赤字対策!「赤字貯金」で家計の赤字を立て直す方法は?
こちらは、日頃の「家計管理に関する疑問や質問」に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
毎月のやりくりで残ったお金は赤字用貯金として封筒に入れています。
その際は支出として月の家計簿に書くとのことですが、一旦その月は締めた残りのお金なのでどこに書いたらよいかわかりません。
今現在は月の家計簿の一番下の残高を0円として「赤字貯金用封筒へ」と記入だけしています。
これだと計算が合わなくなりますか?
赤字貯金用封筒から月の生活費が足りなくなったときに補填することが1回だけあったのですが、家計簿にはどうやって記載したらよいですか?
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「赤字貯金」についてですね。
家計簿をつけていると、「予期せぬ出費で予定外に赤字になりそう」という月もありますよね。
そんな時に活躍するのが「赤字貯金」です。
今回紹介する「赤字貯金」とは、「赤字の時に赤字を補填するために使う貯金」のことですが、赤字貯金があると、万が一の赤字の時に家計を助けてくれます。
わが家でも赤字用封筒を用意して、急な赤字に備えています。
赤字貯金のやり方は簡単です。
毎月のやりくりで余ったお金の一部を支出として家計簿につけ、赤字貯金用の封筒などに入れるだけ。
すでに支出として付けていますので、使う時は家計簿にはつける必要はありません。
おつりが出たら貯金箱に入れてもよいですし、そのまま赤字用封筒に保管し、次の赤字に備えてもいいでしょう。
わが家では、セリアのリフィルを使っているので、以下の画像のようなリフィルを利用しています。

リフィルがなければ、封筒などでも良いと思います。

・日用品欄に1000円赤字貯金などと記入
・残高を減らす
・赤字貯金用の封筒にお金を入れる
家計簿記入例
・支出としてつけているので家計簿にはつけない
・赤字用封筒に5000円入っている
・赤字が3000円くらい出そう
・赤字用封筒から3000円を取り出す
・赤字3000円の支出は家計簿に書かない
家計簿記入例
4000円の支出のうち、3000円は赤字貯金で補填し、支出を1000円にして3000円はなかったことにする。
このようにすると、残高も合いますし、計算も狂わずに家計簿を続けられます。
家計簿をつけていると、どうしても赤字問題に直面することになりますので、余裕がある月に赤字への備えをしておくと活用の幅が広がります。
多少の予算オーバーもこの方法でごまかしてしまって大丈夫です。ある意味、家計簿の裏ワザですね。
あまり表立ってオススメできる方法ではないですが、慣れてきてやってみようかな・・・と思った時にやってみるとよいでしょう。
もちろん、ごまかしすぎると訳が分からなくなりますので、予定外の予算オーバーで赤字用封筒からお金を出すのは「たまに」という頻度にしておくことをオススメします。
↓こんな時はどうする?他にもある!赤字についてのご質問のまとめはこちら
・赤字についてのご質問(まとめ)
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今回のご相談内容
毎月のやりくりで残ったお金は赤字用貯金として封筒に入れています。
その際は支出として月の家計簿に書くとのことですが、一旦その月は締めた残りのお金なのでどこに書いたらよいかわかりません。
今現在は月の家計簿の一番下の残高を0円として「赤字貯金用封筒へ」と記入だけしています。
これだと計算が合わなくなりますか?
赤字貯金用封筒から月の生活費が足りなくなったときに補填することが1回だけあったのですが、家計簿にはどうやって記載したらよいですか?
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「赤字貯金」についてですね。
赤字貯金
家計簿をつけていると、「予期せぬ出費で予定外に赤字になりそう」という月もありますよね。
そんな時に活躍するのが「赤字貯金」です。
今回紹介する「赤字貯金」とは、「赤字の時に赤字を補填するために使う貯金」のことですが、赤字貯金があると、万が一の赤字の時に家計を助けてくれます。
わが家でも赤字用封筒を用意して、急な赤字に備えています。
赤字貯金のやり方
赤字貯金のやり方は簡単です。
毎月のやりくりで余ったお金の一部を支出として家計簿につけ、赤字貯金用の封筒などに入れるだけ。
すでに支出として付けていますので、使う時は家計簿にはつける必要はありません。
おつりが出たら貯金箱に入れてもよいですし、そのまま赤字用封筒に保管し、次の赤字に備えてもいいでしょう。
わが家では、セリアのリフィルを使っているので、以下の画像のようなリフィルを利用しています。

リフィルがなければ、封筒などでも良いと思います。

赤字貯金の家計簿のつけ方
なお、わが家の家計簿では、赤字貯金を以下の手順で処理しています。赤字貯金をする時の家計簿のつけ方
・日用品に数千円の予算の余りが出そう・日用品欄に1000円赤字貯金などと記入
・残高を減らす
・赤字貯金用の封筒にお金を入れる
家計簿記入例
日付 | 食費 | 日用品 | … | 支出計 | 残高 |
---|---|---|---|---|---|
4/1 | … | … | … | … | 20000円 |
4/2 | 赤字貯金 1000円 | … | 12000円 | 19000円 |
赤字貯金を使う時の家計簿のつけ方
・赤字貯金用の封筒からお金を出す・支出としてつけているので家計簿にはつけない
・赤字用封筒に5000円入っている
・赤字が3000円くらい出そう
・赤字用封筒から3000円を取り出す
・赤字3000円の支出は家計簿に書かない
赤字貯金を使っても足りない時の家計簿のつけ方
例えば、娯楽費4000円の支出により3000円赤字になりそうな時家計簿記入例
日付 | 食費 | 日用品 | 娯楽費 | … | 支出計 | 残高 |
---|---|---|---|---|---|---|
4/1 | 20000円 | |||||
4/2 | 1000円 (3000円は赤字補てん) | 1000円 | 19000円 |
4000円の支出のうち、3000円は赤字貯金で補填し、支出を1000円にして3000円はなかったことにする。
このようにすると、残高も合いますし、計算も狂わずに家計簿を続けられます。
赤字貯金(まとめ)
・家計簿の赤字対策に、赤字貯金を作っておくと、家計の急変を助けてくれます。家計簿をつけていると、どうしても赤字問題に直面することになりますので、余裕がある月に赤字への備えをしておくと活用の幅が広がります。
多少の予算オーバーもこの方法でごまかしてしまって大丈夫です。ある意味、家計簿の裏ワザですね。
あまり表立ってオススメできる方法ではないですが、慣れてきてやってみようかな・・・と思った時にやってみるとよいでしょう。
もちろん、ごまかしすぎると訳が分からなくなりますので、予定外の予算オーバーで赤字用封筒からお金を出すのは「たまに」という頻度にしておくことをオススメします。
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