倉島麻帆著「引き付ける話し方が身につく本」(紹介文)
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人から好かれる話し方、聞き方にはコツがあるといいます。
もちろん、そのコツは夫婦関係を良好に保つのにも使えます。
NHKのテレビ番組やラジオなど数々メディアに出演され、アパホテル社長やデヴィ婦人とも交流がある現役のフリーアナウンサー「CD BOOK 〈引きつける〉話し方が身につく本」の倉島麻帆先生にお話を伺いました。
「ほめる技術」を磨く
人は、「認められたい」「ほめられたい」「肯定されたい」と思っているものです。
ほめられて悪い気がする人はいません。
それは夫婦関係でも同じです。
現在、日本の夫婦の離婚率は30%ですが、家庭内別居や仮面夫婦もいれると、半数以上のカップルが破たんしていると言われます。
しかし、私は(恥ずかしながら)夫とラブラブです。
それは、私が夫を毎日ほめたり、感謝の言葉を伝えているからです。
良好な対人関係を築くコツの1つとして、ほめ言葉の「さしすせそ」を覚えましょう。
さ・・・「さすが」「最高」「爽やかですね」
し・・・「親切ですね」「信頼しています」
す・・・「すごい」「ステキ」「素晴らしい」
せ・・・「センスがいい」「世界一」
そ・・・「尊敬します」
全部覚えるのが大変であれば、「すごい!」「ステキ!」「素晴らしい!」だけで大丈夫です。
男女別のほめ方のポイントは、男性は大きくほめる(「世界一」は男性に対するほめ言葉です。男性は一位になりたいのです)。
女性は2位でもいいので、小さくてもコンスタントにたくさんほめることです。
また、男性は「能力・成果をほめる」と喜びます。「契約勝ち取られたの、すごいですね」「仕事できますね」「力強いですね」などです。
女性は、能力・成果よりも「行動(プロセス)」をほめると喜びます。「お客様への心配りが細かいですね」「よく気が利きますね」などです。また、女性は「美」に関することにやはり興味があるので、「センスいいですね」なども喜ばれますよ。
右耳に向かって話しかける
夫婦の間でも、時にはお願い事をしたい・・・という時もありますよね。
そんな時は、相手の右耳に向かって話しかけるというのが有効といわれています。
音声情報は、耳から入り神経回路を通って脳の言語中枢に到達します。
その神経回路が左耳よりも右耳の方が短く、音声処理も右耳の方が速いのです。
感情に関しても、左脳はポジティブベース、右脳はネガティブベースというイタリアの大学の研究があります。
そのため、右耳に向かって話しかけた方が、論理的にポジティブに受け取ってもらえるため、商談は相手の右側に座り、右耳に向かって話しかけるのがベストです。
逆に、愛を告白する時は、右脳と直結している左耳にささやく方が感情に訴え、成功しやすいでしょう。
誉め言葉と話しかける方向をほんの少し意識して、夫婦関係を今以上に良好に保てるようになるといいですね!
文:/倉島麻帆 編集/あき
倉島麻帆
フリーアナウンサー・スピーチコンサルタント
心理学・脳科学を取り入れ、セルフイメージを上げてあがらずに堂々と話す、技術だけでなく「心を込めて話す」方法など、SMBCコンサルティング(三井住友銀行グループ)・三菱電機、ソフトバンクをはじめ、のべ3万人以上にセミナー・研修を行っている。
※今回は、倉島麻帆先生にゲスト記事をいただきました!
芸能人や各界の著名人との交友の深い倉島さんに当ブログに記事をいただき光栄です^^
ありがとうございました!
倉島さんのご著書はビジネスパーソン必読!の内容が盛りだくさんで素晴らしいですね!
私も倉島さんのご著書で勉強します!
↓倉島麻帆さんのご著書はこちらです。
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