先取り貯金はする?しない?給料をもらってからのお金の流れは?
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こちらは、日頃の家計管理に関する疑問や質問に家計簿・家計管理アドバイザーがお答えするコーナーです。
※その他免責事項をお読みください。
初歩的な質問で申し訳ないですが、給料日に生活費を銀行からおろしてくるということですが、その際貯金は先取り貯金として最初に取り分けて貯蓄用通帳に移動するのですか?
それとも月末に余った金額を移動するのですか?
先取り貯金という言葉が今まで出てきていないようだったので質問させていただきました。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「先取り貯金をする時のお金の流れ」についてですね。

先取り貯金とは、給料が出た時にすればいいのか、あとから余ったお金を貯金すればいいのかというご質問ですね。
結論からお伝えすると、先取り貯金とは「給料を生活費として使用する前に行う貯金」のことです。
給料が出た後、生活費などに使いこむ前に貯金をするので「先取り」という言葉が使われます。
したがって、質問者様がおっしゃる「月末に余った金額を貯金口座に移動する」というやり方は、「先取り」ではなく、通常の「貯金」と考えられます。
「先取り貯金」を行いたいのであれば、給料日に生活費をおろしてくる際に貯金をするということになると私は考えます。
給料天引きで貯金をしたり、自動積立などを利用して貯金をしたりする手法も、先取り貯金のひとつと考えます。

先取り貯金のやり方は、給料天引きや自動積立などの方法がありますが、それらの手法を利用しない場合は以下のようなやり方があります。
わが家も先取り貯金をすることがありますが、以下の手順で行っています。
①お給料が出たら、全額を引き出す
↓
②家賃などの固定費の分を「生活費口座」に入金
↓
③毎月定額を生活費として現金で持ち帰る分として確保
↓
④「給料ー固定費ー生活費」で余ったお金を「貯金口座」または「特別費口座」に入金
気になる人は、順番をいれかえ、まず貯金口座にお金を移し、次に引き落とし口座と現金持ち帰り分に振り分けてもかまいません(結果は同じです)。
私の場合は、上記のようなやり方で先取り貯金を行っていますよ。
細かな点では、特別費のお金を別途持ち帰ったりしていますが、流れがややこしく感じると思いますので、分かりやすさを重視してここでは書きません。

先取り貯金をすると、貯金は支出になるのだろうかと考えてしまう方が時々いるのですが、私は「貯金を支出」としては考えません。
先取り貯金で口座に入金したお金は、口座間でお金を移動しただけです。
私の家計簿には口座残高を記入する欄があるので、口座残高のみを増やしています。
なお、家計簿アプリで家計簿をつけている場合、このようなお金の移動が自動的に「支出」になってしまうことがあるので、「振替」に設定しなおした方が良いと思います。
参考にしてみてくださいね。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/21854
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11540
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/6757636
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/6760198
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16175
※その他免責事項をお読みください。
今回のご相談内容
初歩的な質問で申し訳ないですが、給料日に生活費を銀行からおろしてくるということですが、その際貯金は先取り貯金として最初に取り分けて貯蓄用通帳に移動するのですか?
それとも月末に余った金額を移動するのですか?
先取り貯金という言葉が今まで出てきていないようだったので質問させていただきました。
(あきの答え)
ご質問ありがとうございます。家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。
「先取り貯金をする時のお金の流れ」についてですね。
先取り貯金とは?

先取り貯金とは、給料が出た時にすればいいのか、あとから余ったお金を貯金すればいいのかというご質問ですね。
結論からお伝えすると、先取り貯金とは「給料を生活費として使用する前に行う貯金」のことです。
給料が出た後、生活費などに使いこむ前に貯金をするので「先取り」という言葉が使われます。
したがって、質問者様がおっしゃる「月末に余った金額を貯金口座に移動する」というやり方は、「先取り」ではなく、通常の「貯金」と考えられます。
「先取り貯金」を行いたいのであれば、給料日に生活費をおろしてくる際に貯金をするということになると私は考えます。
給料天引きで貯金をしたり、自動積立などを利用して貯金をしたりする手法も、先取り貯金のひとつと考えます。
先取り貯金のやり方

先取り貯金のやり方は、給料天引きや自動積立などの方法がありますが、それらの手法を利用しない場合は以下のようなやり方があります。
わが家も先取り貯金をすることがありますが、以下の手順で行っています。
①お給料が出たら、全額を引き出す
↓
②家賃などの固定費の分を「生活費口座」に入金
↓
③毎月定額を生活費として現金で持ち帰る分として確保
↓
④「給料ー固定費ー生活費」で余ったお金を「貯金口座」または「特別費口座」に入金
気になる人は、順番をいれかえ、まず貯金口座にお金を移し、次に引き落とし口座と現金持ち帰り分に振り分けてもかまいません(結果は同じです)。
私の場合は、上記のようなやり方で先取り貯金を行っていますよ。
細かな点では、特別費のお金を別途持ち帰ったりしていますが、流れがややこしく感じると思いますので、分かりやすさを重視してここでは書きません。
先取り貯金と家計簿

先取り貯金をすると、貯金は支出になるのだろうかと考えてしまう方が時々いるのですが、私は「貯金を支出」としては考えません。
先取り貯金で口座に入金したお金は、口座間でお金を移動しただけです。
私の家計簿には口座残高を記入する欄があるので、口座残高のみを増やしています。
なお、家計簿アプリで家計簿をつけている場合、このようなお金の移動が自動的に「支出」になってしまうことがあるので、「振替」に設定しなおした方が良いと思います。
参考にしてみてくださいね。
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/21854
https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/11540
関連記事
合わせてご覧いただくと、理解が深まります!
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https://kakeibo.kosodate-info.com/archives/16175
コメント
コメント一覧 (2)
とても基本的な質問で恥ずかしいのですが、通帳を分けることは実践していますが、金融機関がバラバラで…同じ金融機関に複数の口座を開設することが可能なのでしょうか?
当ブログをご利用いただきありがとうございます!ご質問もありがとうございます。
せっかくいただいたご質問なのですが、当ブログではコメント欄からのご質問の回答を行っておりません。
ご質問は受付いたしますが、順番にブログにての回答となります。
回答は約1ヵ月ほどかかることがあります。順番でお待ちいただいている方がいるためご理解いただければ幸いです。
次回からは↓以下メールフォールをご利用下さい!
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