【手取り年収600万円台】過去最大の教育費!どこを削ればいいか分からないのですが…
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- 手取り年収600万円以上の家計
当ブログに寄せられた「家計に関する」ご質問にお答えします^^
※その他免責事項をお読みください。
**今回のご相談内容**
初めまして。
半年前にあきさんの家計簿に出逢い、ブログや書籍のおかげで我が家の家計の流れを把握できました。
ありがとうございます。
半年の間に15年乗った軽自動車の買い替えや子ども達の受験、長男の一人暮らし準備などで貯金はほぼなくなってしまいましたがなんとか乗り切ることができました。(今後の大学学費は別枠の学資保険から出すので↓には記載していません。)
ほぼ0(笑)から新年度がんばろう!と思っていたところ、4月から給与改定で主人のお給料が月1万ほど、ボーナス含め年20万ほどの減額(予定)になってしまいました。
正直これ以上どこを削ればいいのか自分では検討も付きません。
子ども達も成長し、娯楽費やレジャー費はかからなくなってきましたが、過去最大の教育費(仕送り含め)貧乏状態です。
今ですら次年度の年間特別費を確保したら貯金は60万予定のところ、20万も減額なんて…貯金額をそのまま20万減らすしかないのでしょうか(しかも今年度は次男の修学旅行費22万も必要です/汗)
それともまだどこか見直せる所がありますか?
アドバイスいただけると嬉しいです。
居住地 移動に車が必須な田舎
主人(53)手取り年収約573万(減額前の現在の金額)
私(45)パート年収約95万
長男(大学1年)都会の国立大学、物価高めの一人暮らし
次男(高校1年)私立高校特進クラスなので塾必要なし
あき計算補足 年間668万円(減額時648万円)
【月の支出】計384744円
あき計算補足 約年間461万円
職場関係引き落とし(互助会、親睦会費)18588
住宅ローン 63206
光熱費 21000 (電気水道ガス年間費を12ヶ月で割った金額)
eo(電話、ネット、テレビ) 8800←今後テレビのみ解約予定
スマホ 7000(4人分)
県民共済 3000(2人分)
次男空手 3150
長男仕送り 90000(家賃、生活費、交通費など最低限。交際費、趣味費などはバイトで)
長男学費補充積立 12000(学資保険が4年生で少し足りなくなる分や国民年金立替え分を積立)
次男私立高学費積立 20000
※次男入学金返金 10000(長男の学資保険から出したのでそこに返金。15万になるまで)
夫サプリメント 6000(持病があり経過観察中で体調改善の為のもの)
食費 46000
日用品 6000
夫小遣い 30000(月5千のガソリン代込)
次男小遣い 3000
妻小遣い 2000
妻ガソリン 3000
妻職場給食費 4000
教育費 5000(都度徴収の教材費、模試代などの積立)
娯楽費 10000
特別費 13000(医衣住居家電費の積立)
【年間の支出】計1432800円
ボーナス時職場関係引き落とし 22800
ボーナス時住宅ローン 190000×2回
夫婦生命・医療保険 150000
次男学資保険 150000
特別費・固定資産税や車(2台)関係税、保険、地域費 367000
・臨時交際費40000
・イベント費(遠方への帰省、クリスマス、誕生日、お年玉、年賀状、予防接種)167000
・レジャー費(旅行、キャンプ、スキー各1回)126000
・車維持費(タイヤやバッテリー)30000
(※次男学費は、年間総学費69万のうち奨学金34万、国の就学支援11万で残り24万を毎月2万ずつ積立)
**********
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。あきです。
ブログへのご訪問もありがとうございます^^
「家計診断」についてですね。
**********
質問者様の家計状況について、
いくつか気が付いた点がありますので、以下お伝えさせていただきますね。
1.全体的な感想について
まずは、これだけの書き出し、お疲れさまでした!!
しっかり書き出しをしていただき、ありがとうございます♡
2.年間収支は
収入648万円
支出603万円
収支は年間約45万円の黒字
の予定ということですね^^
夫婦生命・医療保険 150000
次男学資保険 150000
ご夫婦の生命保険が掛け捨てにしてはやや高いので、もしかしたら貯蓄性があるかもしれないのと、学資保険があるので、学資保険だけ100%と換算すると、実際の貯蓄は年間60万円~となります。
職場関係引き落とし(互助会、親睦会費)18588
と、互助会があるので、もう少し貯蓄がある可能性もあります。
3.気になるところは・・・
質問者様の家計は、お子さんが高校生と大学生(1人暮らし)ということで、まさに教育費が一番かかる年頃の家計といえます。
そんな中、貯蓄も年間60万円~とのこせているのは立派です。
削りどころという削りどころは確かにそれほど多くありません。
ただ、家計を少し複雑に考えているところがあるかな?と感じますので、少し整理をしてみましょう。
まず、月の支出。
職場関係引き落とし(互助会、親睦会費)18588
住宅ローン 63206
光熱費 21000 (電気水道ガス年間費を12ヶ月で割った金額)
eo(電話、ネット、テレビ) 8800←今後テレビのみ解約予定
スマホ 7000(4人分)
県民共済 3000(2人分)
次男空手 3150
長男仕送り 90000(家賃、生活費、交通費など最低限。交際費、趣味費などはバイトで)
次男私立高学費積立 20000
夫サプリメント 6000(持病があり経過観察中で体調改善の為のもの)
食費 46000
日用品 6000
夫小遣い 30000(月5千のガソリン代込)
次男小遣い 3000
妻小遣い 2000
妻ガソリン 3000
妻職場給食費 4000
教育費 5000(都度徴収の教材費、模試代などの積立)
娯楽費 10000
どうしても必要な支出はこちらのみかな?と感じます。以下の支出は積立なので、一部貯蓄に近い部分があります。
長男学費補充積立 12000(学資保険が4年生で少し足りなくなる分や国民年金立替え分を積立)
次男入学金返金 10000(長男の学資保険から出したのでそこに返金。15万になるまで)
特別費 13000(医衣住居家電費の積立)
こちらの積立については、少し削れるなら削っても良いと思います。
たとえば、
長男学費補充積立 12000(学資保険が4年生で少し足りなくなる分や国民年金立替え分を積立)
こちらの、国民年金立て替え分とは何でしょうか?
