めたはずなのです。
自分で自分をあきらめてしまうのはもったいないことです。
一歩ずつでも自分があきらめなければ必ず前に進めるということを忘れないようにしたいものです。
↓その他の節約術やお金持ちになるための考え方はこちらから
お金を貯める節約術や考え方(まとめ)
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
世の中こんなに「億」を持っている人がいるの?!というくらい、最近「億」を持つ友人が増えました。
同席しているなかで私くらいしか「億」を持っていない人はいないんじゃないか・・・というくらいの確率で遭遇します。
みなさん、「ええ。億万長者ですが何か?」というくらいすがすがしく堂々とされた方ばかりです(決してえばっているというわけではありません)。
「2年で350万の資産?(何度もお伝えしていますが、当ブログの2年で350万円という数字は、現金だけでなく株や貯蓄型生命保険なども含めての金額です)2年で3億5千万の間違いじゃないの?(笑)」
「何言ってんですか!(笑)億は一般的な会社勤めの家庭がやりくりで作れる額じゃないですって!」
と軽い冗談(嫌味じゃなくて冗談です。あくまでも)も交えつつお話を伺ってまいりました。
「億」を持つ人々の特徴
「億を持つ人々」の特徴として、第一に挙げられるのは、ほとんどの方が「投資」をしているということ。
億を持つ人々の中には、親から受け継いだ資産がある・・・という方もいますが、一代で資産を築いたという方も多いものです。
そのような方々はだいたい「普通の会社員」としてお勤めされてきた経験をお持ちです。
そして、ある時からなぜか「億万長者(お金持ち)になろう」と決めたという経歴を持っている方が多いです。
数年会社員として勤めてみると、普通に会社に勤めているだけでは「億万長者」には絶対になれない。
この現実に若いうちに向き合い、それを打破すべく「投資」を始めた・・・というストーリーをお持ちの方が多いように感じます。
中には、投資はほとんどせず、「起業」によってそもそもの収入を著しく上げることによって「億」を稼ぐようになったという方もいます。
普通に働くことの限界点
会社員として普通に働いて作れる資産には限界があるとみなさんが話します。
大学を卒業し22歳で会社勤めを始め、定年までの60歳~65歳まで38年間~43年間、毎年100万円貯金しても3800万円~4300万円。退職金があればさらにプラスされますが、最近は退職金がない会社も多いものです。
実際には、子どもが産まれれば子どもにお金がかかり、上記の金額通りに上手く貯金出来ない人、また貯めたとしても使ってなくなる人も多い中、普通の会社員が普通に稼いだお金で億を持つことはなかなか難しいものですよね。
せっかく貯めたお金も、超低金利の今では、銀行に預けても一向に増えない。
むしろ、今のインフレ時代では現金の価値は下がるばかり。
億を持つ人々は早くにそのことに気づき、投資を始め「お金を増やすこと」に労力を費やしたと言います。
もちろん、不動産、株など、投資のジャンルは一つではありません。
まずはお金を作ること
不動産、株など、様々な投資に挑戦するためには、資金がいります。
その資金を作り出すために、今や億を持っている人でも、昔は「節約していた」と言います。
自動販売機で買うジュースを我慢してでもどうやって投資に回すお金をひねり出すかということを考えて日々生活していたのだそうです。
節約して生み出したお金を投資。このチリも積もれば・・・の繰り返しで億という財産を作っていったのだそうです。
億を持つ人たちの中にはこのような節約をしてお金をひねり出すのが苦手というタイプの方もいます。
そのような方は、いかに稼ぐかということに着目し、とにかく普通の会社員の2倍、3倍の金額を稼いできたと言います。
自分のコントロールができる人
投資にしても起業にしても、お金を作るということにはパワーがいります。
まず家計管理をしっかりしないと、資金さえ生み出せません。
普通の人なら「面倒くさい。やりたくない。まあいっか」と思うようなことにもチャレンジしていくことの積み重ねが億というお金までも生み出しているのです。
つまり、「面倒くさい。やりたくない。まあいっか」という自分を上手くコントロールできる人。
このような方が億という財産を築いていったとも言えます。
まず家計管理くらい余裕でできるという段階に達するためには、「あれを買いたいこれが欲しい」という欲のコントロールが必須になります。
グチャグチャになりやすい家計の手綱を多少ズボラでもある程度はしっかりと引かなくてはなりません。
また、使うところで使う練習をすることで、大きなお金を持った時のお金の使い方も上手になれます。
家計管理を通じてお金と自分を上手にコントロールできるようになることが、今後の財産を作るための第一歩になるかもしれません。
同時に考えたいのはその先の生活
このように書くと、必ずと言っていいほど、投資のお金を作るために極端な節約を始めようとする方がいます。
もちろん、それはそれで素晴らしいのですが、大きな資産を持つことで何がしたいですか?と聞くと、その答えはごにょごにょ・・・というようでは、たとえ大きな資産を持ったところで宝の持ち腐れになってしまいます。
使わないなら、持っていなくても同じです。死金が増えるだけです。
ただお金を持っているだけではなく、こんなことに使いたいという展望の持てるお金との付き合い方を考えてみてくださいね。
また反面、100万円の資産さえ無理・・・とあきらめてしまうかたもいます。
どうせそんなのお金のある人だけでしょ。うちはまず赤字をなんとかするだけで精一杯と卑屈になってしまうのです。
でも、今億を持っている人も、はじめは100万円の資産をつくることから始めたはずなのです。
自分で自分をあきらめてしまうのはもったいないことです。
一歩ずつでも自分があきらめなければ必ず前に進めるということを忘れないようにしたいものです。
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お金を貯める節約術や考え方(まとめ)
この記事を書いた人
あき:家計簿&家計管理アドバイザー。家計研究家。1000件以上の家計相談に回答。マネーライフプランナー資格所有。
家計簿、家計管理、節約術、貯金術などお金に関する執筆多数。NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。掲載雑誌なども多数。
東京都在住。子ども3人5人家族の主婦。

おもな著書は以下の3冊。
「1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」
「年1回見直すだけ! ラクして貯まる! あきのズボラ家計管理」
「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」
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