大学生のお子さんの国民年金を支払っているということでしょうか?
もしそうなら、家計が大変なようならお子さんに自分で支払わせるのも良いと思います。
まだ学生だから・・・と思うところもあるかもしれませんが、学費や仕送りまで頑張っている中ですので、これくらいは自分で払ってもらうというのもひとつの手です。(ただ、考え方次第となりますので、必ずそうしなくてはいけないということではありません)
次男入学金返金 10000(長男の学資保険から出したのでそこに返金。15万になるまで)
こちらの支出も、来年度にはなくなると思いますので、来年からは少しこの分ラクになるでしょう。
特別費 13000(医衣住居家電費の積立)
こちらも、無理をしてまでやる必要はないと思いますので、10000円くらいに減らしても問題ないと思います。
基本的に工夫次第で削れそうかな・・・と感じる支出はここまでです。
この他全体的に気になるのは、保険の多さです。
県民共済 3000(2人分)
職場関係引き落とし(互助会、親睦会費)18588 (こちらの互助会分のみ)
夫婦生命・医療保険 150000
次男学資保険 150000
年間で30万円~40万円ほど保険の支払いがあるのではないかと思います。
ご主人が持病がおありということなので、削れないかもしれませんが、今一度見直してみてください。
学資保険も、あと2年ほどで満期になるようなら、
次男入学金返金 10000(長男の学資保険から出したのでそこに返金。15万になるまで)
特別費 13000(医衣住居家電費の積立)
こちらの積み立てを減らしたりやめたりして、一度に繰り上げて出してしまうことができれば、来年度の家計が少し楽になります。
積立もあれもこれもなんとかしたい・・・という気持ちは分かるのですが、まずは学資保険を片付ける、次は入学金を片付ける、それらの支出が整理できたら医療費などの積み立てを始めるなど、優先順位をつけてひとつずつ手をつける方がよいような気がします。
特に医療費については、保険にかなり加入されているようですので、保険をやめて医療費積立に切り替える、または保険がしっかりしているなら医療費積立はしないなどの工夫をしてもよいと思います。
また、高校生のお子さんにももう少し学校生活に慣れたらアルバイトをさせて、小遣い、スマホ代、習い事くらいは自分で支払わせるのもひとつの手です。
家計をラクにする・・・という観点から工夫できるとしたらこの辺かな?と感じます。
ただ、実際には、それはやりたくない、どうしてもムリというような事情があると思いますので、事情に合わせて臨機応変に考えていただければと思います。
4.おそらく今後の家計は・・・
おそらく今後の家計は、上記のような工夫をすることで、年間10~30万円前後の支出の整理ができるかどうか・・・というところかな?と感じます。
もしこれでも心配な場合は、もう少し奥様の収入を上げるということを検討するというのもひとつの手です(扶養内でもう少し収入あげられると思います)。
今後は、
次男学資保険 150000
次男入学金返金 10000(長男の学資保険から出したのでそこに返金。15万になるまで)
こちらの支出が年々負担が軽くなると思いますので、そちらで年々明るくなる家計設計にできるように工夫できるとよいかな?と感じます。
5.まとめ
質問者様の家計は、教育費がかさんでいる家計と言えます。そんな中非常によく頑張っている家計と感じます。
ですが、あと4年間辛抱すれば、一番上のお子さんは社会人。その頃ご主人は50代後半ですが、奥様はまだ40代。
真の貯め期は4年後からやってきそうです!仕送り分がなくなるだけでも年間108万円余裕がでるので、ご主人が定年までの数年の間にがっつり貯めるこころづもりで頑張りましょう。
早半年間の家計簿のご利用ありがとうございます。
家計の状況は、けっしてラクではないと思いますが、よく整理できていると思います!
半年間のご利用で、これだけ整理できているのはとても立派だと思います。
これだけの教育費の負担がある中でも決して赤字ではない点、貯蓄もある点に自信を持って家計管理をされていってくださいね。今は大変な時期なので、焦る必要はありません。
ご長男は国立大学、ご次男は私立の特進クラスと優秀なお子さん2人ですので、これから家計を十分に助けてくれる存在になりそうな気がいたします!お子さん2人のこれからが楽しみですね(#^^#)
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コメント
コメント一覧 (2)
大学生の国民年金は学生控除がつかえるはずです。
ご両親が、負担せずに申請されてみては、、、
と思いコメントさせていただきました。
はじめまして。
確かに国民年金は学生の特例が使えますね!
私も学生の頃の国民年金は学生納付特例制度を使って支払いを猶予してもらっていました。
もらえる年金の額が減ってしまうこともあり、社会人になってから追納しましたが、新卒の給料からさらに年金を追納するのは結構大変でした。
つくづく在学中のアルバイトで払っておけばよかった…と思ったものです。
そんな経験もあるのであえて特別にオススメはいたしませんが、お子さんのご希望によっては選択肢のひとつですね~^^
コメントありがとうございました!